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【正直レビュー】縦型トラックボールは本当に快適か!?「ProtoArc EM05 NL」がクリック人生を変える!

  • 2025.9.1

バーティカル=縦型トラックボールって何?

ProtoArcの「EM05 NL」
ProtoArcの「EM05 NL」

そもそもバーティカル=縦型トラックボールって何?という話になりますが、それ以前に普段パソコンを操作するときに使っているマウスやトラックボールを使うときに、手のひらが下を向いて、手の甲が上を向いている姿勢自体が不自然ではないでしょうか。

例えば、立ったまま、素直に腕を前に上げると、いわば前ならえの姿勢になると思うのです。であれば、われわれはヒジから先をひねった姿勢でマウスやトラックボールを操作しているといえるわけです。

人間工学に基づくトラックボール「EM05 NL」

ProtoArcの「EM05 NL」は、ヒジから先をひねることなく、手の平がほぼ縦(約62度)の状態で操作できる親指操作タイプのトラックボールになっています。実勢価格は7000円前後。人間工学に基づくエルゴノミックデザインのトラックボールとしては比較的リーズナブルな価格帯の製品です。

生涯で1億回オーバーとAIが推察する筆者のクリック人生は、まだ半ばです。できることなら、少しでもラクにこの単純作業を行いたいではないですか。そこで筆者は「EM05 NL」の入手を真剣に検討しました。

専用アプリなし!シンプルな構成と接続方法

左右ボタンが縦に並んでいるのがわかるでしょう。
左右ボタンが縦に並んでいるのがわかるでしょう。

対応するOSはWindows、macOS、Android、iOS。接続方式はBluetoothと2.4GHz無線式で、最大で同時に3台までのデバイスに接続可能。モード切り替えボタンでの切り替えも可能です。

さらに操作系は、左右ボタンと進む・戻るボタン、スクロールホイールとDPI切り替えボタンなので、4ボタン+スクローラーの非常にシンプルな構成です。比較的大ぶりなトラックボールにしては質素といっていいほどのボタン数です。

8ボタン、10ボタンといった多ボタントラックボールに慣れた筆者には、ちょっと物足りないかとも思いましたが、ヒジから先をひねらないバーティカルが体験してみたく、導入に踏み切ったわけです。

到着した「EM05 NL」を開封してみると、中から出てきたのは、トラックボール本体(実測サイズ奥行き約15cm、幅約10cm、高さ約9cm)、USBケーブル、ユーザーマニュアルでした。シンプルな商品構成ですが、紙の日本語解説ありです。

実は本体のサイズについては「【サイズについてポイント】 縦型のトラックボールマウスのため、EM05トラックボールマウスは中サイズ、小サイズの手に向き、大サイズの手の場合は、小指が置く場所が狭くて、慣れない可能性が高いので、予めご了承ください。」という情報しかなく、どこの国基準での手のサイズかがわからずに不安に思っていたのです。

また、トラックボールの接続は専用アプリを使うものが最近では一般的なのですが「EM05 NL」は専用アプリ不要の非常に簡単な方法で接続可能。簡単でよいのですが、ボタンのカスタマイズなどができないのは残念なところです。

さらに驚いたのは、USBケーブルも付属しているので、有線、Bluetoothと2.4GHz無線式の3種類接続だと勝手に思い込んでいたのですが、USBケーブルは充電用でBluetoothと2.4GHz無線式の2種類での接続でした。

思う以上にヒジから先がラクなのに驚く!慣れやすく快適な操作感

トラックボール自体も大型で操作しやすい。
トラックボール自体も大型で操作しやすい。

トラックボールを使ったことのある方なら、わかってもらえると思うのですが、実はトラックボールはマウスに比べても、各モデルによる操作感の差が大きく、新しいモデルを導入すると、慣れるまで意外と時間がかかります。

しかし「EM05 NL」はボタン数が少ないこともあり、短時間で違和感なく乗り換え可能でした。しかも、やはりヒジからの先の角度が自然なためか、とてもラク。ずっと普通のマウスやトラックボールを使っていたのに、素直にそう思えるくらい自然な印象なのです。

惜しい点:ボタンの数と配置

ほかのトラックボールやマウスもこの角度=縦型ならいいのに、と感じたほど。筆者にはとてもしっくりきます。ただし、短時間で慣れることができるから、逆にもう少しボタンがほしいとか、進む・戻るボタンをカスタマイズしたいという欲求が湧き上がってくるのです。

また「EM05 NL」は3つのデバイスに同時接続して、切り替えて使えるという多機能ぶりも発揮しているのですが、この切り替えボタンがなぜか本体の裏面にあるという不思議な仕様。本体表面にスペースは多くあるので、表面に配置してくれれば、ワンタッチで接続デバイスを切り替えながら使えるのです。

ですが、実際にはデバイスを切り替える度に、本体を裏返してボタンを押す必要があります。この点は残念。

シンプル操作派におすすめ!

「EM05 NL」は2~3.5時間ほどでフル充電され、フル充電されると連続で約120時間使用でき、待機時間だけなら200~250日もバッテリーが保つという高性能ぶりを発揮します。この点も高評価ですし、基本コンセプトである縦型もとてもいい。

ですが、使いやすいが故に筆者には、もっとボタン数がほしくなりますし、ボタンの役割のカスタマイズなどへの欲求が沸き上がってくるのです。これらに対応していない点は、個人的にはとても残念。

ただし、シンプルで身体的に自然で快適な操作を好むユーザーにとっては、とてもおすすめのトラックボールになっていますので、一度試してみてはいかがでしょうか。筆者は現在モバイル環境でのメインコントロールデバイスになっています。操作はとても気持ちがいい。

日本国内では、まだ流通していないようですが「EM11 NL」という縦型マウスも存在するようなので、こちらも試してみたいと思っています。それくらいバーティカル=縦型はラクで快適でした。もっと普及するといいのに。

(千秋)

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