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保育園は選ぶ時代に!「こんなはずじゃなかった」を防ぐ保育園見学のチェックポイント

  • 2025.9.14

こんにちは!保育士のはるです。10月、11月が翌年4月入園の保育園入所の申し込み締め切りという自治体も多く、保育園見学もいよいよ大詰めという方も多いのではないでしょうか。「近いから」「評判がいいから」といった理由で入園を決めたあと「思っていた保育と違った」「先生との価値観が合わない」と感じること、実は少なくありません。保育園見学は、そんなミスマッチを防ぐために事前に確認できるチャンス。でも、限られた時間で何を聞けばいいのか、どこを見ればいいのか迷いますよね。この記事では、現役保育士の視点から見学で本当に確認すべきこと、質問すべきことをまとめました! 待機児童が少なくなり、どこでもいいから保育園に入れればいいという時代から、保育園を選ぶ時代に変化してきています。お子さんや保護者にとって、良い園をみつけていきましょう。

保育園って誰のもの?価値観を照らし合わせる

問題です。保育園って誰のものでしょうか? 保護者のためのもの? 子どものためのもの?その視点、価値観で保育園を選ぶ際の見方も変わってきます。

保護者が便利な保育園を選ぶ

保育園が保護者のためのものであると考えるのであれば、保護者にとって便利な保育園を選ぶと入所後のギャップは少なくなるかと思います。・荷物が少ない・手作りアイテムや保護者の参画が少ない・送迎の楽さ、距離、駐車場・駐輪場の有無・休日の保育園の預け方・土曜保育は就労ではなくても預けられるか子どもと離れてリフレッシュすることも大切だと考えている、仕事の荷物が多く園の荷物をあまり増やしたくない、など保護者の希望を明確化すると判断しやすいと思います。保護者向けのサービス(連絡帳のアプリ化、手ぶら登園、オムツのサブスクなど)も増えてきているので、導入している園なのかを確認してみるのも良いですね。

子どもにとって最善の園を選ぶ

保育園は保育園で過ごす子どものためのもの、メインは子どもで考えたいという方は、子どもが保育園でどんな経験をしてきてほしいかを掘り下げてみるのが良いと思います。・どろんこ遊びやボディペインティングなどダイナミックな遊びを楽しんでほしい・身体を動かすことが好きだから、戸外遊びが多い園・英語や体操教室といった外部講師による活動が多い園・保育士の人数が多く、手厚く見てもらえる手作り指定の荷物があったり、多少駅から離れていて送迎が大変……となっても、子どもの保育環境をメインでというのであれば、どんな経験ができるのかをメインに保育園を見ていくと良いですね。保育環境や方針は園によって様々。特に散歩といった戸外での活動の頻度は園によって大きく違います。また、戸外で活動する園は服も泥や砂で汚れがち。園でたくさん遊んできた証拠ではあるものの、できれば帰宅してからの労力は最小限にしたい……のであれば、人工芝の園庭がある保育園などがおすすめです。

隣の芝生は青く見える⁉ありがちな「良さそうな園」

これ便利そう!素敵!と思っても、実は入園してみると「こんなはずじゃなかった」となることも。良かれと思った設備が裏目に出ることもあるので、そんな「あれ?こんなはずじゃなかった」を紹介します。

キッズデザイン賞受賞……だけど

最新の設備が揃った新設の園は、ピカピカのきれいな園舎、ホールが真ん中にあってどの教室からも出やすい! 大きな吹き抜けで棚一面絵本が飾られている……! など一見とても良さそうですが、実は子ども目線で考えると「めちゃくちゃ使いづらい」という場合もあります。・新設園は、設備は最新でも「保育体制」がまだ不安定なことも・職員の連携が不十分、園としての方針が固まっていない・棚一面の絵本……結局地震対策で空の部分が多い・ロフトや秘密基地など、子どもにとって楽しそうな空間だけど保育士から死角になっている新築=いい園とは限らないので「人」「雰囲気」「保育の中身」をチェックすることが大切です。新園でまだ施設も建っていない場合は、系列の保育園を見てみるのも良いですね。私も立ち上げを経験していますが、保育園が良い意味で落ち着くのは3年ほど経ってから。それまでは行事や保護者対応などに「あれ?」と感じる部分は出てくるかと思いますが、一緒に保育園を作り上げたと感じる保護者の方も多く、保護者の声が反映されやすいと感じたのも事実です。

布おむつって本当にいいの?

