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「もしかしたら」振った相手が家族でいる姿を見かけて現実逃避。元カノの隣にいるのは僕だったのに|ママ広場マンガ

  • 2025.9.12

ヒロトさんには、3年も同棲したマイさんと結婚の話もしていたにもかかわらず、浮気したアユミさんとの間に子どもができたため、アユミさんとの結婚を決めてマイさんの元を去った過去がありました。マイさんは一時期は気持ちが荒れて恋愛から遠ざかったものの、カイさんというイケメンで誠実な男性と出会い結婚して幸せになっていました。そうとは知らないヒロトさんと妊婦のアユミさんとの新婚生活は、アユミさんがほとんどの家事をヒロトさんに任せきりにし、生活に追われていました。疲れたヒロトさんは時々ふとマイさんのことを思い出すようになり、マイさんが同棲していたアパートを引越していないことを知ると、自分にフラれてまだ泣いているかもしれないと思い込み、マイさんがまだ自分の事を想っていると確信。やがてアユミさんが出産すると、ヒロトさんは心からアユミさんと赤ちゃんを幸せにしようと誓いました。アユミさんを労わり、仕事もしながら家事も育児も全て1人で任されるヒロトさんは、徐々に精神的にも肉体的にも疲弊。その頃、マイさんの妊娠がわかり、カイさんは海外にいる日程を調整し、無事出産に立ち会うことができました。その頃、仕事に出かけるアユミさんに育児を託されたヒロトさんは、子どもにご飯を食べさせていました。

「マイと結婚したらもっと楽しかったのかな・・」妄想が止まらない

ママ広場

アユミさんが出産し、育児に家事にとバタバタのヒロトさん夫婦。アユミさんができないことをヒロトさんが全て担っていました。ちょうどその頃、妊娠がわかったマイさんはカイさんに報告。出産のタイミングで帰国できるよう調整し、無事立ち会うことができたのでした。

そして、「ソウ、保育園行こうか」とソウくんに声をかけるヒロトさん、「うん」とソウくんが返事をし家を出ると、
「あれ?マイ?」ヒロトさんの目のまえに小さな女の子を連れた夫婦の姿が。それは確かにマイさんでした。

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「マイ、結婚したんだ。幸せそうだったな」と思いながら、胸に走るズキっとした痛み。そして、「もしかしたら、あそこに立っていたのは僕かもしれない」と心の中で呟きました。

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そして家では・・。
「でねー!今日ねー、おともだちがー」とお話が止まらないソウくんのお世話と家事に追われるヒロトさん。やっと一息つくころには「あー疲れた」と座り込んでしまいました。

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そしてまた、「マイと結婚したら、もっと楽しかったのかな・・。『ヒロト、おつかれさま』なんて、「疲れた~って話したら、お茶とか持ってきて、『私やるから少し休んでて。とか言ってくれただろうな・・」と妄想が止まりません。

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その後、
「ただいま~。あー疲れた」と帰って来たアユミさんに、「おかえり。ごはんできてるよ」とヒロトさんが言うと、「あー。ごめん。会社の人と食べてきた」と一言。「えっ、それなら早めに連絡くれたらいいのに」とヒロトさんが不満を言うと、

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「私だって忙しいんだってば!お風呂湧いてる?」アユミさんの勢いに「あ・・うん」とヒロトさんが答えると、「じゃ、入ってくる。お風呂上がったら、そのままソウと寝るね」アユミさんにそう言われ、「あ・・うん」と答えるしかできませんでした。

ある日のこと。ソウくんを保育園に送って行くヒロトさんが、家の外に出ると、マイさん家族を見かけました。「もしかしたら、あそこに立っていたのは僕かもしれない」と呟きつつ、ソウくんのお世話や家事に奮闘していると、仕事を終えたアユミさんが帰宅。ごはんを作って待っていたヒロトさんに「会社の人と食べてきた」と言われ、不満を伝えるヒロトさん、マイさんを思うのは、アユミさんとの生活からの逃避なんでしょうね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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