【馬穴】なんて読む？「うまあな」ではありません。みんながよく知るあるモノの名称なんです【意外と知らない漢字クイズ】

普段カタカナで目にする言葉にも、実は漢字表記があるものがあります。今回ご紹介するのは「馬穴」。"馬の穴"とは一体何を表す言葉でしょうか？

「馬穴」と漢字の並びだけ見ると、"馬の鼻の穴"や"馬が入れるような大きな穴"などを想像してしまいますよね。読み方はもちろん「うまあな」ではありません。

では意味を見てみましょう。

『ブリキ・ポリエチレンなどで作った、桶形の容器。持ち運ぶための鉉（つる）が付いている』

どうやら「馬」は全く関係ないようです。ではここでヒント！「馬穴」を使った例文をご紹介します。

"馬穴をひっくり返したような雨"

…ピンときましたか？

「馬穴」以外に、「馬尻」と書いても「バケツ」と読みます。どちらも当て字ですが、お尻を指す「ケツ」という言葉はいわゆる俗語のため、「尻」と書いて「ケツ」とは通常読みません。それにしても「バケツ」に「馬穴」や「馬尻」の漢字を当てるなんて面白い発想ですね。

まとめ／meiko 参考／デジタル大辞泉（小学館）