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GAP「オールドネイビー」が日本市場撤退へ、2017年1月までに全53店閉鎖を発表

  • 2016.5.20
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米・Gap Inc. は、「オールドネイビー(Old Navy)」ブランドを日本市場から撤退させることを発表した。2017年1月の会計年度末までに日本で展開している全53店舗を閉店する。

1994年に誕生したオールドネイビーは、北米最大のカジュアルブランドとしてアメリカ・カナダ・日本・中国・フィリピンで1,000店舗以上展開。国内でも2012年7月の初上陸以来、GAPのファミリー向け低価格業態のポジショニングで、日本での出店を加速していた。

今後は、最近進出し直営店舗を展開するメキシコ市場を含む北米に軸を置くほか、中国市場とフランチャイズ事業を中心にブランドの成長が最も見込める市場に焦点を絞り、日本においてはGapとBanana Republicへの投資に焦点を絞るとしている。

「日本はGap とBanana Republicブランドにとって魅力的な市場であり続けると同時に、日本国内で合わせて200店舗以上を運営しており、私たちのグローバルポートフォリオの中で重要な位置づけにあることに変わりありません。」と、Gap Inc. の最高経営責任者、アート・ペックはコメントしている。

業界はもちろん、ファストファッション市場に大きなインパクトと影響を与えるニュースといえそうだ。

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