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円満そうに見えていたのに…《加藤ローサ》の離婚から見る“実は壊れている夫婦”の特徴

  • 2025.8.31

加藤ローサが語った“新しい夫婦の形”とは

加藤ローサさん(2008年01月23日撮影、時事通信フォト)
加藤ローサさん(2008年01月23日撮影、時事通信フォト)

「いつも仲良さそうに見えていたのに、突然離婚を発表して驚いた…」芸能人の離婚ニュースでは、そんな感想を抱く人が少なくありません。2025年8月17日放送のバラエティ番組「おしゃれクリップ」(日本テレビ系)に出演した俳優の加藤ローサさん(40)は、サッカー元日本代表で夫の松井大輔さん(44)と離婚をしていることを公表しました。

おしどり夫婦と言われていたのになぜ…? と多くの人が驚きましたが、一見「円満」に見える夫婦でも、内側では大きなすれ違いが進行していることがあります。加藤さんのケースをきっかけに、実は「壊れている夫婦」に共通する特徴と、円満を保つために必要なことを考えてみましょう。

加藤ローサさんは、番組の中で「実は今は籍を抜いていて、新しい形で一緒に生活を続けています」と離婚を告白しました。驚くのは、夫婦としては解消しているのに、同居は続いている点です。

彼女は「籍があると“良い妻でいなきゃ”と無理をしてしまう。でも籍を抜いたことで肩の力が抜けた」と本音を語りました。一方の松井氏は「紙の問題だけで、生活は変わらない」とコメント。ネット上では、この“温度差”こそが、2人のすれ違いを象徴しているのではないかと話題になりました。

実は“壊れている夫婦”に共通すること

夫婦生活は外から見ただけではわかりません。仲良く見えても、片方が強く我慢をしていたり、気持ちがすれ違っていたりすることもあります。では“壊れやすい夫婦”にはどんな共通点があるのでしょうか。

(1)会話や感情の共有が少ない「言わなくても伝わるだろう」と会話を省いてしまう夫婦は要注意です。感謝や不満を言葉にしないと、誤解や不信感が溜まっていきます。とくに女性側が「気持ちを分かってくれない」と感じると、距離は一気に広がりやすいです。

(2)一方だけが我慢し続けている どちらかが「家事も子育ても全部自分が担っている」と感じると、不満が爆発しやすくなります。表面上は穏やかに見えても、内心では「どうして私ばかり」と思い続け、相手に対して怒りを溜めているケースは多いものです。

(3)価値観や変化に歩調を合わせない 結婚生活は年月とともに、仕事や育児、住環境などが大きく変わっていきます。その変化に夫婦どちらも適応していけるかどうかが、円満夫婦を続ける鍵です。片方が「自分だけが昔と変わっていない」や、逆に「(相手が)全然変わってくれない」といった気持ちになると、それは歩調があっていないサインかも。もう一方は置き去りにされた気持ちになり、関係は冷える可能性があります。

(4)信頼関係が揺らぐ出来事がある 浮気や金銭感覚のズレ、秘密が多いなど、「相手を信じられない」と思った瞬間、夫婦の土台は大きく揺らぎます。一度失った信頼は簡単には戻らず、仮面夫婦化する原因になります。こうした特徴は、必ずしも「大喧嘩する夫婦」にだけ当てはまりません。静かに、しかし確実に心の距離が広がっていくのが“壊れている夫婦”の怖さなのです。

夫婦円満を保つために欠かせないこと

では、どうすれば夫婦関係を長く健全に保てるのでしょうか。ここでは4つの大事なトピックスを紹介します。

(1)小さな感謝を言葉と態度で積み重ねる 日常の「ありがとう」の一言や態度は、夫婦関係を温め続けます。会話は長さよりも頻度が大事です。感謝を忘れず態度に示す夫婦は、それだけ相手へのリスペクトも続きやすいです。

(2)お互いの変化を認め合う 仕事環境やライフスタイルの変化に応じて、役割を見直すことが必要です。「昔はこうだったのに」と過去に縛られるのではなく、「今の私たち」に合わせて柔軟に調整する姿勢が、変化していける夫婦には欠かせません。

(3)一方的に我慢しない仕組みをつくる「今日は私が子どもを寝かしつけるから、あなたは休んで」など、負担をシェアする習慣を持つことで「私ばっかり」な不満をためる状況は回避できます。どちらか一方に重荷が偏らない関係は、フラットで余裕のある夫婦関係を築くことにつながります。

(4)定期的に夫婦だけの時間を持つ 子育てや仕事に追われていると、夫婦で過ごす時間は後回しになりがちです。あえて二人だけの外食や旅行を計画することで、恋人時代の感覚を思い出せることもあります。

【まとめ】加藤ローサさんと松井大輔さんの離婚は、決して派手な喧嘩やスキャンダルによるものではなく、「関係性の変化に歩調を合わせられなかった」結果の一つかもしれません。円満そうに見える夫婦ほど、実はどちらかが無理をしている場合もあるのです。

あなたも「いつも一緒にいるから大丈夫」と安心してしまうのではなく、相手を尊重し続ける努力こそが、本当の“円満”をつくる秘訣かもしれません。

(おおしまりえ)

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