トイトレが早く終わる、オムツを買う量が少なくなる……一見すると良いことが多く感じる布おむつですが、こちらも意外な落とし穴が。・使った布おむつは持ち帰り→洗濯の手間が増える・感染症時期に下痢などが漏れやすい・替える頻度が少ないとかえってかぶれやすくなる・災害避難時、布おむつでは心もとない子どもたちの園は布おむつの園でしたが、基本的に保護者が取り換えるのはカバーのみ。布おむつ自体はリースだったので、洗濯することもありませんでした。実際上の子は2歳児クラスの初めにはオムツがとれていたので、オムツを購入する回数も少なく結果としてメリットが多かったです。とはいえ園によって対応が違うので、ここは確認しておきたいところ。とくに便がついた下着の対応や、災害時は紙オムツを使うのかといった細かいところも確認しておくと良いですね。

連絡帳はアプリで便利!とはいえ意外な落とし穴も

保育士の業務負担改善、保護者の負担を減らす意味合いでも、最近は連絡帳や欠席連絡などをアプリで行うようになった園が増えました。実際に働く側としても、保護者の休み連絡やちょっとしたやりとりにアプリを使用するのは便利に感じる一方で、使いこなせていないなと感じる点も。・アプリでの出欠連絡の時間が決まっている・各部屋にPCやタブレットがなく、保育士にアプリで伝えたことが伝わっていない・連絡帳はアプリだがおたよりは紙ベース・アプリが中心になってしまい、保育者と直接のやり取りが減ったアプリで連絡を取り合っているとはいえ、直接対面でやり取りすることも大切。保育士と話しやすい雰囲気かどうかも、園見学でチェックしてみると良いですね。

ここは聞くべし!保育園見学の質問リスト

① 保育園での活動や外に出る頻度は?外遊びの頻度、雨の日にどんなことをしているのか、夏場にどのくらい戸外に出る機会があるか。ホールがない場合は室内でどのくらい運動遊びを楽しんでいるかもチェック!② 子ども同士のトラブルがあったときの対応は?かみつき・ケンカなどへのスタンスが確認できます。かんでしまった側には伝えない、保護者に連絡して保護者同士で謝ってもらうといった対応をとる園も。③ 保護者とのやりとり、保護者参加の行事の有無連絡帳の有無、送迎時の会話、保護者会の頻度など。特に土曜に仕事がある方は行事の日に土曜保育が利用できるかもあわせて確認を!④ 食事、お昼寝はどんな体制でとっていますか?アレルギー対応、雰囲気(黙食/会話あり)など、子ども主体の保育で一番差が出やすいのが食事とお昼寝。寝たくない子への対応や起きてしまった子への対応、どのくらいの時期までお昼寝があるかも確認できると良いですね。⑤ 園の方針として大切にしていることは?「遊び中心」「集団行動重視」など、価値観を知るきっかけに。そもそもここで返答に詰まってしまうようであれば、園の方針を理解していない証拠でもあります。⑥ 職員の人数は規定以上?対人数は自治体によっても異なるので、すぐに理解するのは普段保育をしている側でないと難しいですが、フリーの先生がどのくらいいるのか、担任が休んだ時の対応などを聞いておくと安心。早番・遅番専従のパートさんがいると手厚い反面、担任になかなか会えないという弊害もあります。⑦ 慣らし保育の進め方、仕事休みの日の対応「1週間で終わります」と言い切る園には要注意。子どもの様子を見て進めるのがベスト。ただ自治体によっては1日復帰が必須だったりするのでそこは合わせて確認したいところ。仕事休みの日に預けられるかも園によって対応が違うので、確認しておきたいですね。

園の本音を質問で聞く

園見学に対応している保育士への質問の仕方によって、思わぬ本音を聞きだすことができることも。「◯◯はやってくれますか?」「これってやりますか?」と聞くと、「はい」「いいえ」しか答えづらいですが、保育園側の方針を深く聞きたいのであれば、回答が複数得られる質問が良いですよね。「活動はどんなことをしていますか?」「トイトレはどのように取り組んでいますか?」と聞くと、園のスタンスが見えてきます。また、「○○ってダメですよね?」と聞くと、園が否定されたように感じることも。「◯◯についてどう考えていますか?」と聞くと、意見を引き出しやすくなります。

違和感は見過ごさない!保護者のカンは当たりやすい

・子どもが叱られている声が響いていた・ 保育士同士の私語が多い、声が大きい・ 見学中ずっと廊下に通され、保育の様子が見えなかった・ 園長と保育士がなんだかぎくしゃくしている……保護者の「あれ?おかしいな?」というカンは意外と当たるもの。保育園ってこういう場所なんだ、ではなく「あれ?」と思ったことはメモしておくと、後々他の園を見た時に「あれってやっぱりおかしかったのかも」と気づくきっかけにもなります。どんなに人気の園でも、自分の子に合うか、家庭の価値観に合うかどうかは別問題です。のびのび自由な方が伸びる子もいれば、ルールやルーティンで安心する子もいます。大切なのは「○○な保育が正解」ではなく、「わが子が過ごしやすいかどうか」「わが家の価値観とあっているか」を基準にすること。入園はゴールではなく、子どもが社会に出る最初のステップでもあり、長いと6年間関わる場所。モヤモヤしたままだったり、嫌な思いをして過ごしたくはないですよね。「こんなはずじゃなかった」を防ぐために、納得いくまで見学してみてくださいね! 何か所かめぐって比較していけば、「ここだ!」という理想の園が見つかりやすいかと思います。

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Blog:保育士ママのリアルな毎日

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