「食費は払ってた！」生活費を入れず自分に大金をかける夫。あきれた主張に私よりも絶望した人物が！？＜ゼロ円夫＞

沙織さんが娘の綾ちゃんを里帰り出産して、自宅に戻ると、夫の淳一さんから急な転勤報告。仕事に復帰したかった沙織さんですが、夫に話を聞いてもらえず、転勤先について行くことに。
新天地へ引っ越し、専業主婦となった沙織さん。生活費や貯金のことを夫に相談するも、またも話を聞いてもらえません。生活費も十分に渡されず、沙織さんは398円のスイーツも、美容室も我慢する節約生活。
足りない生活費を独身時代の貯金から捻出して、なんとか生活を続ける沙織さんは限界寸前。生活費をもらっていないと夫に訴えますが、夫が1カ月分として渡してきたのは、1万円チャージされたスーパーのプリペイドカード。
沙織さんが苦しい生活を送る一方、夫は生活費を1万円から3千円に減額し、自分は散財しています。働くことを決意し、土日だけでもパートに出たい沙織さんですが、家事も育児も夫の協力を得られず絶望。さらには、夫は生活費を入れず、洋服や美容、ジム通いと自分磨きに大金をかけていると判明し、沙織さんは娘を連れて実家に帰ることに……。

誤解されるようなこと言うな！

夫の淳一さんの部屋で、高級なパーソナルジムの会員証や美容医療のレシートなどを見つけ、生活費を入れずに自分のために散財していたと知った沙織さん。

淳一さんが隠し持っていたサプリメントやプロテインを部屋にぶちまけて、沙織さんは娘を連れて実家に帰りました。

沙織さんと娘がいないことに気づいた淳一さんから電話がかかってきましたが、淳一さんは謝るのではなく「許すから帰ってきて」とまるで反省していない様子で……。

「お金がない」という淳一さんの言葉を信じて、貯金を崩して生活費を支払っていたと話した沙織さん。すると淳一さんは「食費は払っていただろ！？」と主張し、「誤解されるようなこと言うなよ！」と声を荒げます。

しかし、そもそもその食費も、半分以上は淳一さんが食べるためです……。

横で話を聞いていて、業を煮やした沙織さんの父親が電話を代わって、「自分の妻と娘が実家に帰っているのに慌てて迎えに来ないことがおかしい」「離婚してくれてかまわん！」と淳一さんに告げたのでした。

ようやく不満を淳一さんに伝えることができた沙織さん。淳一さんは相変わらず沙織さんには言い訳をしていますが、義父には逆らえない様子ですね。夫婦間で話し合いができない場合は、両親に間に入ってもらうなど、第三者に助けを求めることで問題が解決に向かうこともあるのかもしれませんね。これをきっかけに淳一さんには改心してほしいものです。

---

著者：マンガ家・イラストレーター ゆりゆ

ベビーカレンダー編集部