1. トップ
  2. レシピ
  3. 【ダイソー】スタンダードプロダクツでキッチンツール4点を総入れ替え!予算1320円で“○年もの”アイテムに別れを告げる

【ダイソー】スタンダードプロダクツでキッチンツール4点を総入れ替え!予算1320円で“○年もの”アイテムに別れを告げる

  • 2025.8.21

「スタンダードプロダクツ」にどハマり筆者が目を付けたのは「キッチンツール」

我が家のキッチンツールは、かなりひどい状況だったわけです。これを抜本的に何とかしようと考えました。
我が家のキッチンツールは、かなりひどい状況だったわけです。これを抜本的に何とかしようと考えました。

最近、筆者はダイソーのスタンダードプロダクツのアイテムにハマっています。まったく外れがないわけではありませんが、ほとんどのアイテムが「これで十分!」と納得させてくれるクオリティでできています。

100円ショップではないものの、300円が中心価格帯のショップとしては、その外れの少なさには本当に感心します。最近ではダイソーネットストアでもスタンダードプロダクツの商品の一部が購入できるようになりました。

しかし、本当に一部で、最新のアイテムや実店舗でも品薄な人気の商品はラインアップされていないように感じるのです。そのため、筆者の自宅からは結構遠いのですが、頻繁に実店舗に通っています。

すると、ネットストアには掲載されていない心引かれるアイテムがたくさんあるのです。今回はシリコーン製とステンレス製のシンプルでベーシックなキッチンツール。100均でも似たような商品はあるのですが、クオリティとデザインの洗練度に大きな差があります。

古くなったキッチンツールを一新したい!

筆者は100均好きなので、その気になればお玉や菜箸、ターナー、スパチュラといったアイテムを比較的容易に入手できるのですが、なぜかわが家のベーシックなキッチンツールは「まだ使えるから……」といった理由で、かなり古く、少し壊れたようなものをずっと使っています。

気になっていたのですが、改めて買い換えるとなると、各アイテムのデザインの共通性であったり、まとめて買い換える際に経済的な負担、1つ1つはさほどの値段でなくとも、こだわって購入すると結構な額になるので、二の足を踏んでいたのです。

ですが、スタンダードプロダクツのベーシックなキッチンツールは、シリコーン製もステンレス製も基本1アイテム税込み330円。シンプルなデザインはどちらにも徹底されているので、混在しても違和感もありません。

そこで筆者は、お玉と菜箸、ターナー、スパチュラの4アイテムをまとめて、一気にスタンダードプロダクツに入れ替えてみました。総入れ替えの予算総額は税込み1320円と非常にリーズナブルです。

厳選した4つの基本ツール

ベーシックなキッチンツールになにを入れるのか?これは悩ましい選択です。そして、今回筆者はかなりミニマムにお玉、菜箸、ターナー、スパチュラとしました。おそらくほぼ毎日のように使うキッチンツールを厳選したつもりです。

そして、お玉以外はすべてシリコーン製を選択しました。なぜなら、フッ素コーティングなどをされた鍋やフライパンで使う際にステンレス製だとコーティングに傷をつけてしまう可能性が高いためです。

ですが、お玉は「ステンレスお玉」を選択したのです。理由はフッ素コーティングなどがされた鍋やフライパンでそのコーティングを傷つけるような使い方をお玉ではそうした使い方をしないからです。ただし、コーティングなどがまったくない中華鍋でチャーハンを炒めるときなどは、かなり激しくお玉を使うので、柔軟性のあるシリコーン製ではなく、ステンレス製を選択しました。

あえてステンレスを選択!「ステンレスお玉」

スタンダードプロダクツの「ステンレスお玉」写真下。何も柄の焦げたお玉を使い続ける必要はなかったのですが。
スタンダードプロダクツの「ステンレスお玉」写真下。何も柄の焦げたお玉を使い続ける必要はなかったのですが。

