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なぜか「子どもへの周りの目」が気になる私…厳しくしてしまう理由は、自分自身の幼少期にあった

  • 2025.9.3

こんにちは。親子関係を良くする「愛着」の講座をしている、助産師さきです。お子さんが公共の場で大声を出したり、言うことを聞かなかったりした時、つい「ちゃんとしなさい!」と必要以上に強く言ってしまうことってありませんか?その時、周りに迷惑をかけないようにと配慮する気持ちだけでなく、心の中で「この子がダメな子だと思われたら恥ずかしい」「しっかり叱らないと、ダメな親だと思われてしまう」と感じていたとしたら…。実は、お子さんに厳しくしてしまう本当の理由は、お子さんのせいではないかもしれません。もしかすると、あなたが小さな頃に体験したことが関係しているのかもしれないのです。

泣いている男の子

どうして「ちゃんとしてほしい」と思ってしまうのでしょう

実は、こうした「周りの目が気になる」という気持ちの奥には、小さな頃の愛着(アタッチメント)の体験が隠れていることがあります。愛着というのは、お母さんやお父さんなど、身近な大人との間に育まれる「心のつながり」のことです。小さな頃、お母さんやお父さんに「嫌われたくない」「愛してほしい」という気持ちが強かった子どもは、大人の顔色をうかがったり、期待に応えようと一生懸命になったりすることがあります。そうして育った人は、大人になってからも「人から認められたい」「良い子でいないと愛されない」という思いを抱えてしまうことがあるのです。

りえさん(仮名)の体験談 〜「いい子でいなさい」と言われて育った私〜

りえさんは、小さな頃から「いい子」でいることを求められて育ちました。泣いたり怒ったりすると「周りの人に迷惑をかけるからダメ」と叱られ、感情を表に出すことを控えるように教えられました。 「お行儀よくできて偉いね」「静かにできて素晴らしいね」「周りの人に褒められて嬉しいでしょう」 こんな言葉をかけられて育ったりえさんは、いつの間にか「良い行動をする」=「愛される」という考えが心に根付いていました。 そして今、自分が子育てをする中で、同じように子どもに「いい子でいてほしい」と思っている自分に気づいたのです。

向き合う親子

心の奥に残る「いい子でいなければ愛されない」という思い

「良い行動をする」=「愛される」という考えは、裏を返せば「いい子でなければ愛されない」ということになります。 小さな頃、「いい子でいる時だけ褒められる」という体験をした子どもは、知らず知らずのうちに「いい子でいることが愛される条件」だと学んでしまいます。この思いは、大人になってからもずっと心の中に残り続けます。 だから、自分の子どもが人前で騒いだり、言うことを聞かなかったりすると、「周りの人にどう思われるだろう」という不安が一気に高まってしまうのです。まるで自分自身が周りの人から判断されているような気持ちになり、「恥ずかしい」「しっかりした親だと思われたい」と強く感じてしまいます。 その結果、子どもに対してついつい厳しい言葉をかけてしまったり、子どもの行動をコントロールしようとしてしまったりするのです。そして、お母さん自身も疲れてしまい、子育てが辛くなってしまいます。

誰もいない子ども部屋

周りの目が気になって疲れているお母さんへ

もし今、周りの目が気になって辛い思いをしているなら、少し立ち止まって考えてみてください。その「気になる」という気持ちは、小さな頃のあなたが「いい子にならなきゃ」と一生懸命頑張っていた証拠なのかもしれません。 そして、ここで大切なことを思い出してほしいのです。子どもたちは、「いい子」だから愛されるのではありません。いい子でも、そうでなくても、ただそこにいるだけで、かけがえのない大切な存在なのです。 それは、お母さんであるあなた自身も同じです。完璧な親でなくても大丈夫。時には疲れてイライラしたり、失敗したり、うまくいかないことがあったとしても、そのままのあなたで十分素晴らしいのです。自分に優しくなれると、子どもにも優しくなれます。そして子どもに優しくなれたら、自分にももっと優しくなれます。そうやって少しずつ、周りの目を気にして落ち込んだり、イライラしたりするストレスが減っていき、子育てをもっと楽しめるようになっていくでしょう。 周りの目を気にして自分を追い込まず、もっと子育てを楽しんでくださいね!あなたは、あなたのままで愛される。大丈夫です。

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