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【鈴鹿央士×山田杏奈】「この夏のデートプランは花火♡」【sweet web独占】

  • 2025.8.13

この夏公開、キュンとするアニメと言えば!こちらの映画『ChaO』。
主人公の青年ステファンの声を演じる鈴鹿央士さんと、ステファンと恋に落ちる人魚王国のお姫さま・チャオの声を演じる山田杏奈さんの対談が実現!
映画について、夏のデートプランについてたっぷりトークしていただきました。

―映画『ChaO』の見どころを教えてください!

鈴鹿央士(以下:鈴鹿)「世界観もそうですが個性豊かなキャラクターが多くて、本当にずっと楽しく見ることができたし、どんどんのめり込んでいく感覚でいい作品だなって思いました。大きいテーマは2人の“ラブとミラクル“だけど、それ以外の家族、友情だったり、人を理解するなどいろいろなテーマが散りばめられて、見る人によって、いいなと感じるところや、受け取り方も変わってくると思うのでそこが見どころです」

山田杏奈(以下:山田)「鈴鹿さんも言っていたように、とにかく楽しく見られるというのが一番の魅力なんですが、映像の色合いだったり、街並みもすごく美しくて。本当にアーティスティックな映像美なのでそこに着目して観ていただきたいです。チャオが普段は魚の姿なんですけど、心を許したの前では人魚の姿になるので、チャオの心や気持ちがステファンと2人で生活していくうちにどう変わっていくのか、その心情を想像できるのも見どころかなと思います。あとは海のシーンが多いので夏に見るのにすごくいい映画になっていると思います(笑)」

―声だけで感情を表現する上で大切にしたポイントはありますか?

鈴鹿「僕は大げさにというか、普段お芝居している時より声に集中しました。怒っている時もただ怒るんじゃなくて、声にのせて怒りを出すみたいな。上手くできていたかは分からないのですが、それでも声に全集中ということは意識しましたし、普段の演技とは違うところで面白かったですね」

山田「チャオを演じるにあたって可愛く見せたいっていうのがテーマにあったので、普段よりちょっと高めのトーンで話したり、抑揚をいつもよりしっかりつけるようにして、気持ちをきちんと声にのせて聞こえるように意識しました。普段のお芝居とは違って表情が分からないので、どうしたら声だけで感情を伝えられるだろう?といろいろ考えながらトライしてました」

―キャラクターとご自身に共通点はあると思いますか?

山田「私は共通点があまりなかったです。ないからこそ、チャオに対して尊敬の念を抱くというか、ステファンに対する愛情をすごく真っすぐに持ち続けているところも含めてすごいなと思いました。『おうちにある宝物は必要な分だけあればいい』というシーンがあるんですが、私はいろいろ買っちゃうので(笑)、すごくできたお姫様だなぁと思います」

鈴鹿「僕も共通点はないのですが、ステファンが過去の出来事を含め、今自分がしたいと思うことへのまっすぐさ、自分が思っているものへの強さというのがすごく素敵で。そこを僕は見習いたいというか刺激になりました。自分にそういうのがあるかと言われたら……またちょっとベクトルが違うかもなぁと思うので、そこがステファンの良さだなと」

―この映画は恋がテーマですけど、このシーンが自分の中でときめいた、きゅんとしたなって思ったシーンはありますか?

鈴鹿「きゅんきゅんかぁ」

山田「ステファンが殴られて倒れたあとにチャオがおうちで介抱するシーンがあるんですけど、なんかすごくきゅんとしました。2人がこれから一緒にいられる未来が見えた瞬間だなと思えて好きです。そしてチャオが人魚なのか魚の姿なのかそこにも注目して映画で見ていただきたいです」

鈴鹿「チャオが初めて魚を揚げたお弁当を持ってきてくれた時はすごく頑張ってくれたんだなって。絆創膏をしてまで頑張っているという姿がすごく愛おしいじゃないですか? その1つ1つの行動に、この人、この魚、この人魚の(笑)中身を知れば知るほど、魅力的になっていくなと思います。たくさんある魅力の中の1つがお弁当を作ってきてくれたシーンで、すごく健気で愛おしいなぁと思いました」

―アフレコ中に印象的なエピソードはありましたか?

