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10歳になるまでに「オタク覚醒」が3割超え!?あなたの初“推し”は何歳で出会った?

  • 2025.8.21

「人生初の推し」は10歳になる前に出会ってる?

オタクの目覚め年齢と初恋の推しを徹底調査
オタクの目覚め年齢と初恋の推しを徹底調査

ブックリスタが運営する「推し活研究部(おしけん!)」が、推し活をしている10代~60代のユーザー424人を対象に、オタクの目覚め年齢や初めての推し(初恋の推し)に関する調査を実施しました。10代以下の回答者が64.9%を占めた今回の調査から、推し活をけん引する若年層の興味深い傾向が明らかになっています。

オタクの目覚めは「10歳以下」が3割超え

「オタクに目覚めたのは何歳か」という質問で最も多かったのは「10歳になる前」で32.1%という結果でした。続いて11歳(13.7%)、12歳(12.5%)、10歳(11.9%)、13歳(11.6%)と、10代前半に集中していることが分かります。

一方で、調査では最年長のオタクの目覚めが51歳という回答もあり、年齢にかかわらず、誰もがある日突然自分の「好き」に夢中になる可能性があることも示されました。

初恋の推しは多種多様!アイドルからアニメキャラまで

初めての推しについて調査したところ、俳優やアイドル、ゲームやアニメのキャラクター、VTuber(ブイチューバー)、歌い手、配信者など、実に多彩な推しの名前が挙がりました。

10代の回答者を中心に、最初から明確な推しの対象に出会っていることが印象的で、早い段階で「これが好き」と感じ、その思いを形にしている様子からは、10代ならではの推し活の成熟度がうかがえます。

寄せられた回答の中には、幼少期のアニメとの出会いから始まった人も多く見られました。例えば、「小さい時におじいちゃんにアニメを見せられたことがきっかけ。その当時はまだリアコとかアニメに恋するっていう常識を知らずに好きになってた。周りのみんなには結婚できないけど鬼太郎と結婚したいって言ってた」(10代女性・鬼太郎)という微笑ましいエピソードもありました。

推しとの出会いエピソードに込められた熱い思い

回答者からは推しとの運命的な出会いについて、具体的なエピソードが多数寄せられています。

「幼少期ポケモンのアニメを見ていて、ニンフィアが初登場した映画の短編の予告で人生最初で最後の一目惚れをしました。数日後にはポケセンに連れて行かれ、今もなお一緒に寝ているぬいぐるみを買ってもらいました」(10代女性・ニンフィア)

また、人生の困難な時期に推しに救われたという声も印象的です。「去年一年は信じられないくらい悪いことしか起きなくて、メンタルも落ち込んで何もやる気が起きなかった時に、たまたま職場の人に教えてもらって気を紛らわすために見始めた『僕のヒーローアカデミア』を見て、徐々に惹かれていきました。推しができてからは元気を取り戻して、一気に15キロ痩せてガリガリになった身体も戻ってきました」(30代女性・八木俊典)

推し活の社会的意義が浮き彫りに

今回の調査結果から浮かび上がるのは、推し活が単なる娯楽を超えて、人々の人生に深い影響を与えている実態です。多くの回答者が人生の早い段階から「好き」という気持ちを大切に育て、推しに強い思い入れを持っていることが分かりました。

また、推しとの出会いは年齢や背景に関係なく訪れ、その熱量や思い入れは世代を問わず共通していることも明らかになりました。現代社会において推し活が果たす役割の大きさを改めて認識させる調査結果と言えるでしょう。

同研究部では次回、「推し活のはじまり」に関する調査を公開予定としており、推しができて自分の中で変わったことや影響を受けたことなど、さらに詳しい推し活の実態が明らかになることが期待されます。

(LASISA編集部)

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