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「超売れっ子」「引っ張りだこ」1クールで2作品の出演…!元日向坂46女優の"大躍進"に大反響『シナントロープ』

  • 2025.10.27

テレビ東京系 ドラマプレミア23『シナントロープ』の第3話が、10月20日に放送された。初回放送後にTver見逃し配信再生数100万回を突破。その後もXでは考察が飛び交い、「伏線回収楽しみ」「考察はかどる」「予測不能」などコメントが多数上がっている。

本作は、アニメ『オッドタクシー』の脚本を手がけた此元和津也が、原作と脚本の両方を担当し、完全オリジナルとして描き下ろした作品である。監督を務めるのは、映画『もっと超越した所へ。』などで注目を集めた山岸聖太。二人のタッグによる、新感覚のミステリードラマだ。

冴えない大学生・都成剣之介を演じるのは水上恒司。彼が心を寄せるヒロイン・水町ことみを山田杏奈が演じる。そのほか、坂東龍汰、影山優佳、望月歩、鳴海唯、萩原護、高橋侃といった、いま最も勢いのある若手俳優たちが集結し、物語に厚みを加えている。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

閉店危機

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(c)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

アルバイト仲間の都成(水上恒司)たちは、“シナントロープ”のオーナーから思いがけない知らせを受ける。先日の強盗事件をきっかけに店の評判が落ち込み、閉店を決断したというのだ。今後は新しい職を探すよう告げられる一同だったが、水町(山田杏奈)が突然、自分が店を引き継ぎたいと名乗り出る。予想外の提案に戸惑う仲間たちだったが、環那(鳴海唯)を除く6人は、これまで通り店を支えることを誓うのだった。

都成と折田が遭遇

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(c)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

売り上げを上げるためにデリバリーを行うことになり、都成は早速バイクで配達へ。しかし、配達先のマンションで偶然折田(染谷将太)と鉢合わせる。折田はこのマンションのオーナーであり、その一室に住んでいるのだった。折田は都成に、ハンバーガーを頼んだと話しかけるが、シナントロープに頼んだわけではなく、不可解な言動に都成は怪しむのだった。その後、自室でシナントロープのスタッフの写真を眺める折田は「こいつにしよう」と、塚田竜馬(高橋侃)の写真を手にとっていた。

都成のデリバリー先の客は、着物姿の女性客だった。彼女は、第1話で里見(影山優佳)と同じマンションの住人だと明かされていた。折田の言動に対し「こわ」「折田のマンションだったとは」という声や、塚田に不穏なフラグが立ったこのシーンに注目が集まっている。

淡い恋心と危険な予感

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(c)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

シナントロープの抽選会実施のためのポップに、イラストを描く田丸(望月歩)。里見は、声を掛けずに椅子の陰からじっと見つめていた。それに気づいた田丸は驚きの声をあげ、“いつも音もなく近くにいる”と指摘する。引っ込み思案な里見だが、密かに田丸に好意を寄せていたのだ。

漫画家志望の田丸は自信を失いかけていたが、里見は田丸を激励する。微笑ましいやり取りに視聴者からは「かわいすぎる」「見つめられたい」など注目が集まっている。それと共に、里見の住むマンションに折田が居住していることがわかり、「ヤバくない?」「繋がりがあるのか」など反響が止まらない。

里見を演じている影山優佳は、元日向坂46メンバーで、近年女優として活躍の幅を広げている。今回のクールでは、日本テレビ系『ESCAPE それは誘拐のはずだった』にも出演しており、「ドラマに引っ張りだこだ」「女優としても一流」「超売れっ子じゃないか」といった声も上がっている。今後の活躍にも期待したい。

”音楽活動”繋がりか?

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(c)此元和津也/「シナントロープ」製作委員会

場面転換にセリフや俳優の動きがリンクしていく凝った演出が特有のテンポを生み出し、あらゆる伏線が散りばめられた本ドラマ。

今回のエピソードでは、マンションの監視をしていた2人組のうちの若い男(栗原颯人)は、300万円の借金があり音楽活動をしていると明かした。塚田も音楽活動をしているが、繋がりがあるのだろうか。織田が塚田に危険を及ぼした場合、この若い男の行動に変化が起きる可能性も考えられる。

水町や折田をつなぐ“シマセゲラ”は一体誰なのか。次回以降も見逃せない。


テレビ東京系 ドラマプレミア23『シナントロープ』月曜よる11時06分〜

ライター:山田あゆみ
Web媒体を中心に映画コラム、インタビュー記事執筆やオフィシャルライターとして活動。X:@AyumiSand