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「家が狭いから片付かない」は間違った思い込み! 部屋が汚い人がしがちな“一生片付かない”考え方

  • 2025.9.2

こんにちは。片付けについて発信しているありママです。「片付かないのは、家が狭いからだと思っていました」――片付けサポートでお客様からよく聞く言葉のひとつです。ですが、たくさんのご家庭を見てきてはっきり言えることは、片付くかどうかは家の広さではありません。どんなに広い家に引っ越しても、片付けられない人はやっぱり散らかります。

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「家が広ければ片付く」と思い込んでいる人が多い理由

多くの方が、「片付かないのは、収納場所が足りないから」と思い込みがちです。SNSでキレイな家を見ると、「いいなぁ」「ああいう家なら片付けられるのに……」と思ったこと、ありませんか?実は、私もアパート暮らしをしていたときに同じように感じていました。だからこそ、家を建てるときには「とにかく収納をたくさん作ってください!」とお願いしました。しかし……収納スペースがたっぷりあるはずなのに、住んでから1年で我が家は見事に汚部屋と化してしまったのです。これは、我が家だけの話ではありません。実際のサポート現場でも、同様のケースをたくさん見てきました。・ファミリータイプの4LDKマンション。各部屋に収納あり。子どもはまだ小さく3人家族。それでも家全体がごちゃごちゃしていて、一部屋は完全な物置部屋に。・注文住宅で収納を多く設計したけれど、スペースがモノで埋まり、持ち主も何がどこにあるのか把握できていない。・広いファミリークローゼットやパントリーを作ったものの、床がモノで埋まり、人が通るのもやっとの状態。一方で、同じ3LDKマンションにお子さんと4人で暮らしながらも、スッキリと心地よく暮らしているご家庭もあります。広い収納がなくても散らからず、インテリアを楽しんでいる方もたくさんいます。つまり、片付けられるかどうかに家の広さは関係ないと思うのです。むしろ、狭い家の方が「どう暮らすか?」を真剣に考えるきっかけになることが多いと感じています。

一生片付かない思考

「いずれ引っ越すから、それまでこのままでいいや」「この家では無理。でも、次の家ならきっと片付けられる」……こう考える方は多いです。でもそう思っている人ほど、新しい家になってもやっぱり同じようにモノに囲まれて暮らしています。なぜなら、収納スペースがどうであれ、片付けの本質は変わらないからです。片付けは「空間の問題」ではなく、「習慣の問題」だと私は思います。引っ越して空間が変わっても、片付けの習慣やモノの持ち方が変わっていなければ、またすぐにモノで溢れてしまいます。そして結局、「もっと場所があれば」「棚を買い足せば解決するかも……」と、また収納を増やすことで解決しようとしてしまいます。そうすると負のループの始まりです。

本当に必要なのは「枠を意識した暮らし」

じゃあ、どうすれば片付くのでしょう? 答えはシンプル。それは、今住んでいる家の「枠」に合わせて暮らすことです。「ここに置ける分だけを持つ」「収納に入らないモノは持たない」「自分にとって優先順位の高いモノを持つ」この考え方を日常に取り入れるだけで、「使いやすく・心地よい暮らし」に整っていきます。でも、「枠を意識した暮らし」と聞くと、ちょっと抽象的に感じるかもしれません。そんな人は、「学校の教室」を思い浮かべてみましょう。40人近くの生徒が一緒に過ごす教室は散らかっていませんよね。それは、生徒一人ひとりが「自分のロッカーや机という枠の中で、必要なモノだけを持っている」からなのです。教室に生徒全員が「いつか使うかも」と思ってモノを持ち込んでいたら、あっという間に散らかります。これは家も同じです。自分の部屋や収納という「枠」に合わせて、考えることが大切なんです。

自分にとっての優先順位を見極めよう

そんなふうにお伝えしても、「でも、全部大切なんです……」と言う方はとても多いです。しかし、優先順位があいまいなままでは、モノはどんどん増えていきます。たとえば、「どれも大切、捨てられない」と言う人の中には、昔の趣味のモノ、思い出の品、いつか使う予定のギターやテニスラケット……など、今はまったく使っていないけれど、「いつか時間ができたら使おう」と思って取ってあるモノが多いです。でも、それは「本当に今の自分に大切なのか?」ということを考えてほしいです。「時間ができたらやります」「子育てが落ち着いたらやります」と、取っておく方も多いですが、「今もし、自由な時間がたっぷりあったとしたら、本当にそれをやるのか?」と、自分に問いかけてみてください。そうすると、過去への執着なのか、本当に必要なモノなのか?というところが見えてきます。そこを見極めることが、片付けの第一歩です。限られたスペースは、「今の自分が大切にしたいモノ」に使っていきましょう。

収納を増やすより、モノを減らす

「棚や、収納アイテムを買えば片付くと思っていました」とおっしゃる方も非常に多いです。でも実際は、収納を増やす=モノを詰め込む余地が増えるだけ、になりがちです。特に、これから家を建てる予定のある方にお伝えしたいのが、「家を建てる前に捨て活をしておくと、何坪分もの収納スペースを削れる」ということです。その分、リビングや子ども部屋を広くできる可能性もあります。私は今から家づくりができるのなら、使っていない収納場所をもっと減らして、各部屋を広くしたり、もう一部屋作るかもしれません。モノが多い前提で家を建ててしまうと、収納だらけの家になり、暮らしに必要な余白が失われてしまいます。そして、実際に私のサポートを受けてくださった方々からは、こんな声をいただいています。「子どもがいると“散らかるのが当たり前”だと思っていたけれど、「収納の枠」に合わせてモノの持ち方を変えたら、快適に過ごすことができるようになった」「引っ越し予定だったけれど、捨て活を先に進めたことで、引っ越し費用が削減できた」「狭い家でもモノの持ち方や習慣を変えたら、暮らしのストレスが激減した」こうした変化を見ると、暮らし方そのものを見直すことで、どんな家でも、意識と習慣が変わればちゃんと片付くと思います。

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「家が狭いから片付かない」そう思っているうちは、きっといつまでも散らかったまま。でも、「今の家で片付く暮らし方をしてみよう」と、そう意識が変わると、暮らしは少しずつ変わっていきます。他人の家やSNSで見る理想の部屋と比べる前に、まずは「自分の家」と「自分の今」に目を向けてみてください。自分にとって本当に大切なモノに囲まれて暮らす毎日を意識してみましょう。

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