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「かっこいい」か「区別不要」か?バイク女子が明かす“本音と葛藤” バイクが似合う芸能人2位:天海祐希…なら1位は?

  • 2025.8.29

「バイク女子」の実態が明らかに!

バイクが似合う女性芸能人2位となった天海祐希さん(撮影:2017年10月、EPA=時事)
バイクが似合う女性芸能人2位となった天海祐希さん(撮影:2017年10月、EPA=時事)

バイク買取査定の「バイクパッション横浜本店」を運営するパッションが、全国の20~60代のバイクに乗る女性105人を対象に実施した「バイク女子の実態調査」で、興味深い結果が明らかになりました。近年注目を集める「バイク女子」の実際の姿に迫ります。

実用性重視!通勤・通学がきっかけで始める女性が約半数

調査によると、女性がバイクを始めたきっかけとして最も多かったのは「通勤・通学の利便性」で51人、約2人に1人という結果となりました。続いて「燃費の良さ・経済性」が30人、「自由な移動への憧れ」「かっこいいと思った」がそれぞれ19人となっています。

この結果から、女性ライダーは実用性を最優先に考えてバイクを選択していることがわかります。一方で、憧れやかっこよさも重要な動機となっており、合理的かつ感情的な両面からバイクを選択している実態が浮き彫りになりました。

原付・小型バイクが人気、女性が重視するのは「見た目・デザイン」

愛車の排気量については、「50cc以下(原付)」が51人で最多となり、「50cc超~125cc(小型限定)」が27人で続きました。女性にとって扱いやすく、日常の移動手段として利用しやすいサイズのバイクが好まれている傾向が明確になっています。

バイク選びで重視するポイントでは、「見た目・デザイン」が46人でトップ、「価格・コストパフォーマンス」が45人とほぼ同数で続きました。デザイン性と経済性の両方を重視しながら、「足つき性(シートの低さ)」など女性ならではの視点も重要視されていることがわかります。

「バイク女子」への複雑な思い、男性ライダーとの関係性も多様

「バイク女子」という呼び方についての感想では、「かっこいいイメージで気に入っている」が35人で最多となりました。一方で、「男女で区別する必要がないと思う」が25人、「『女子』という表現が子供っぽく感じる」が23人と、性別による区別に疑問を感じる層も相当数存在することが明らかになりました。

男性ライダーからの反応については、「あまり関わりがない」が23人で最多でしたが、「興味を持たれる・話しかけられる」が21人、「驚かれることが多い」が20人と続き、積極的な関心を寄せられるケースも多いようです。「仲間として受け入れてくれる」「親切で歓迎してくれる」といった温かい反応がある一方で、「上から目線でアドバイスされる」「バカにされることがある」といったネガティブな体験を持つ女性もいることがわかりました。

理想の「バイクが似合う女性有名人」は米倉涼子さんが1位

「バイクが似合う女性有名人」では、米倉涼子さんが35人で1位、天海祐希さんが31人で2位となりました。上位にランクインした女優の特徴を見ると、いずれもクールで自立したイメージを持つ女性が占めています。女性ライダーが憧れる「バイクの似合う女性像」は、単なる美しさだけでなく、強さや自立性、アクティブさを兼ね備えた「かっこいい女性」であることが読み取れます。

女性ライダー増加に向けた課題と提案

「女性ライダーを増やすには何が必要か」という質問では、「女性専用のバイクショップ」「女性スタッフがいる店舗」といった環境面での改善を求める声が多く寄せられました。また、「足つきの良いバイク」「化粧崩れしにくいヘルメット」など、女性特有のニーズに対応した製品開発への要望も強く、業界全体での取り組みが期待されています。

今回の調査は、「バイク女子」という言葉が一般的になった現在の女性ライダーの実態を詳しく明らかにした貴重なデータといえるでしょう。実用性を重視しながらも、デザインや自由への憧れも大切にする女性ライダーたち。彼女たちがより快適にバイクライフを楽しめる環境づくりが、今後のバイク業界の発展につながりそうです。

(LASISA編集部)

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