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ネット通販で「代引き配達」利用し、ブランドのスニーカー注文→“偽物”届いた…トラブルを防ぐには?

  • 2025.8.21
国民生活センターの公式Xアカウントより
国民生活センターの公式Xアカウントより

通販サイトによっては、商品の到着時に代金を支払う「代引き配達」というサービスが利用できる場合があります。代引き配達では消費者は宅配事業者に代金を支払って荷物を受け取るため、事前に代金を支払ったのに商品が届かないといったトラブルはなく、また、クレジットカード番号などを販売サイトの運営事業者に伝えずに決済できるため、気軽に利用できる点が大きなメリットとされています。

そんな中、通販サイトで代引き配達を利用して商品を購入した際に、広告とは違う商品が届く事例が相次いでいるとして、国民生活センターがXの公式アカウントや公式サイトで注意を呼び掛けています。

国民生活センターは「届いた商品が広告と異なり、偽物(粗悪品)だった」「返金を求めたいが販売サイトと連絡が取れない」といった相談が多く寄せられていると公式サイトで説明。販売サイトと連絡が取れない場合であっても、代引き配達を請け負った宅配事業者に商品代金の返金や補償を求めることは難しく、解決が困難となるケースが目立つと指摘しています。

国民生活センターに対しては、主に次のような相談が寄せられているということです。

【代引き配達に関する主な相談事例】・大手家電メーカーのロゴが掲載されている広告を見てポータブルファンヒーターを代引き配達で注文したが、メーカーと無関係の品物だった。

・ブランドのスニーカーが安く売られているのを見つけ、代引き配達なので商品が届かなければ支払う必要もないと思い注文したが、商品は届いたが偽物だった。

国民生活センターはトラブルを防ぐために「注文前に販売サイトの住所、連絡先などを確認するとともに、大幅に値引きされているなど、少しでも怪しいと思ったら注文しないことが大切」だとアドバイス。

代引き配達だからといって安心せず、仕組みや特徴を理解して利用するようにするとともに不安に思った場合やトラブルになった場合は、すぐに最寄りの消費生活センターなどに相談するよう、呼び掛けています。

オトナンサー編集部

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