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なんか老けた!?40代で急増する“老化サイン”を放置しないで!「年齢のせい」は危険信号

  • 2025.8.29

老化のサインを感じた瞬間とは

老化のサインを感じた瞬間とは
老化のサインを感じた瞬間とは

年齢を重ねるとともに、ふと「最近、体の変化を感じることが増えた」と思ったことはありませんか?ときわ台ときわ通りクリニックが全国の30~50代男女550人を対象に実施した調査で、多くの人が感じている老化のサインと、その対応実態が明らかになりました。

40代で老化を実感する人が最多に

調査結果によると、身体的な老化を最も感じ始めるのは「40代後半」で全体の21.8%を占めました。次いで「40代前半」が19.8%、「50代前半」が14.4%と続き、40代で老化を実感する人が全体の4割以上に上ることがわかりました。

30代後半から徐々に増加し始め、40代でピークを迎える傾向が見られます。一方、50代以降では「すでに老化を受け入れている」可能性も示唆され、予防的な対策を取りにくくなる傾向も浮き彫りになりました。

疲れやすさと見た目の変化が最初のサイン

老化を感じた最大のきっかけは「疲れが取れにくくなった」が37.8%でトップに。続いて「肌や髪のハリ・ツヤがなくなった」が17.6%、「膝や腰など関節に痛みを感じる」が11.5%という結果になりました。

注目すべきは、最初に現れる老化サインが、強い痛みではなく慢性的な疲労感や見た目の変化など、日常の中で感じる違和感だったことです。こうした兆候を見過ごすと、やがて関節痛や体力低下といった運動機能の問題へと進行する可能性があると指摘されています。

約4割が「何もしていない」現実

身体の変化や不調に対し、39.3%の人が「特に何もしていない」と回答。対処している人の中では「運動やストレッチをする」が32.9%、「睡眠・休息時間を増やす」が26.5%と自己流の対策が中心で、「医療機関で診察や治療を受ける」という人はわずか7.1%にとどまりました。

これは「まだ大丈夫」「年齢のせいだから仕方ない」という意識が背景にあると考えられ、専門医による早期診断の必要性が浮き彫りになりました。

睡眠トラブルが日常生活に最も影響

日常生活で最も支障を感じる場面として、「寝つきが悪い・よく眠れない」が20.9%でトップに。次いで「長時間歩く・立つと疲れる」が15.3%、「季節の変わり目や天候で体調が崩れる」が12.5%と続きました。

睡眠トラブルは、ホルモンバランスや自律神経の変化が関係し、心身の健康に大きく影響することから、老化の影響が生活のさまざまな場面に及んでいることがわかります。

専門医が警鐘「年齢のせいは危険」

ときわ台ときわ通りクリニックの整形外科専門医は、今回の調査結果について次のようにコメントしています。

「こうした症状を放置すると、慢性的な腰痛や膝関節症などへ進行するリスクがあります。この世代は仕事や家庭で忙しく、受診を後回しにしがちですが、『年齢のせい』と我慢することが悪化の原因です。初期段階であれば、リハビリや生活習慣改善、漢方治療などで大きな症状を防げるケースもあります」

同クリニックでは、予防から治療まで個々の体質や生活に合わせた最適なケアを提供し、早期診断と予防を重視した包括診療を実施しています。

調査結果は、30~50代の多くが日常生活で感じる軽微な老化のサインを見逃しがちな現状を浮き彫りにしました。「年齢だから仕方ない」と諦める前に、専門医に相談することが将来の健康を守る第一歩といえそうです。

(LASISA編集部)

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