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ものが多くても大丈夫! オシャレで使いやすいキッチンの収納法【Iさん家のインテリア#03】

  • 2016.5.18
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家族といっしょに心地いいインテリアを実現している読者の方に、その秘訣を伺う特集。

Iさん家プロフィール

・家族構成:夫(36歳)、妻Iさん(36歳)、4歳の男の子の3人暮らし

・所在地:神奈川県川崎市

・間取り:1LDK

・住宅形態:賃貸マンション

第1回、2回と、Iさん家の“温もりあるものに囲まれながらも、スッキリした空間”づくりのコツをご紹介してきました。

3回目となる今回(Iさん家・最終回)は、料理好きなIさんのキッチンの整理術についてお届けします。

■「あとで」ではなく、「今」やる習慣

【Point3】

出しやすく、しまいやすい「見せる収納」と、汚れたらすぐ「拭く」の繰り返しが、いつでもきれいなキッチンを生んでいます。

たくさんのものに囲まれながらも、使いやすく整えられたキッチン。料理が大好きだというIさん、調理器具や器も、お気に入りを少しずつ揃えてきました。

でも、賃貸マンションの限られたスペースの中で、どのような工夫をしているのでしょうか。

「ざるや壊れにくいお鍋など、子どもが触っても危なくないものを下に配置。大好きな器は窓辺に並べてしまい、インテリアを兼ねて収納しています」

「すっきりシンプルに、というのも憧れますが、私には向いていないみたいで(笑)」。そうIさんは笑います。

しかし、たくさん並ぶ道具はどれも、“これでいい”ではなく“これがいい”と選んだものばかり。だから目に触れるたびにうれしい気持ちになるし、大切にしたいという思いが注がれます。

また、それぞれに定位置がきちんと設けられているので、自然と元の場所に戻しやすく、片づけやすい習慣にもつながっているようです。

子どものサイズアウトした肌着やTシャツなどを小さく切って、ウエスとしてスタンバイ。汚れたらその時にサッと拭くことで、無理なくきれいなキッチンを保っています。

■子どもとの暮らしは、制限ではなく広がり

3回に渡ってご紹介した、Iさん家の心地いいインテリアの裏側に隠されたストーリー。そこで感じたのは、子どもがいるからあきらめるのではなく、子どもがいるからこそ出会うものを自分らしく取り込んでいくこと。

これまで選ばなかったプラスチックの電車のおもちゃや、小さな服がたくさん増えていく毎日。そこに戸惑うのではなく、しなやかに受け入れ、楽しさを見出しながら生活を重ねるIさんの暮らしぶりが見えました。

そんな家族の暮らしは、日に日に深みを増しているようです。

最近では、子どもと観察できるようにと熱帯魚の「ベタ」を飼いはじめたところだそう(写真左)。毎日をアップデートしながら、これからもIさん家の家族の時間は紡がれていきます。

・撮影/田所瑞穂

(藤沢あかり)

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