「何に見える？」あなたは未来志向な人？過去志向な人？【心理テスト】

未来志向・過去志向とは、物事を考える時、先を見て未来を主軸に考える傾向が強いか、過去の経験や思い出に重きを置いて考える傾向が強いかを表す指標です。今回は、心理テストを通して見えてくる心の特徴から、あなたは未来志向な人か、過去志向な人か探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感で判断してください。

1.並んだ本

2.ブラインドカーテン

3.プリーツスカート

4.鉄格子

図形が並んだ本に見えた人は、やや過去志向な人かもしれません。思考する際には、未来というよりは過去を重んじて考えることが比較的多いのではないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、真面目で、堅実な人かもしれません。過去の経験から、様々な学びや知見を自分の中に積み上げており、同じ失敗を繰り返さないように行動したいという気持ちが強いタイプでしょう。

未来志向・過去志向にどちらがいいということはありません。ですが、過去志向タイプのあなたは、過去の経験から行動を決めるのが得意な反面、経験がないことや、行く先が不透明なことには及び腰になりがちなので、自身の特徴として知っておけるとよいでしょう。

図形がブラインドカーテンに見えた人は、未来志向な人かもしれません。思考する際には、過去ではなく、未来に目を向けて考えることが多いのではないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、ポジティブで、チャレンジングな精神の持ち主かもしれません。まだ見ぬ未来を、不安よりも楽しみという感情で捉えることができ、欲しいものを勝ち取るためには、挑戦を厭わないタイプでしょう。

未来志向・過去志向にどちらがいいということはありません。ただし、常に前を見て、理想の自分になるために今何ができるかを考えることが得意な未来志向は、成功者に多い志向タイプと言われています。

図形がプリーツスカートに見えた人は、やや未来志向な人かもしれません。思考する際には、過去ではなく、未来に目を向けて考えることが比較的多いのではないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、聡明で、安定した精神の持ち主かもしれません。過去の経験や学びを考慮しつつも、過度に縛られることはなく、未来を見据える視点や、今の自分の感覚も大切にできる、バランスのよいでしょう。

未来志向・過去志向にどちらがいいということはありません。ですが、未来志向タイプのあなたは、未来に目を向けるのが得意な反面、時間の経過とともに、過去の失敗を忘れ、同じ過ちを繰り返してしまうことがあるため、自身の特徴として知っておけるとよいでしょう。

図形が鉄格子に見えた人は、過去志向な人かもしれません。思考する際には、未来というよりは過去を重んじて考えることが多いのではないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、繊細で、感受性が豊かな人かもしれません。過去の経験や思い出を人一倍大切にしており、今のあなたの価値観や行動規範は、ほとんど過去から出来上がっていると言っても過言ではないのではないでしょうか。

未来志向・過去志向にどちらがいいということはありません。ですが、過去志向が強いタイプのあなたは、過去を大切に思うあまり、過去に縛られ、今の自分の感覚を大切にしにくいかもしれません。自身の特徴として知っておけるとよいでしょう。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！