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【オトナの恋愛教養】「女性なのにスゴイね!」 そんなLINEに要注意…?時代遅れ “NGフレーズ”、 言いがちな男性とは

  • 2025.8.21

褒めてるの? さげすんでるの?

恋人が使っていたら要注意? なフレーズとは
恋人が使っていたら要注意? なフレーズとは

「女性なのに、すごいね」「男の俺よりえらいじゃん」。あなたはこんな風に男性から褒められたことはありますか? 「女性なのに~」などと性差に触れる褒め言葉は、LINEであれ対面の会話であれ、男尊女卑の思想を内面化している男性ほどスルリと口にしがちな“地雷フレーズ”の典型例です。

こうしてあらためて言い回しを見てみると、褒めているのかさげすんでいるのかよく分からない表現でもあります。一見すると褒め言葉のようでも、実は全く褒めていないと言える残念なフレーズ。では、なぜ男尊女卑思想のある男性には注意するべきなのでしょうか。

「女性なのに~」を平然と口にする人ほど、性別による役割や行動(制限)への偏った価値観が根底にありがち。普段は表に出していなくても、内心では「女はこうあるべき」という固定観念を持つケースが少なくありません。

日頃から社会生活を送るうえで性差を気にしていない人は、わざわざ「女性なのに~」などとは付けないものです。

男尊女卑思想を持つ人をパートナーに選ぶと厄介な理由は、二人の距離が近くなるにつれてモラハラ的な行為をしてくるリスクが高い点です。

まだ二人に距離があるうちは問題なくても、恋人や夫婦になってからは常に「男である俺が、女よりも上でなければならない」といった発想から、パートナーである女性をさげすんだりバカにしたりして、自分が優位に立とうとする恐れが考えられます。

しかもケンカをすれば「女のくせに生意気だ!」などと時代錯誤な言葉を口にするのも、このタイプです。

つまり「女性なのに~」を恋愛に進む前の段階や初期の段階で口にする男性は、それがたとえ褒め言葉の枕言葉として使っている場合でも、危険なモラハラ予備軍であると疑ったほうが賢明と言えるでしょう。

余談ですが、このフレーズを口にするのは男性だけとは限らないのもまた事実。「女性の足を引っ張るのは同性だ」とも時折聞くように、男尊女卑思想を内面化している女性もこういったフレーズをしばしば口にします。

もしも職場やビジネス上の付き合いがある女性がこういった言葉を発するタイプだとしたら、変に足を引っ張られないよう、少し距離を置く選択肢を持っておいてもよいかもしれません。

「女性なのに、すごいね」や「女性なのに立派だ」などの褒め言葉は、昭和の時代までは比較的よく耳にしましたし、一般社会生活においても平然と使われていて問題視されにくかった経緯もあります。

けれど今や、時代は令和。社会のムードも大きく変化し、性差別や性差による評価に対し厳しい目が向けられるようになりました。

そんな時代背景があるにもかかわらず、いまだに「女性なのに~」を言い続けているタイプは、価値観の違いが露呈する恐れがありますので、深入りしないに越したことはなさそうです。

(並木まき)

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