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スキンケアの【ベストな塗布間隔】を徹底解説!ファンデが崩れる人必見!

  • 2025.8.23
教えてくれたのは……

トータルビューティアドバイザー

水井真理子さん

東洋医学やエステなど幅広い美容知識に定評がある。顔を見るだけでその人の肌質や悩みを見抜く“千里眼”の持ち主。

教えてくれたのは……

ヘア&メイクアップアーティスト

金澤美保さん

多くの雑誌をはじめ、映像、ライブなど幅広いジャンルで活躍中。わかりやすいメイク理論とテクニックで、誰でもすぐに実践できるメイクのコツを寄り添いながらやさしく指南。

スキンケアの塗布間隔って重要ですか?

水井真理子さん

美肌はもちろん、ファンデのヨレや崩れを防ぐには、スキンケアの塗布間隔(浸透させる時間)はとても大切です。ただ、それだけでなく、浸透のさせ方もすごく大事。パパッと塗って単に時間を置くだけでは逆に蒸発してしまう場合もあるので、手のひらやコットンを使って丁寧になじませてくださいね。


「浸透のさせ方がわからない」ならこちらをチェック!

  • 【化粧水の使い方】基本から応用まで!理想的な順番やタイミング、適量は?
水井真理子さん

スキンケアはそれぞれに役割があります。化粧水は肌を整えるもの、美容液は土台に栄養を送り込むもの、クリームは油性成分と相性の良い美容成分を入れ込んだり蓋をするもの……というように、役割、そして配合成分にも違いがあります。
それぞれ違うものなのに、先に塗った成分が肌にしっかり届かないうちに次から次に化粧品を重ねてしまうと、せっかくの成分が薄まるというか、期待した効果を発揮できないということにもなりかねません。特に美容液は、シワ対策や美白など目的がはっきりしています。その目的に沿って配合された有効成分の効果を最大化するには、少し長めにおいてから(3分ほど)次のステップに進むと良いですよ。

そしてもう一つ。日本で発売されている製品は「化粧品」と「医薬部外品」に分類され、いくつものアイテムを組み合わせても、一般的な使い方では肌に負担がかかりにくいように処方されています。
ただし、海外で発売されている製品は成分や配合量などの基準が異なるため、人によっては刺激に感じることも。
パッチテストでは大丈夫でも、なじむ前に次々に重ねてしまうと成分同士が混じり合い、不安定な状態になる可能性もあるので肌の様子をみながらなじませていくことで自分の肌に合うか合わないかを見定めることも大切です。


メイクが崩れない肌=キメがふっくら立ち上がった状態

水井真理子さん

メイク崩れを防いでもちをアップするには、塗布間隔となじませ方が大切なのは先ほどお伝えした通り。きちんとスキンケアをすると、内側はしっとりうるおっていて表面がツルッとした肌になります。

イメージとしては「キメがふっくらと立ち上がっている」状態。つまり角層に水分・油分が十分に行き渡っているということですが、キメがふっくらしていると、ファンデーションを少量肌にのせたときでも引っかかることなくスルッと伸ばすことができるんです。ファンデーションの密着力が上がるし、ヨレにくくもなるし、毛穴落ちや粉ふきも気になりにくくなります。逆に水分・油分が不十分だと、乾燥や毛穴が目立ちやすくなってしまいます。

肌触りは、「手のひらで顔を包んだときに軽く吸い付く感じ」。表面にツヤがあるのも特徴です。テカリと何が違うの?という質問もよく聞かれますが、肌にベターッと張り付いたように見えるのがテカリです。スキンケア後のツヤは水分と油分が重なり合ったもので、みずみずしさが感じられるはず。


「キメがふっくら」がやっぱりわからない! 【塗布間隔の目安】を解説!

保存推奨! 塗布間隔の早見表

保存推奨! 塗布間隔の早見表

塗布間隔(浸透させる時間)の目安を一覧にまとめたのがこちら。夜はさらにしっかりなじませてもOKです。翌朝起きたとき、キメがふっくらした状態であれば理想的! 朝にこれだけ時間をかけるのが難しいという方は、休日など時間が取れる日に一度お試しを。「ちゃんとスキンケアした肌」がどんなものか知るだけでも、今後のお手入れの参考になるはず!

