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イタリア一人旅のススメ。(Saori Masuda)

  • 2016.5.18
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急に休みが取れると、一緒に旅行する人を見つけるのは少し大変ですよね。そんなときに是非おすすめしたいのが、一人でも楽しめる(むしろ一人の方がおすすめかも!?)北イタリアにあるデトックスリゾートとしても有名なアルベレータ。美味しいイタリアンを味わえるのはもちろんのこと、自分の体調に合わせてクリニックやエステのスケジュールを組んでもらえるので、のんびりしたい人にはスローペースなもの、頑張ってデトックスしたい人には超ハードなスケジュールを用意してくれる。今回は私が体験した2泊3日の味覚が冴えて素材の美味さに敏感になる料理が味わえて、まあまあハードなデトックス旅をご紹介します。

ミラノから2時間で行ける、本格デトックススパ施設。

北イタリアの都市ブレーシャの近郊で、イタリアを代表するスパークリングワイン、フランチャ コルタの産地。そこには、美味しい料理とワイン、そして何よりデトックスを求めて世界中の人々が訪れるシャトーホテル「L'Albereta Resort」がある。ぶどう畑に囲まれたレンガ作りのホテルでの滞在は、緑や花にあふれるのんびりとした時間が流れ、ここにいるだけでリラックスさせてくれる。

リラックスを演出してくれるインテリア。

牧歌的でキュートなインテリアもこのホテルの魅力。ホテル内には至ところにテラスがあり、外の時間をのんびり過ごせるように椅子やブランケットが置かれています。全室異なるしつらえの部屋にも、周囲の景色が望める大きなテラスがあります。施設内に2種類あるプールは、食事やスパの合間に。

デトックスは朝食から始まっています!

デトックスプログラムの一日は、7時からスタートする朝食から。朝は軽くヨーブルトとフルーツがメイン。グルテンフリーの乾燥パンに、ハチミツを添えて。ダイジェスティブコーヒー&ティーがたっぷりと用意されます。

常に新しいメニューが魅力のアンリ・シェノ―のデトックスコース。

定期的に新しいメニューを取り入れ、その革新的な手法で人気のアンリ・シェノ―のプログラム。クリニックやエステのみならず食事療法にも注目が集まる。今回の新メニューは血液テストによる分析でエステ内容を決めるというもの。鉄分、塩分、亜鉛など現代女性に足りていないものの補う方法なども教えてくれる。

ランチには、果物+野菜+炭水化物を。

今では常識となった食べる順番の指導をごく初期のころから行っていたアンリ・シェノー。もちろん、果物、野菜、そして炭水化物(全粒穀物)の順で運ばれてくる。通常は食堂で食べる毎食のご飯だが、希望すればお部屋で食べることもできる。味付けに塩が使われていないことと、毎食レモン水が出されるのも特徴の一つ。塩分がないせいか舌が素材の味に敏感になります。でも、物足りない人のためにはオーガニックなハーブやスパイス調味料が用意されているのでご安心を!

看板メニューはハイドロバスと泥パック。

ここのエステの看板メニューの一つが、ハイドロジェットバスと臓器にまで働きかけるという泥パック。体が軽く感じられるジェットバスに約20分入った後、ウォーターベッドに移り、体の部位によって温度を変えた泥が全身に塗られて更に20分。気づくと熟睡している自分に驚く。そのメニューを連日計3回行った。他にも吸引式のマッサージや機械を使った痩身施術などをほぼ毎時間終日受ける。合間には、ビネガー水、レモン水、温かいハーブティーを必要に応じて飲む。結構な刺激のせいか、滞在中は施術とご飯の時間以外はほぼ寝てしまう。

ディナーは、野菜とスープとタンパク質。

ディナーは7時半から9時までの間に食べることになっているが、ほとんどの人はお腹が空いてしまうのか7時半に食堂にやってくる。たいていの場合は、野菜の料理、野菜のスープ、そして最後はお肉かお魚を選ぶ。お肉は牛のフィレ肉、仔牛、仔羊、お魚は平目やスズキなどの白身またはマグロの赤身など種類や調理方法もさまざま。同じ施設内にはグルメの人たちが集まる有名レストランもあるので味は保証済。ボリュームがあるので食べ終わるとかなりの満腹感をあじわうことになるが、不思議ともたれることはない。そして、デトックス効果なのか、日を追うごとに味覚が冴えてくるので、敷地内で育てられている野菜やハーブなどの香りを殊更敏感に感じられ、自然と幸せな気分に!

参照元:VOGUE JAPAN

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