実際のところ約30.5cm×9.5cmの「ステンレスお玉」は重さも約141g。一般的な100均のお玉に比べるとかなり重く、全体に使用されているステンレスの厚みもしっかりしており、中華鍋と激しくぶつけても、簡単に曲がらず、折れる心配もなさそうです。安心してチャーハンを炒めることができます。

また、デザインについても、これ以上シンプルにできないほどシンプルなデザインでありながら、お玉の柄にはフックなどにかけるための穴と、どこかに引っかけるためのフックの両方が付いているなど、使い勝手も非常によくなっています。

地味に便利「シリコーン菜箸(スプーン付き)」

料理用の菜箸ではなく、食事用の普通の箸で調理をしていた筆者。当たり前ですが、短いので油が跳ねて、熱い思いをすることもあります。
料理用の菜箸ではなく、食事用の普通の箸で調理をしていた筆者。当たり前ですが、短いので油が跳ねて、熱い思いをすることもあります。

わが家の菜箸は気が付くと、だいたい必要時に出てこないまま、ご飯を食べる普通の箸を使っていることがほとんどです。どこに消えているのか、不思議に思っています。そして、今回の総入れ替えの際も、キッチンのツールケースに菜箸はなく、普通の箸でした。

今回購入した「シリコーン菜箸(スプーン付き)」は長さが約28cm、重さは約40gで芯材はスチール、外側はシリコーンゴムで覆われています。そのせいか、見た目よりもやや重く、強度も高く感じます。

最大の特徴は、先端部とは逆側の天や頭と呼ばれる部分が小さなスプーンになっていることです。デザイン的なアクセントになっていることはもちろん、筆者は、調理時のちょっとした味見にもこのスプーンを活用しています。地味に便利です。

シリコーンの菜箸を選択した理由は、フッ素コーティングなどが施された鍋やフライパンを傷つけないようにという心遣いです。ただし、シリコーン製だと耐熱温度が心配になりますが、「シリコーン菜箸(スプーン付き)」は耐冷・耐熱温度がマイナス30度から230度と広めなので安心して使うことができます。

使い勝手については、人によっては少し重く感じることがあるでしょう。また、先端の滑り止めが思った以上に機能してくれるので、調理や盛り付けの際に重宝です。わが家はしばらく「シリコーン菜箸(スプーン付き)」をメインで使っていきます。

食器洗い対応がうれしい「シリコーンターナー」

我が家のキッチンツールの中でも、もっともひどい状況にあったのがターナー。そもそも柄がなくなってしまっています。
我が家のキッチンツールの中でも、もっともひどい状況にあったのがターナー。そもそも柄がなくなってしまっています。

今回、総入れ替えした我が家のベーシックなキッチンツールの中でもターナーの状態は、あまりにひどいものでした。柄の部分が溶け落ちたのか?残った金属製の先端部分だけで使っていたのですから、我ながらひどいものです。

これをスタンダードプロダクツの「シリコーンターナー」に更新しました。価格はこちらも税込330円。芯材にステンレス鋼を採用し、外側はシリコーンゴム製です。柄の部分にはかなりしっかりと芯材が入っているようで、非常にがっちりとしています。

長さは約31cm、先端の幅は約8.5cm、重さは約93gです。先端部分はシリコーンゴム製の割に薄く柔軟性があり、フライパンと食材の間にスムーズに入り込んでくれます。想像していたよりも使いやすく満足です。

また、ターナーをキッチンで使っている際に、そのまま置くと先端がキッチンのワークトップ(天板)に接触して、汚れてしまうことがあります。「シリコーンターナー」はこれを防ぐために脚(突起部)があり、先端部が浮いて直置きにならないのもうれしいところです。

加熱したフライパンと接触することの多いツールなので、気になるのが耐冷・耐熱温度ですが、こちらはマイナス30度から230度となっています。普通に使っている分には問題ないですし、フッ素コーティングなどを傷つけないのがうれしいところです。