洗顔→化粧水or導入美容液は「30秒以内」

水井真理子さん

洗顔後は水分の蒸発が急激に始まるので、時間を空ける必要はありません。タオルなどで水気を取ったら、30秒以内に導入美容液もしくは化粧水を塗布しましょう。インナードライ・乾燥肌の人は、時間をおかず、すぐつけてください。
水気が残った状態だと浸透を妨げる要因にもなるので、きちんと拭き取ってくださいね。導入美容液と化粧水、両方使う場合は、塗布間隔は30秒〜1分が目安です(順番は導入美容液→化粧水)。


化粧水→美容液は「1分」

水井真理子さん

メーカーが推奨する量をきちんと取って丁寧になじませましょう。かなりとろみのあるテクスチャーの場合は、2〜3分おいても良いでしょう。


水溶性美容液→乳液orクリームは「1〜2分以上」油溶性美容液→乳液orクリームは「2〜3分以上」

水井真理子さん

いちばん時間をおいてもらいたいのが美容液。成分によって浸透スピードには違いがあるのですが、大まかに水溶性・油溶性で目安時間を分けています。ただ、レチノール美容液は3分以上空けてほしいです。レチノール美容液を塗ってすぐクリームなどで蓋をしてしまうと刺激になる場合があるので、敏感肌の方は特に注意してくださいね。濃度が高めのハイドロキノン美容液も同様です。


POINT
水溶性美容液…成分表示の最初に「水」や「グリセリン」「BG」など、水に溶けやすい成分が記載されている。サラッとしたテクスチャーのものが多い。
油溶性美容液…成分表示の上位に「スクワラン」「ミネラルオイル」「ホホバオイル」「アルガンオイル」などの油溶性成分の記載がある。

美容液を2つ以上使うなら……「2〜3分以上」空けること!

水井真理子さん

美容液を2つ以上使うなら、しっかり浸透させるためにも長めに時間を空けましょう。


(例)1つ目の美容液→1〜3分以上空ける(水溶性・油溶性によって変わる)→2つ目の美容液→2〜3分以上空ける→乳液orクリーム

乳液→クリームは「1〜2分」

水井真理子さん

乳液は水分・油分のバランスがいいので1〜2分でも十分。ただし、乳液を塗ったあと肌がズルズルしていないか手で触って確認してみましょう。スキンケアをいろいろ重ねていくと乳液の段階でかなりもっちりしていると思うので、クリームが必要なのかチェックするといいですよ。


乳液orクリーム→日焼け止めor化粧下地は「3分以上」

水井真理子さん

乳液もしくはクリームをなじませて3分以上経った時点でズルズル感が気になる場合は、手のひらを使ってもう一度丁寧になじませましょう。ムラになっていたものが均等になるので、メイク崩れ防止につながります。


「メイク前、ティッシュで余分なものを押さえる」はアリ? ナシ?

水井真理子さん

朝、メイク前に行うなら良いと思います。ティッシュはパルプでできているので、肌にベタッと当てると、皮脂や水分などを必要以上に吸い取ってしまうんです。ティッシュオフする場合は、ティッシュを2枚に割いて薄くして、1枚分だけを肌の気になるところに当てて軽く押さえるくらいにとどめましょう。


浸透具合は、季節や肌状態によっても変動します!

水井真理子さん

今回お伝えした時間はあくまでも目安。季節(夏・冬)や肌状態(乾燥している、肌が揺らいでいる、皮脂が多い)、そして配合成分によっても浸透具合は変わるので、これが絶対というわけではありません。実践してみて「自分の肌にはこうしたほうがいい」と感じるのであれば、そちらを取り入れてみてくださいね。


真夏の屋外ライブでも崩れない肌に! プロのヘアメイクが撮影前に行っているスキンケアと塗布間隔

真夏の屋外ライブでも崩れない肌に! プロのヘアメイクが撮影前にやってるスキンケアと塗布間隔

過酷な環境下でのパフォーマンスが求められるアーティストのヘアメイクを担当することも多い金澤さんに、「猛暑日の屋外ライブでもメイクが全然崩れなかった」ときの撮影前スキンケアと塗布間隔を再現してもらいました。
確かに手間はかかるけれど、「化粧水の入れ込み方」を真似するだけでも肌のもちもち感や化粧のりが俄然アップするので実践する価値大いにアリです!

崩れない肌をつくるスキンケアのポイント3

・アイテムは化粧水・パック・クリーム
・化粧水でうるおい満タンにする
・塗布間隔=なじませる時間

金澤美保さん

アイテム選びのポイントは、保湿力が高いこと、そしてべたつきにくいこと。化粧水はシャバシャバとしたテクスチャーのもの、クリームは伸びが良いものを使います。一般的なスキンケアでは全ステップを終了した段階でうるおい満タンの状態を目指すことが多いですが、私は化粧水をとにかくたっぷり入れ込んで、クリームの前段階でしっかり保湿された状態に整えます。その上にクリームを均一に伸ばして蓋をするイメージです。こうするとベースののりも良くなるし、モロモロや崩れも気になりにくいんです。
また、塗布間隔というと、スキンケアを塗って放置する時間と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私は、手でひたすらなじませる時間だと思っています。内側がふっくらして肌表面はもちもち、ヌルつきのない状態になるまで丁寧になじませます。


