永野芽郁、こじるり、ホラン千秋まで！芸能人が休みに入ると“金髪にしがち”な理由とは？

女優の永野芽郁さん（25）が、活動休止とともに金髪姿で海外滞在していることが、少し前に報じられました。またここ最近も、タレントの小島瑠璃子さん（31）やホラン千秋さん（36）といった人気芸能人が、休養や長期オフに入ると派手な髪色へと大胆にチェンジしたことがあります。

「芸能人はお休みに入ると金髪にしがちなのはなんで？」と疑問を抱いた方も多いのではないでしょうか。実はそこには心理学的にも納得できる理由が隠れているのです。

髪色を変えることは、ファッション以上に自分の印象を左右する大きな要素です。特に日本では黒髪が一般的なため、金髪やビビッドなカラーは周囲から強く目立ちます。そのため「今の自分を変えたい」という強い気持ちがあるとき、人はまず髪色を金髪などの明るめヘアに変えがちです。

そこには、具体的には、以下のような心理が考えられます。

（1）気分を一新したい失恋や仕事の区切りなど、大きな出来事の後には「新しい自分になりたい」という欲求が高まります。その一歩として髪色チェンジは、気分を変える最も手軽で効果的な手段です。

（2）注目を集めたい人から見てすぐにわかる外見の変化は、周囲の視線を集めやすいもの。「もっと私を見てほしい」「評価されたい」という気持ちは、金髪といった派手な髪色に隠れていることがあります。

（3）反抗や解放感の表現「仕事柄黒髪を求められていたけれど、今は自由にできる！」という気持ちから派手なカラーに挑戦する人もいます。芸能人が休みを機に金髪にするのは、抑圧からの解放を象徴しているともいえるでしょう。

こうした心理は、一般人でも十分共感できるものではないでしょうか。金髪は社会人ともなると、チャレンジするタイミングは限られます。イメージが大事な芸能人であれば、なおのこと困難な選択となるでしょう。だからこそ、芸能人はお休みに入ると、金髪にする人が多いのかもしれませんね。

先ほどご紹介したように、髪色を変えることは単なるおしゃれにとどまらず、気分や行動にも大きく影響します。たとえば明るい金髪にすると、鏡を見るたびに「昨日までの自分じゃない」と実感でき、自然と積極的な行動につながりやすくなります。

また周囲から「雰囲気変わったね！」「明るくなったね」と声をかけられることで、自己肯定感が高まる効果も。新しい自分を演出できると、環境の変化にも前向きに対応できるようになるのです。

さらに髪色はその人の性格傾向を映すといわれることもあります。黒髪は誠実さ、茶髪は親しみやすさ、ピンク系は個性や柔らかさを示すとされ、選んだ色そのものが「なりたい自分」の表現になっているのです。

イメチェンはしたいけど、「金髪は勇気がいる」と思っている人も多いでしょう。そんなときは髪色以外の方法でイメチェンするのもおすすめです。ここでは4つのイメチェン方法を紹介します。

（1）前髪を作る・長さを変えるロングをショートにする、分け目を変える、前髪を短くするなど、髪色以外に変化をつけるだけでも印象はガラリと変わります。

（2）メイクを変えるアイラインを少し太くする、リップカラーをオレンジ系に変えるなど、小さな工夫で「違う自分」を演出できます。

（3）服装や小物のテイストを変えるいつも選ばない色やシルエットに挑戦すると、周囲に与える印象やそこでの反応も変わり、内面にも刺激を与えてくれます。

（4）歯のホワイトニングや眼鏡チェンジ歯や目周りは、実は顔の印象を左右する部分。ホワイトニングをしたりメガネを別の形にしたりするだけでも、清潔感や知的さを演出できます。

こうした方法なら社会的な制約があっても挑戦しやすいでしょう。「小さなイメチェン」から、気分を上げることが可能です。

芸能人が休みに入ると金髪にするのは、単なる流行ではなく「自分をリセットしたい」「新しい自分を生きたい」という心理の表れです。その気持は、芸能人に限ったものではなく、私たち一般人にとっても、髪型やメイク、服装の変化は前向きな一歩につながります。

もし今「いつもの自分を変えたい」と思うなら、ちょっとしたイメチェンから始めてみませんか。大きな金髪でなくても、ネイルやメイクの色を変えるだけで十分。あなたの毎日が新鮮に感じられるはずです。

（おおしまりえ）