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LiLiCoもIMALUも《夫婦別姓》その選択今どき?ロマンがない?知っておきたいメリット・デメリット

  • 2025.8.12

ニュースで注目!LiLiCo&IMALUの“別姓”スタイル

IMALUさん(2015年10月11日撮影、時事通信フォト)
IMALUさん(2015年10月11日撮影、時事通信フォト)

「結婚したら名字は変えるもの」──そんな“当たり前”が、令和になり少しずつ揺らいでいます。

最近では、タレントのLiLiCoさんやIMALUさんが“夫婦別姓”を選んでいると語り、話題になりました。「夫婦で同じ名字じゃないなんてロマンがない?」と思う人もいれば、「便利そう」「羨ましい」と感じる人もいるでしょう。

今回は、選択的夫婦別姓をめぐるニュースから、制度の概要、メリット・デメリット、そしてこれからのパートナーシップのあり方について、一緒に考えてみましょう。

7月15日放送のトーク番組「上田と女がDEEPに吠える夜」(日本テレビ系)では、選択的夫婦別姓がテーマに。LiLiCoさんは「私がスウェーデン人だから、結婚しても名前はそのまま」と、国際結婚ならではの事情を語りました。実は、彼女の名字は祖母が作った家族だけのもので、「変えたくなかった」と明かしています。

一方IMALUさんは、現在パートナーがいるものの、法律婚はしておらず、いわゆる“事実婚”のスタイルを選んでいます。その理由は「手続きが面倒そう」と笑いながらも、「自分の名字に強いこだわりがあるわけではない」とも。

夫婦同姓が義務づけられている日本で、こうした“別姓”スタイルの著名人が注目されるのは、まさに制度の変化を求める声が高まっている証拠かもしれません。

ロマンだけじゃない!名字を変えるって実は大変

「結婚=名前が変わること」と思っていた私たち世代。でも実際に結婚して名字が変わると、想像以上に面倒な手続きが待っています。

免許証、保険証、銀行口座、クレカ、スマホ契約、マイナンバーカード…。変更のために何度も役所に通う人も少なくありません。さらに、仕事上で旧姓のまま通っていた人にとっては、名刺やメールアドレス、社内システムの更新などで、間接的に“キャリア断絶”感を覚えることも。

そんな中、「名字を変えない選択ができたらいいのに」と考える女性が増えているのも自然な流れです。

「名字そのまま」もアリ

番組に出演していたエッセイストの犬山紙子さんは、「夫のレアな名字が欲しくて迷わず変えた」と話していました。その一方で、「選択できる制度があったら、それでもよかった」とも語っています。この言葉に、選択的夫婦別姓の本質が表れているのではないでしょうか。

「同じ名字になって家族を感じたい」という人もいれば、「自分の名前を大事にしたい」「仕事上変えたくない」と思う人もいる。どちらも間違いではありません。大切なのは、“選べること”です。

恋愛でも結婚でも、自分にとって自然で納得できる形を選べる自由があった方が、きっと誰かに無理を強いることも減るはずです。

夫婦別姓、実際どうなの?メリットと気になるポイント

改めて、選択的夫婦別姓の主なメリットをご紹介します。メリットには、以下のようなものがあります。

(1)改姓手続きの手間が省ける(2)慣れ親しんだ名字を使い続けることが可能(3)ビジネス上の改名が不要でキャリアへの影響が少ない(4)結婚や離婚を周囲に知られにくくなる

一方で、夫婦別姓制度の導入に対しては、こんな懸念の声もあります。

(1)子どもの姓をどうするか迷う(2)家族の一体感が損なわれる気がする(3)戸籍制度との整合性が不安

これらの不安は、選択肢が“ないこと”から生まれる不自由さでもあります。大切なのは、制度の押しつけではなく、「どうする?」と話し合える余地があることなのではないでしょうか。

【まとめ】夫婦別姓の話になると、「愛がない」「冷たい」「ロマンがない」といった感情的な声も聞かれます。でも、LiLiCoさんやIMALUさんのように、自分の価値観と現実を丁寧にすり合わせて選んだパートナーシップの形には、ちゃんと愛があると感じませんか?

結婚はゴールではなく、ふたりの人生のスタートライン。その第一歩として、「私たちの名字、どうする?」という話し合いができることが、これからのカップルにとって自然なことになっていくのかもしれません。

(おおしまりえ)

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