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【泡タイプ・スプレーボトル徹底比較】無印良品「PET詰替ボトル」とスタンダードプロダクツの「ソープディスペンサー」対決の勝者は…?

  • 2025.9.3

詰め替えボトル好きが出会った、そっくりな2本

そっくりな2本を徹底比較!
そっくりな2本を徹底比較!

洗剤やシャンプーなどを店頭販売用のボトルから詰め替えたいタイプですか?筆者は、非常に詰め替えたいタイプです。できることなら、歯磨き粉だって詰め替えたい。そのため、ちょうどいい詰め替えボトル、リーズナブルで見栄えのよいものをいつも探しています。

実は筆者の大好きな100均でも何度か、購入しているのですが、見た目がチープすぎて、気が付くと使うのをやめてしまっています。長く使えれば、ある程度の価格は仕方ないとも思っています。

しかし、子どもたちは、泡タイプの洗剤が好きなのです。普通の詰め替えボトルでも、なかなか気に入るものがないのに、泡タイプはさらに選択肢が少ない。それでも探していると、定番といえるのが、無印良品の「PET詰替ボトル 泡タイプ クリア 400mL」(以下「無印詰替ボトル」)税込み390円。価格もシンプルなデザインも申し分なしです。

「無印詰替ボトル」で満足していればよいのですが、ちょっと本体の素材が安っぽいのが気になっていたのです。そこに現れたのがスタンダードプロダクツ(以下、スタプロ)の「ソープディスペンサー400mL 泡タイプ クリア」(以下「スタプロディスペンサー」)税込み330円。価格もデザインもよく似た2つのどこが違うか知りたくて、両方買って比べてみました。

見た目とスペックを徹底比較

高さ約18×6.5×6.5cm。容量が同じ400mlなので、サイズが似ているのはしかたないのかもしれません。ですが、サイズはほぼいっしょです。重さも実測で「無印詰替ボトル」が約100gに対し、「スタプロディスペンサー」が約85gとさほど変わりません。

白色系の半透明のポンプ部分に、透明な容器本体もほぼ変わらず、「無印詰替ボトル」のほうが透明度が高く、「スタプロディスペンサー」は角が丸まったデザイン。容器部分の高さやサイズもほぼいっしょ。

ただし、容器部分の素材は「無印詰替ボトル」はPETに対して、「スタプロディスペンサー」はポリスチレンです。素材の違いからか「スタプロディスペンサー」の容器部分のほうが高級感があります。ただし、衝撃強度では劣るという話も。

また「無印詰替ボトル」は耐熱温度が60度、耐冷温度が-20度に対して「スタプロディスペンサー」は本体とフタが-20度から80度、ポンプが-20度から70度となっています。さらに細かな点ですが、ポンプのストロー部分が「スタプロディスペンサー」はまっすぐですが「無印詰替ボトル」は斜めになっています。

意外と大きな違いと筆者が感じたのは、ポンプ部分に誤作動防止のロックパーツ、ポンプストッパーが「スタプロディスペンサー」には付属します。これは持ち運びの際などに便利で、温泉などにも持ち歩きたい筆者にとっては高評価です。

使い勝手に差は出るのか?

細部を比べたり、2つを並べると、きちんと違うのですが、実際とてもよく似ています。容器本体のデザインだけ変えたのでは?と思うほどです。そこで使い勝手を比べてみることにしました。

両方の容器に泡タイプの手洗いソープを入れて、同じくらいの力で押したら、どのくらいの量の泡がどのくらいの距離飛ぶのかを比べてみました。なんとなく、どちらが勢いよく、多くの泡が出るのかの参考になると思います。

結果は泡の量に差はほぼありませんでした。ただし、泡の飛距離は「無印詰替ボトル」のほうが少し遠くに飛びます。これはポンプの口の部分に「無印詰替ボトル」は段差があり、「スタプロディスペンサー」にはないからかもしれません。

構造上の工夫なのかもしれませんが、これによって使い勝手に差があるとは思えませんでした。使い勝手についても同じと筆者は結論付けます。

結論!筆者が選んだのはどっち?

「スタプロディスペンサー」にはポンプストッパーが付属します。
「スタプロディスペンサー」にはポンプストッパーが付属します。

散々比べて、実際に使ってもみましたが、はっきりいうなら差はほとんどありません。ざっくりいうなら、もうデザイン的に好みのほうで、というのが素直な気持ちです。しかし、筆者は「スタプロディスペンサー」を買い足します。

理由は価格が60円安いのに、容器本体がポリスチレンのため高級感があるからです。そして、温泉などに持ち歩く際にポンプストッパーが便利だから。ただし、落下などへの耐性はPETを採用している「無印詰替ボトル」のほうが高いと推測されます。

また「PET詰替ボトル用・識別リング」や「PET詰替ボトル用・識別ラベル」といった関連アクセサリーや「PET詰替ボトル用ポンプヘッド」が単体で買えるといった部分は定番の「無印詰替ボトル」のほうが充実しています。

ライフスタイルに合わせて選ぶのがおすすめ

これらも考慮したうえで、筆者は「スタプロディスペンサー」を選択しましたが、みなさんはいかがでしょうか。毎日目にするものなので、好みやライフスタイルに合わせて選択することをおすすめします。

(千秋)

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