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「行きつけ」でリセット、純喫茶で旅気分を味わう…大人女子こそ【喫茶店】をかしこく使うべし!

  • 2025.9.13

仕事にプライベートに趣味に、大人女子とは忙しいもの。仕事はもちろん大事だけれど、好きなものを愛でる時間を確保して「自分に戻る」ことも大切だ。子育て中なら、なおのこと。短くてもしっかり自分のための時間をもつことで、仕事や家のこともさらにがんばれるように思っている。
 
そんな自分時間への切り替えをする「儀式」を持っている人も多いと思うけれど、きょうご紹介する本『続 喫茶の効用 実践編』の場合は「喫茶店」をそのスイッチにしている。

喫茶店を「スイッチ」にして気分転換をする

たとえば、行きつけの店で「自分らしさ」を思い出す。休憩時間が限られているからこそ、濃厚な純喫茶で旅するように気分転換をする。自分をリセットして「モブになる」ために、あえてチェーンの店に行く。などなど。
 
コーヒーを飲むだけでも気分転換になるなと思っていたけれど、喫茶店というムードのある場所に通って、時間を過ごす、ということが「効く」というのは、なんとなくわかる。それに、喫茶店ならではの、バタートーストとか、パフェとか、クリームソーダとか……そんなレトロなメニューを味わうのも、ある種のアトラクションみがあって、これも気分転換になりそう。

『続 喫茶の効用 実践編』は、いろいろな気分の切り替えにおすすめの喫茶店を紹介するガイドブックで、写真ではなくイラストで、店のメニューや内装などを切り取っている。いまをときめく精神科医の星野概念さんのコラムや、筆者との対談が載っているのも豪華。

見て!こんなにギュッと描き込まれたイラストで喫茶店を紹介してます。細かいところまで読むのが好きな私にはたまりません!

喫茶店で「ひとり」の世界にダイブ!!

今回、この本で「深く『ひとり』になりたいとき」におすすめとあった、下北沢の「Jazzと喫茶 囃子(はやし)」に足を運んでみた。ジャズを中心とした音楽喫茶で、大きな音量のBGMがここちよい。この音によって、ひとりの世界におこもりできるような感覚だ。

大きな音量の音楽が流れているだけで、時間が何倍にも濃くふか〜く感じられます。音のせいか、ほかのお客さんも遠くに座っている感覚になり、どっぷり。ああ〜……ひとり時間が尊い!!

コーヒーフロート1,200円と米粉と豆腐のココアブラウニー770円を。アイスがもりもり過ぎて!!!(フロートに目がいきがちですがケーキにもアイスが添えられてます)

こぼれそうなアイスと格闘するような時間がいっとき流れましたが、それも一興。インテリアやカトラリーにも雰囲気があって、そんなことでもしみじみ、いい気分にさせてくれます。

イラストではこのように紹介されていました。見たとき正直、ほんとかよ、と思ってしまいましたが、マジでたっぷりだったし声が出た!!!

ひとり席が多いのも心強い! おひとり様が推奨されているよう……!

Jazzと喫茶 はやし
東京都世田谷区北沢2丁目9−22 Eiko下北沢ビル 3F
15時~(L.O.23時)
火・水曜休

下北沢のスーパー「オオゼキ」の裏です。

1時間あまりの滞在だったのですが、体感はもっと長く感じられ、とてもリフレッシュできた。思いきりひとりを満喫できたように思えて、また明日もがんばろう! という気持ちに。旅行よりもミニマムな、喫茶店を使っての気分転換、おすすめします。

『続 喫茶の効用 実践編』
著者 :飯塚めり、星野概念
出版社:晶文社
価格 :1700円+税

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