鈴鹿「ネタバレになるのであまり詳しく言えないんですが、最後のステファンのセリフが重なるところは本当に何十回と撮りました。このセリフをどう言うかみたいなものをスタッフさん含めてすごく考えて。30回は撮った気がします。本当にちょっとずつ何かを変えていて。何回目が使われているか分からないですが、やっぱりそれぐらい大切なセリフだったので印象的ですね。僕の頑張りをぜひ劇場で見てほしいです」

山田「今の鈴鹿さんが話していたシーンでのチャオの声もあって。そこを撮るときに動物の鳴き声だったり、イルカが超音波で会話するみたいなイメージで!とスタッフさんに言われて……」

鈴鹿「難しいね(笑)」

山田「いろいろピィーとか言ってみたんですけど(笑)。結局私の声ではなくなり使われなかったんですが、それがすごく難しかったですね!」

―ではここからはライトな質問を!この夏したいことはありますか?

鈴鹿「僕は川サウナに行きたいです。川の側にサウナを立てて、水風呂を川で直接入るんでよ」

山田「私、去年行ったよ」

鈴鹿「どうでした?」

山田「すごくよかったです!」

鈴鹿「行こう。絶対今年行こう!」

山田「じゃあ川繋がりで、私はライン下りをしてみたい。やったことなくて」

―この夏してみたいデートプランはありますか?

鈴鹿「映画を見てもらったら思い浮かぶんですけど、花火をやりたいですね。でも線香花火で」

山田「たしかに(笑)。私はバーベキューがしたいです。バーベキューをして、スイカ割りをしたい」

鈴鹿「でも汗かきたくないですよね、極論を言うと(笑)。けど夏なので、カフェ巡りで冷たい飲み物を飲みながら、ふらふら散歩したいかな」

―最後にsweet読者へメッセージをお願いします。

鈴鹿「夏のデートプランにこの映画を入れていただきたい! この映画を観て、カフェ行って、バーベキューして、花火してください」

山田「最高~!」

鈴鹿「ぜひ劇場で2人の恋を見届けてください」

山田「海が舞台になっているシーンが多いですし、涼しい気持ちになれます。そして2人の純粋な気持ちにすごく癒やされる映画だなって思うので、本当にいろんな人に見てもらってきゅんきゅんしてもらったら嬉しいです」

―ありがとうございました!

●映画『ChaO』8月15日公開
『鉄コン筋クリート』などで知られるアニメーション制作会社STUDIO4°Cが、アンデルセンの名作おとぎ話『人魚姫』をベースにオリジナル作品として手がける。人間と人魚が共存する近未来世界を舞台に、人間の青年と人魚王国の姫が織りなす恋の行方を描く。船舶会社に勤める平凡な青年ステファン。ある日突然、人魚王国の姫チャオから求婚される。戸惑いながらもチャオと一緒に暮らしはじめたステファンは、ピュアで真っ直ぐなチャオの愛情を受け、少しずつ彼女にひかれていく…。

●PROFILE
鈴鹿央士/OUJI SUZUKA
2000年1月11日生まれ。岡山県出身。ファッション誌「MEN’S NON-NO」専属モデル。2019年に『蜜蜂と遠雷』でスクリーンデビュー、ドラマ「ドラゴン桜」や「silent」など映画やドラマ問わず多数出演を果たす。近作は『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』、『花まんま』、10月からは舞台「リア王」の公演が控えており、活躍の場を広げている。

山田杏奈/ANNA YAMADA
2001年1月8日生まれ。埼玉県出身。『ちゃおガール2011★』オーディションで芸能界入り。2018年に映画『ミスミソウ.』で初主演に抜擢後、映画『ひらいて』、『山女』やドラマに多数出演。数々の賞を受賞し、一躍注目を集める。10月にはW主演を務める映画『恋に至る病.』の公開が控えている。

photo : YUKI FUJIYABU

styling : YUTAKA ASAKURA【鈴鹿さん】、KAORU WATANABE【山田さん】

hair & make-up : AI MIYAMOTO(yosine.)【鈴鹿さん】、FUMI SUGANAGA【山田さん】

text : MEGUMI KANDA

【鈴鹿さん】スキッパーシャツ¥37,400(コンコース/スタンド)、シャツ¥49,500(シーク ヤブーティー/スタジオ ファブワーク)、デニムパンツ¥31,900(ハンド ルーム/バウ インク)、【山田さん】ベスト¥57,200、ナイロンベスト¥39,600、スカート¥28,600(全てバウム・ウンド・ヘルガーテン/エスアンドティ)、その他はスタイリスト私物


●SHOP LIST
スタンド 0778-29-1191
スタジオ ファブワーク03-6438-9575
バウ インク 070-9199-0913
エスアンドティ 03-4530-3241

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