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赤ちゃんラッコ、満面の笑み!「ホラー」なエゾシマリスも【北海道のかわいい動物たち・写真6枚】

  • 2025.8.11

今週も インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2025年8月4日〜8月8日ピックアップ分)

暑さ続きに・・もうたまらん!

Sitakke
撮影:s_yasuto_photo さん

まだ幼いエゾモモンガのきょうだいでしょうか?…この姿は、どうしたことでしょう?

連日の暑さに、巣穴の奥深くにいるのが辛くて、顔を巣穴から出して、「おうちの中は、暑くて暑くてもうまいっちゃうよ」と、涼みながら〝お昼寝中〟なのでしょうかね?

ただ、あまりの無防備さに、ハイタカやカラスなどに襲われちゃったりしないか心配になりますね。
でもとっても気持ちよさそうで、うらやましくもあります…どんな夢を見ているのでしょうか?

子シャチの豪快なジャンプ!

Sitakke
撮影:shiretoko_orca_photo_album さん

知床・羅臼から出港している、ホエールウォッチングの船から撮影されたお写真ですね。
白い模様の部分が、やや黄色っぽいので、まだ子どものシャチなのでしょう。

ブリーチングと呼ばれるジャンプをしています。
なぜブリーチングを行うのかは、仲間への合図、体の寄生虫を払い落とすなど、様々な説があるようですが、ハッキリとした理由はわかっていないのだそうです。

シャチはとっても知能が高い動物です、ブリーチングをするたびに、あたりの船から、拍手と歓声が上がるので、それでシャチも気を良くして、ブリーチングしてくれているようにも思えるのは、私だけでしょうか?

岩の上でオシャレにポーズ!

Sitakke
撮影:tatsuya_shimokawabe さん

今シーズン、何度も登場している、ケイマフリです。
足が赤いのが特徴なのですが、大きく開けた口の中も、足と同じような赤色をしていて、とってもオシャレですねー。

その鳴き声は、「フィッ・フィッ・フィー・フィー」と、とても美しく、〝海のカナリア〟とも呼ばれます。

いまごろは、子どもたちも巣立ちを終えて、海岸に面した崖に作った巣を離れて、家族で海上生活をしていることでしょう。
深さ70メートルくらいまで、泳ぐようにして海にもぐって、魚をとらえます。

〝微妙な関係〟・・このあとどうなる?

Sitakke
撮影:masaphoto1126 さん

北海道でリスと言えば、エゾシマリスとエゾリスがすぐに思い浮かびますが、この2種類のリス、ごくごく近いところで生活をしていながら、なかなかいっしょにいるところを見かけることはありません。

とはいえ、特に仲が悪くて、いつもケンカしているというワケでもないのですが。
なので、1枚のお写真に、エゾシマリスとエゾリスの2種類のリスが写っているお写真を見ると、「おーっ!」となっちゃいます。

「きょうの1枚」は、ただいっしょに写っているだけでなく、ごちそうを食べているエゾシマリスを、うらやましそうに見つめるエゾリスという、とってもユニークでかわいらしい1枚。

このあとどうなっちゃったんでしょうかね?
多くの場合、カラダの大きなエゾリスが近づくと、小さなエゾシマリスが、そそくさとどこかへ行っちゃうのがいつものパターンなのですが。

子ラッコ・・カメラに〝満面の笑み〟

Sitakke
撮影:hgrogw さん

カメラに向かって、満面の笑みを見せてくれているようですね。

左側が、お母さんラッコ、センター写っているのが、ことしの春に生まれた、子ラッコなのでしょうか。
霧多布岬でラッコが観察されるようになったのは2016年ころですから、ことしでまる10年になります。
ウニやカニといったラッコのエサが豊富で、休憩や子育てに適した岩場が多いことなどの環境が、気に入ってもらえたようです。

2024年の夏には11頭のラッコ が、霧多布岬の周辺8キロメートル周辺で、生活・繁殖していることが確認されています。
最近では、霧多布だけではなく、道東・根室地方の各所にも、繁殖地が広がっているようです。
いつまでも、北海道が、ラッコのふるさとであり続けられることを、祈るばかりです。

7月のMVPは・・〝ホラー感 満載〟なこの1枚に!

先月7月の「今月の1枚」の発表です!
2,755の「いいね」(総閲覧数:18,452回)を獲得された、@forest_suu_phot さんに決まりました。

Sitakke
撮影:forest_suu_phot さん

一瞬、何か大変な〝事件〟が起こってしまったのか?と思いましたが、どうやら、サクランボの実か何かを食べるのに夢中になってしまい、気づいたときには、こんなことになってしまっていたようです。

「ボク、どうしたらいいの?」とでも言いそうな、カメラ目線が、なんともかわいらしいですね。
おそらく本人にも、やっちゃったなー的な〝自覚〟がわずかに、あるのかもしれません。

「血みどろ…なわけないですよね〜、スゴイ瞬間」「ホラー感がかわいいですネ」「途方にくれているように見えます」「一瞬ギョッとなったけれど、内容を見て、ひと安心しましたー」といった声が寄せられました。
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@forest_suu_phot さん 、おめでとうございます!
そして応援してくださった皆さま、ありがとうございました!
2025年7月の「今月の1枚」に認定させていただきます。

◆文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園での取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催し、InstagramやSitakkeの記事で発信しています。

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