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「小指から骨が…!」トイレで転倒した私が見たまさかの光景。糖尿病を軽視した代償は【体験談】

  • 2025.9.10

これは、私が糖尿病を発症してから数年が経ったころの出来事です。当時、糖尿病に対して特別な治療は受けておらず、自己流で食事制限や軽い運動をおこなう程度でした。

持病を楽観視していた

当時の私は、持病の糖尿病に対して「大丈夫だろう」と、楽観的に考えていたのだと思います。そんなある日、自宅のトイレで立ち上がろうとした瞬間、バランスを崩して後ろ向きに倒れてしまいました。

一瞬何が起こったのかわからず、しばらくぼうぜんとしていました。そして、左足の小指に違和感を覚え、ふと床を見ると血がついていたのです。

小指の向きが変…!?

恐る恐る足元を確認すると、小指が不自然に上を向き、皮膚が裂けて骨が見えていました。左足を軸に回るように倒れた拍子に、強くぶつけてしまったようです。

けれど、そのときはあまり痛みを感じませんでした。糖尿病の影響で足の感覚が鈍くなっていたのだと思います。

やむを得ず切断することに

私はそのけがのことを家族には言えず、しばらく隠して過ごしていました。しかし傷は悪化し、ついには壊死してしまいました。異変に気づいた家族に発見され、病院に連れて行かれましたが、すでに手遅れで、小指を切断することになってしまいました。

今振り返ると、当時の私は糖尿病を本当に甘く見ていたと痛感します。自己流で「管理しているつもり」になっていただけで、実際にはきちんと向き合えていなかったのです。

まとめ

小指を失って初めて、糖尿病の怖さを思い知らされました。決して軽く考えてはいけない病気だと、身をもって知った出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者:山田太一/60代男性・無職。

イラスト:おんたま

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!


シニアカレンダー編集部

「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!


監修者:医師 医療法人ONE きくち総合診療クリニック 理事長・院長 菊池大和先生

地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。

ベビーカレンダー/シニアカレンダー編集室

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