秋コスメ、まずはベージュを更新すべし！ディオールのチークなどヘアメイク笹本恭平の厳選新作3選

ヘアメイク笹本恭平の推しコスメ vol.34【秋の新色コスメ編】

オトナミューズでも大変お世話になっている、人気ヘアメイクアップアーティストの笹本恭平氏。月に一度の連載というかたちで、毎月テーマに合った笹本氏の‟推しコスメ”をご紹介！ 今回はそろそろ本気でマークしたい「秋の新色コスメ」がテーマ。ブラウンや赤を推してくるかと思いきや、先生のセレクトはALLベージュ。スタンダードなカラーこそ、更新したほうがいいんだとか!? ということで、早速チェックしていきましょ！

【rom&nd】ヤバいイイ！ マットリップ

ロムアンド カラーリップマット 07 テディーベージュ￥1,320（韓国高麗人参社）

「撮影で試して、“何これ、ヤッバ～！”ってなったリップ。なんだかんだリップはベージュの出番が多いのですが、今季はこれをヘビロテ中。もう、群を抜いてこれ！ ほんのり血色感のあるベージュで、自然と肌の色がキレイに見えちゃう。と、色みはもちろんなんですが、テクスチャーの柔らかさとか、塗るだけで勝手にボケてくれるところとか、とにかく最高過ぎます。あと、マットなのに唇の縦ジワができません！ これって結構なミラクルなんで。本当に登場率高過ぎ。そろそろ買い足さなきゃ」（笹本さん、以下同）

塗るとこんな感じ！

【ディオール】ヘルシー見えするスティックチーク

ディオール バックステージ ロージー グロウ スティック 103 トフィー ￥7,040（パルファン・クリスチャン・ディオール）

「ヘアメイク界隈でも推してる方が多い、こちらのスティックチーク。すでにバズってるという噂も!? ツヤ感といい、発色具合といい、人気なのも納得。でもって、このウォーミーなベージュがまたいいんです。ゴールドパールが入っていて、ヘルシーな印象を与えてくれるところも◎。しかも、肌のpHレベルに反応し発色が変化するテクノロジーが採用されていて、その人にちゃんと似合う設計。リップだと最近よくありますが、チークでは珍しいですよね。
 
スティックタイプなので、直塗りでＯＫ。黒目の下・小鼻の上位置を起点にし、こめかみ、耳の中央、耳たぶの3方向に向けて引き、指でぼかす感じ。頬がふっくらリフトアップして見えますよ」

【Elégance】大人に必要なアイシャドウ

エレガンス プレジール アイズ 03 ブライトベージュ￥3,850（エレガンス コスメティックス・限定発売中）

「いい意味で色がそんなに出ないベージュのキラキラアイシャドウをピック。でもこれ、パールがぎっしりでいろんな理由で大人向け。ツヤ感もあって単色でも自然な陰影が作れる＆目元のくぼみをカムフラージュできちゃうんです。逆にマットアイシャドウだと、どうしても老けて見えちゃうから、大人には難しいよなと思っていて。あまりオススメできません。マットを使いたい場合はこちらをレイヤードしてもいいかもですね。
 
ベージュなら何でもいいやとなりがちですが、実はセレクトがものすごく重要だったりします。アイホール全体に塗るのがベーシックな使い方ですが、黒目の下にちょんとのせるだけでも全然変わるので！ やってみてください。あ、こちらのベージュは限定カラーなので早めにゲットを」

「新色紹介でなんでベージュ？ って思われるかもしれませんが、僕的にはどのシーズンにおいても一番重要なカラー。そして、どのシーズンでも必ずベージュが出るんです。かなりの確率でベージュをお持ちでしょうけど、スタンダードでよく使う色こそ、ちゃんと更新したほうがいい！ それが今っぽい顔に見せる秘訣です。秋の～といっても実際はまだまだ暑いですし、気分的にもベージュなら今すぐ取り入れたくなるかなと！」
 
こちらで紹介したものは笹本氏のお墨付きなので、迷わず購入しちゃってくださいな。

笹本恭平さん
ヘア＆メイクアップアーティスト。ファッション誌やビューティ誌などで、その人自身や服にさらりとなじむヘアメイクを提案。エッジとコンサバ感を絶妙に同居させた、独自のテイストが評判に。著書に『コンサバメイク革命』（講談社）がある。

photograph:MAYA KAJITA［e7］

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