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夏の疲れを秋に持ち越さない! 夏バテ肌をいたわる夜の集中ケア

  • 2025.9.4

夏の紫外線や冷房でダメージを受けた肌は、見た目以上に疲れがたまりがち。 夜の集中ケアでやさしくいたわり、疲れを秋に持ち越しにくい肌作りを始めましょう。

肌育美容家の筆者が、40・50代が手軽に取り入れられる、今こそやりたい夜の集中ケアをお伝えします。

■夏疲れ肌は“その日の夜”が勝負

強い紫外線や冷房による乾燥、汗や皮脂のバランスの乱れなどで、夏の肌は想像以上にストレスを受けています。

特に40・50代は、肌の回復がゆるやかになるため、その日の疲れを夜のうちにやさしく整えてあげることが大切。

夜を“集中ケアタイム”に切り替えることで、秋口の乾燥やくすみなどが目立ちにくい肌を目指せます。

(1)集中ケア:シートマスクやパックでうるおい&ブライトニングケア

夏の終わりの肌は、紫外線や冷房で乾燥するだけでなく透明感も失われがち。 そんなときに頼れるのがシートマスクです。

肌に水分をしっかり届けると同時に、ビタミンC誘導体ナイアシンアミドなどのブライトニング成分を含むタイプを選ぶと、夏特有のくすみ印象をケアしやすくなります。

夜のリラックスタイムでも、ほんの5〜10分のパックで翌朝の肌がやわらかく感じられるはず。

赤みやほてりを感じる日は、CICAエキスが配合されたアイテムもおすすめ。

「今日は外で長時間過ごした」という日は、シートマスクでじっくりいたわりましょう。

(2)集中ケア:スリーピングマスクで“塗って眠る”ご褒美ケア

夜は、肌が日中のダメージをリカバーするための大切な時間。

そこにスリーピングマスク(ナイトパック)を取り入れると、眠っている間にうるおいを逃しにくくし、翌朝はしっとり感が続きやすくなります。

スリーピングマスクは、塗ったまま眠れるのが特徴。「お手入れを頑張る余裕がない」という日も、塗って寝るだけの簡単ケアは心強い味方です。

(3)集中ケア: セラミド&ヒアルロン酸でバリア機能をサポート

夏のダメージで乾燥した肌は、水分を抱え込む力が低下しやすい状態。そこで頼りになるのが、セラミドヒアルロン酸を配合した美容液や乳液・クリームです。

角層をうるおいで満たし、肌をしっとりなめらかに整えてくれます。

仕上げに軽やかなクリームオイルでフタをしてあげれば、うるおい感が長続きしやすくなります。

(4)集中ケア: マッサージ&温冷ケアでリフレッシュ

夏疲れ肌は、血流が滞っているように見えて、顔色がくすんだ印象になりがち。 そんなときには、ナイトマッサージ温冷ケアで気分もリフレッシュしましょう。

オイルやジェル、クリームをなじませ、こめかみやフェイスラインをやさしくマッサージすると、いきいきとした印象に。

また、温かいタオルと冷たいタオルを交互にあてる「温冷タオルケア」もおすすめ。 毛穴まわりをすっきりさせ、気分転換にもなります。

(5)集中ケア: 目元・口元のポイントケア

40・50代の肌で特に疲れが出やすいのが、目元や口元。 乾燥による小ジワやハリ不足は、夏のダメージを蓄積させやすい部分です。

夜にアイクリームリップクリームをプラスするだけで、翌朝の印象がぐっと変わります。

アイクリームは、薬指でやさしくタッピング。 リップクリームは、クルクルと円を書くようにマッサージしてから厚めに塗って眠ると、翌朝ぷるんとやわらかな唇を感じられます。

■夜のインナーケアもお忘れなく

外側からのケアに加えて、夜のインナーケアも取り入れるとより安心。ビタミンCやEを含むフルーツやナッツを軽く取り入れたり、ハーブティーで体を温めたりしてリラックスモードに。

冷たい飲み物は控えめにして、内側からの冷えを防ぐことも肌の印象に関わってきます。

そして、やはり質の良い睡眠が最大のケア。 スマホを早めに手放し静かな環境で眠ることで、肌が休まりやすい時間を過ごせます。

「今日の疲れを今日のうちに」。 夜の集中ケアは、未来の肌を守るためのご褒美時間。 秋に持ち越さない、健やかな美肌を育てていきましょう。

(肌育美容家 今泉まいこ)

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