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【50代のバイト事情】スキマバイトの「スポットワーク」利用者が急増中!

  • 2025.9.17

空いた時間に働ける「スポットワーク」や「スキマバイト」が人気です。時間や場所にとらわれず、体力に合わせて働けることから50代の利用者も急増中。50代女性に人気の業種や、トラブルを防ぐための注意点を解説します。

注目の働き方「スポットワーク」

近年は「スポットワーク」「スキマバイト」などの働き方が急増しています。スポットワークが注目されている理由や働く人の実態を見てみましょう。
※この記事でのスポットワークとは、短時間・単発で雇用され働く就業形態を指します

柔軟な働き方が人気

スポットワークは副業をしている会社員や主婦、フリーランス、学生など幅広い世代の人が利用しています。平日のスキマ時間や休日に働くほか、「旅行先で働く」という新たなスタイルも増加中。
 
スポットワークが広まっている背景には、働き方の多様化やスマートフォンの普及、マッチングアプリの進歩などがあります。利用者は自分の空いている時間に効率よく働けて、企業側は繁忙期や欠員が出たときの人手不足を解消できます。
 
また、長期的に働くことを検討している場合、まずは体験することでミスマッチによる離職を減らせるため、この点も利用者と企業側の双方にメリットがあるといえるでしょう。

スポットワークの実態

「日本労働組合総連合会」による「スポットワークに関する調査2025」の結果を見てみましょう。
※2024年12月2日~12月4日の3日間で15歳以上のスポットワークで働いている人またはスポットワークで働いたことがある人1,000名に調査

働く理由:1位は「生活のために収入を得たい」

スポットワークで働こうと思った理由は、1位が「生活のために収入を得たいから」でした。ほかに「空いている時間を有効活用したいから」「自分に合う仕事か確認したいから」「面接などがなく簡単に働けるから」「好きなことや専門性を活かして仕事がしたいから」などの理由がありました。

スポットワークを行う頻度:1位は「月に1回以下」

どのくらいの頻度でスポットワークを行っているかは、1位が「月に1回以下」(42.7%)、次いで「月2~3回程度」(20.2%)、「週1回程度」(15.1%)、「週に2~3回程度」(11.9%)、「週に4~5 回程度」(6.7%)、「ほぼ毎日」(3.4%)という結果でした。

スポットワークの月収:平均は「2.8万円」

スポットワークにおいて、1か月平均でどれくらい収入を得ているかは、「5千円未満」(22.6%)、「5千円~1万円未満」(15.6%)、「1万円~2万円未満」(15.0%)などの回答が多く、平均は2.8万円でした。中には10万円以上(5.9%)という人も。

参考サイト:スポットワークに関する調査(日本労働組合総連合会)

50代の利用者も急増中!人気の業種は?

多様な働き方が進む中、スポットワークをはじめる50代女性が増えています。

50代もスポットワークで活躍中

スキマバイトのマッチングサービス「タイミー」を例に挙げると、10代~60代のワーカーが利用しており、そのうち50代は11.7%です。(2024年2月現在。)タイミーは18歳以上が利用でき、年齢の上限は設けておらず幅広い世代が活躍しています。

参考サイト:タイミー公式サイト

50代女性に人気の業種

スポットワークにおいて、50代女性に選ばれている主な業種をご紹介します。未経験でもできるものから専門性を活かせるものまでさまざまな仕事があります。

● 倉庫作業
梱包・ピッキング・検品・搬出入作業など

● オフィスワーク
データ入力・電話対応など

● 飲食店
ホール・キッチン・洗い場など

● スーパー・コンビニ
品出し・接客・レジ業務など

● イベントスタッフ
会場設営・チラシ配布・誘導など

● ホテル・清掃
ホテル業務・施設などの清掃

● 保育
保育補助・園内整備・学童指導員・散歩・付き添いなど

● 介護
入浴介助・食事介助・施設内移動介助など

● 医療機関
医師・看護師・医療事務など

● そのほか
野菜や果物の収穫・稲刈り・酪農など

スポットワークを利用するときの注意点

手軽に利用できるスポットワークですが、日本労働組合総連合会の同調査によると「仕事内容が求人情報と違った」などのトラブルを経験した利用者もいます。ここでは、スポットワークを利用するにあたり知っておくべき注意点を解説します。

応募から労働契約までの流れを知ろう

スポットワークでは、スポットワーク仲介業者が運営するアプリを用いて、雇用主が掲載した求人に利用者が応募し、面接なしでその求人と応募がマッチングすることが一般的です。

労働条件を確認しよう

応募前に具体的な労働条件など(就業場所、業務の内容、就業時間、雇用形態、賃金など)を確認しましょう。

労働契約を確認しよう

労働契約が成立してから仕事を開始するまでに、労働契約の内容を確認しましょう。賃金の支払いなどの義務は労働契約を結んだ雇用主に生じます。労働条件通知書で雇用主が誰であるかを確認しましょう。
 
労働条件通知書は雇用主が交付するか、またはスポットワーク仲介事業者が代行して交付する場合もあります。交付されない場合は雇用主に労働条件の明示を求めましょう。

トラブルがあったとき

● 給料が支払われない
期日までに給料が支払われなかった場合はスポットワーク仲介事業者に確認しましょう。

● 通勤中や仕事中にけがをした
通勤中または仕事中にケガをした場合は、就労先の事業について成立する保険関係に基づき労災保険給付を請求できます。まずは雇用主に連絡しましょう。

● ハラスメントを受けた
雇用主や上司などからパワハラやセクハラなどを受けた場合は、総合労働相談コーナーに相談しましょう。総合労働相談コーナーは各都道府県労働局、全国の労働基準監督署内などに設置されています。

参考サイト:「スポットワーク」の注意点(厚生労働省)

(まとめ)
体力に合わせて新しいことにチャレンジできるスポットワークは50代にも人気です。注意点を理解したうえで、新たな働き方として取り入れみるのもよさそうです。


構成/大人のおしゃれ手帖編集部 画像協力/PIXTA
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

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