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やけに親し気に寄り添う元同級生。夫の反応をさりげなく見つめる妻。私の居場所を奪った女|ママ広場マンガ

  • 2025.9.12

シズクは高校の同級生だったワタルと結婚し、地元で幸せに暮らしていました。娘ミズキの授業参観のため小学校へ行ったシズクは、ミズキのクラスに転校してきたアカリの母親が、高校の同級生カエデだと知って驚きました。卒業以来地元を離れていたカエデが、戻ってきていたのでした。その夜シズクはさっそく夫にカエデに会ったことと、プチ同窓会を開くことになったことを伝えました。寡黙なワタルは「みんな忙しいだろ?」と冷静な対応をしていましたが、ふと切ない表情をしたことを、さり気なく反応をうかがっていたシズクは見逃しませんでした。
少し経ったある週末、シズクが家族でショッピングモールへ出かけると、ミズキがアカリの姿を見つけて声をかけますが、そこにはいつも仲良くしているユウちゃんとレイちゃんの姿もあり、しかもミズキに気付くと慌てて「偶然あったの!」と言い訳。自分だけ誘われていないミズキはちょっぴり傷ついた様子です。娘を励ましつつ、それぞれのお母さんたちはみんなでお茶していることを知ったミズキも、内心ではうちだけ仲間外れにされたのかな、と軽くショックを受けていたのでした。

地元に戻った女のために「特別」参加した同級生

ママ広場

久しぶりに地元に戻ったカエデのために、プチ同窓会が開かれ、私は夫と一緒に参加しました。久しぶりに高校時代の同級生が集まり、みんな楽しそうです。「も~!帰ってきてるなら連絡してよ!」という地元の仲間に笑顔で「ごめんごめんバタバタしてて」と答えるカエデ。私も、カエデが帰ってきていたなんて全然知らなかった。カエデは誰にも言っていなかったようです。

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ワタルとカエデも久しぶりの再会です。「元気そうでよかった」と言うワタルに「うん・・・ありがと。」ちょっと素っ気なく聞こえるけれど、ワタルらしい挨拶かも。私は他の友達と話し始めたワタルの姿を見つめていました。

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しばらくすると、「ごめん!遅くなった!」と言ってショウマが到着しました。「おっショウマ!ショウマが参加するなんて珍しいじゃん!」と言われると、「今日はカエデがいるから特別!」と言ってショウマは明るく言いました。相変わらずのショウマは、陽気で誰とでも気軽に話すタイプ。

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「あ~っ疲れた~!」と言いながら、ショウマは当然のように、カエデの隣に座りました。カエデも「ショウマお疲れ」と、ショウマの隣にいるのが自然な感じです。しばらくすると、ショウマのスマホが鳴りました。

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ショウマはスマホを確認すると、それを隣のカエデに見せて2人でくすくす笑い合いました。そして顔を寄せ合って自撮りツーショットをパシャリ。そんな2人のことをじっと静かに見ているワタルの姿がありましたが、その後も仲良く話すショウマもカエデも、気づいていないようでした。

久しぶりに地元に戻ってきたカエデさんですが、地元にいたショウマさんとは連絡を取り合っていたのか、特別に親しい感じがしますね。2人のことをじっと見つめるワタルさんも、そんな夫を静かに見ているシズクさんも気になります。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。

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