そして「シリコーンターナー」に関して、うれしい情報としては食器洗い機対応が明記されていること。使用時に油汚れが発生しやすく、スリット部分などがあり、構造がやや複雑なターナーは筆者はあまり手洗いをしたくありません。そのため、食洗機が使用できることが明記されているのは、ありがたい。

なんの変哲もなさが最大の特徴「シリコーンスパチュラ」

写真のように筆者はなぜか、スパチュラだけは微妙なカラフルなものを使っていました。我が家のキッチンではちょっとした違和感があったのです。
写真のように筆者はなぜか、スパチュラだけは微妙なカラフルなものを使っていました。我が家のキッチンではちょっとした違和感があったのです。

今回、最後に紹介するのは「シリコーンスパチュラ」税込み330円です。非常にシンプルな全体がブラックのスパチュラで、今回の総入れ替えでお役御免となった以前のスパチュラのカラフルさに比べて、かなりクールな印象です。どうしてスパチュラだけ、妙にカラフルなものになったかは、筆者もすでに覚えていません。

大きさについては長さが27cm、先端部の大きさがだいたい9cm×5.5cmで重さは80g。芯材はスチールで、外側はシリコーンゴム。耐寒・耐熱温度はほかのアイテムと同じマイナス30~230度です。

柄と先端部分の半分くらい位置まで、かなりしっかりとしたスチール製の芯材が入っており、曲げようと思っても曲がらないくらいの強度があります。ただし、芯材の入っていない先端部分は非常に柔軟で使いやすいです。

「シリコーンスパチュラ」については形が単純なので、手洗いでもあまり面倒に感じませんが、食器洗い機に対応していることが明記されています。マヨネーズやミートソースなどにまみれた「シリコーンスパチュラ」は確かに食器洗い機で洗ったほうがすっきりしそうです。

なんの変哲もないスパチュラであることが最大の特徴であり、デザイン的なコンセプトといえる「シリコーンスパチュラ」ですが、使っていて便利だなと感じるのが、こちらも脚(突起部)がついており、キッチンのワークトップなどに直接置いても先端が浮くので、汚れが付着しづらくなっている点です。予想以上に便利。

また、シリコーンシリーズのすべてが鍋やフライパンなどのコーティングを傷つけることがないので安心して使うことができます。わが家でもコーティングのない調理器具のほうが少数派になっているので、キッチンツールもシリコーン製が主体になっていくのでしょう。

まとめ:総額1320円でキッチンがスッキリ!あなたの家のツールは何年もの!?

写真のようなラインアップであった我が家のベーシックなキッチンツールを紹介したスパチュラのものに入れ替えたので、スッキリしたことはいうまでもありません。
写真のようなラインアップであった我が家のベーシックなキッチンツールを紹介したスパチュラのものに入れ替えたので、スッキリしたことはいうまでもありません。

実際に我が家でそれまで使っていたベーシックなキッチンツールを並べてみて、筆者はちょっと驚き、呆れました。使えるかもしれませんが、ここまでダメージを負ったツールを使い続けなくてもよいと思うのです。特にターナーはひどかった。

当然ですが、キッチンで傷んだツールを使う度に気にはなっていたのですが、数年間にわたって、根本的な解決を実行していませんでした。それをスタンダードプロダクツは一気に解決してくれました。しかも、かかった費用はわずか税込1,320円。

それまで使っていたキッチンツールと、スタンダードプロダクツの新しいキッチンツールをそれぞれ並べた写真を見てもらうとわかると思いますが、わが家のキッチンはかなりスッキリとしました。

これがちょっとしたランチ1食分の1320円で実行できるなら、とってもおすすめです。キッチンツールが古くなっているな、ちょっと買い替えたいな、などと思っている方はスタンダードプロダクツで総入れ替えしてみてはどうでしょうか。非常にスッキリしますよ!

(千秋)

元記事で読む
の記事をもっとみる