STEP1 プレ化粧水(塗布間隔:1分)

※「塗布間隔」とは肌にのせてから次のステップにいくまでの時間(以下同)

STEP1 プレ化粧水(塗布間隔:1分)

汚れオフ(モデルは外から移動してくるため)のための拭き取りと、保湿を兼ねたプレ化粧水。肌に均一になじませるため、コットンを使用。

使用したのはこれ

イプサ ザ・タイムR アクア
イプサ ザ・タイムR アクア

200ml / ¥4730

STEP2 化粧水(塗布間隔:1分10秒)

STEP2 化粧水(塗布間隔:1分10秒)
STEP2 化粧水(塗布間隔:1分10秒)

化粧水を手に取り、頰から顔全体に塗布。目周りやあご周りなどの細かい部分にも手を当てて丁寧に。3回くらいに分けてつける。次にパックをするので、ここではしっかり入れ込むというより、肌がひたひたになればOK。使用した化粧水はプレ化粧水と同じ。

STEP3 パック&美顔器(塗布間隔:6分30秒)

STEP3 パック&美顔器(塗布間隔:6分30秒)
STEP3 パック&美顔器(塗布間隔:6分30秒)

ローションタイプのパックを使用。パックをすることでしっかり保水ができるうえ、肌が柔らかくなる。パック自体の時間は3〜5分が目安。パック中にEMSの美顔器を使い、顔のむくみをオフ。

使用したのはこれ

LuLuLun ハイドラ EX マスク
LuLuLun ハイドラ EX マスク

7枚 28枚 / ¥880 ¥2640

ベレガ セルキュア 4T プラス
ベレガ セルキュア 4T プラス

¥180400

STEP4 パックを外してなじませる(塗布間隔1分)

STEP4 パックを外してなじませる(塗布間隔1分)

手のひら全体を使って、肌表面に残った保湿液をマッサージしながらしっかりなじませる(顔の血行促進&コリほぐしも兼ねる)。この段階でかなり浸透しているので、肌はひんやり&肌触りはもっちり柔らかく。額など、部位によっては水分が入っていかず、肌表面に残ってしまう場合も。そういうときはティッシュを当ててオフする。

なじませても液が肌表面に残っているならティッシュオフ

STEP4 パックを外してなじませる(塗布間隔1分)

肌表面に軽く当てて、やさしく押さえる。水分が残りやすいのは、額、フェイスライン、眉毛の中など。せっかく入れ込んだ水分や皮脂を取りすぎないよう注意して。

保湿が足りないと感じるなら化粧水を追加

STEP5 化粧水をもう1回(塗布間隔1分)
STEP5 化粧水をもう1回(塗布間隔1分)

パック後も乾燥を感じるなら、化粧水をさらに追加してしっかり保湿を。また、ティッシュオフなどをしていると、パック直後の肌から少し硬くなったように感じることも。それは乾燥し始めているサインなので、硬さや乾燥が気になる箇所に再び化粧水をオン。特に乾燥しやすい目元を中心に、柔らかな肌触りになるまで複数回重ねづけする。

STEP5 クリームを全体に塗り広げる(塗布間隔1分半)

STEP6 クリームを全体に塗り広げる(塗布間隔1分半)
STEP6 クリームを全体に塗り広げる(塗布間隔1分半)
STEP6 クリームを全体に塗り広げる(塗布間隔1分半)

肌が柔らかな状態になったらクリームを塗布。手に吸収されることも考えて、量は多めに取る(写真参照)。手のひら全体に伸ばしたら、肌に当ててなじませる。目元やフェイスライン、こめかみなど、忘れがちな部分にもしっかり触れて塗りムラができないように。しっかりなじませると、肌はさらに柔らかくなり、水分がみっちり詰まっているのが感じられるはず。

使用したのはこれ

KANEBO クリーム イン デイII
KANEBO クリーム イン デイII

40g / ¥9350

肌のBEFORE &AFTERをチェック!

肌のBEFORE &AFTERをチェック!

スキンケア前(左)とスキンケア完了後(右)。肌全体のトーンがアップし、頰や額にツヤが生まれ、ベースメイク前にもかかわらず、立体感が出た&キュッと引き締まった印象に!

しっかり入れ込むごとに肌はどんどん柔らかくなっていくので、その変化をスキンケアのステップごとにチェックすると◎

しっかり入れ込むごとに肌はどんどん柔らかくなっていくので、その変化をスキンケアのステップごとにチェックすると◎。クリームをなじませた後は時間をおかず(時間をおいてしまうと肌触りが変わってしまうため)、すぐにベースメイクを始めるのがポイント!

撮影/市谷明美 モデル/カンナ(VOCEアンバサダー) 取材・文/西村美名子

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