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GWボケが抜けない!? 心身ともに不調をきたす「五月病」の予防法5つ

  • 2016.5.19
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こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

ゴールデンウィークも終わり、いつもの生活に戻ったものの気持ちだけは何だかいつもと違う。 「当たり前にこなしていた仕事に集中できない」、「朝、起きるのがつらい」、「特に何かあるわけではないのに気持ちが落ち込む」。その症状、もしかしたら五月病かもしれません。

そこで今回は五月病の症状とその対策法をご紹介したいと思います。

●そもそも五月病ってなに?

この時期、よく耳にする五月病ですが、実は正式な病名ではなく医学用語でいうなら“適応障害” という病名にあたります。

学生から社会人になったり、部署移動があったり、新入社員が入ってきたりと周囲の環境に大きな変化が起こる4月から1か月ほど経過した5月は、新しい環境に適応できない、新しい人間関係がうまくいかない、イメージしていた理想と現実とのギャップなどのストレスが蓄積しがちです 。

そのため、

・食欲不振

・胃痛

・めまい

・不眠

・無気力

・イライラ

・気分がふさぎ込む

といった症状が現れます。

●食事での対策法

五月病の一因として挙げられるのが“幸せホルモン”とも呼ばれるセロトニンの分泌が減少すること 。

栄養学から見るとセロトニンは必須アミノ酸のひとつ、トリプトファン、炭水化物やビタミンB群から合成されます。

トリプトファンはマグロなどの魚類や肉類、納豆などの大豆製品といったタンパク質を多く含む食品にあります。

ビタミンB群は豚ヒレ肉やバナナ、青魚に多く含まれています。こうした食品を積極的に取ることが一つの対応策として考えられます。

●五月病を軽減する生活習慣5つ

●(1)朝、起きたらカーテンを開ける

カーテンを開けて朝日を浴びることでセロトニンなどのホルモンの分泌スイッチが入ります。

●(2)適度な運動をする

ウォーキングや軽いトレーニングなど、体を動かすことはストレスが発散されるだけでなく、睡眠の質が高くなる ので脳の休養が十分に取れます。

●(3)38~39℃のお風呂にゆっくりつかる

低い温度のお湯につかると、副交感神経が優位になるためリラックスすることができます。

●(4)ネガティブな情報を入れないようにする

自分が落ち込んでいるとついネットなどでも、ネガティブな情報に目が行ってしまいます。

これは「自分と同じような人がいるんだ」と安心感を得るのと同時に、さらにストレスを増大させる悪循環にはまりこんでしまう ので、できるだけ避けた方がいいでしょう。

●(5)リラックスできるアロマやハーブティを利用する

オレンジやカモミール、ラベンダーなどの香りはダイレクトに脳に働きかけ、リラックスさせてくれます。できるだけ自然の香りに触れる機会を増やしましょう。

「そんなこと、いいのは分かっている!」と思われるかもしれませんが、実行できているかは別問題。3日、一週間と「この期間はこれを必ずやる!」と決めて実行されてみてはいかがでしょうか。

【参考リンク】

・適応障害 | みんなのメンタルヘルス(厚生労働省)(http://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_adjustment.html)

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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