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【MLB】本塁打王ローリー、45号アーチで“伝説の捕手”が持つ50年間破られなかった記録に到達 米メディアは期待感「シーズン50本塁打を放つ初の捕手になる」

  • 2025.8.11
マリナーズのカル・ローリー(C)Getty Images
SPREAD : マリナーズのカル・ローリー(C)Getty Images

マリナーズカル・ローリー捕手は10日(日本時間11日)、本拠地T-モバイルパークでのレイズ戦に「2番DH」で先発出場。初回裏の第1打席に3試合連発となる今季45号アーチを放った。
本塁打と打点部門でトップに立つローリーは、現在負傷者リスト入りしている2位アーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)との差を8本塁打に広げた。また、捕手の最多本塁打記録では“伝説的捕手”ジョニー・ベンチ氏(1970年)に並ぶ歴代2位タイに浮上した。

■捕手最多本塁打まであと3本

0ー0で迎えた初回裏。無死一塁で打席に入ったローリーは、相手先発エイドリアン・ハウザー投手の5球目低めのシンカーをすくい上げると、打球は速度112.9マイル(約181.7キロ)、角度23度のライナー性のあたりで右翼スタンドへ。低弾道での45号2ランとなった。

ローリーの先制アーチでリードを奪ったマリナーズは、その後も打線が繋がり初回で一挙4得点。序盤で大きく点差を広げたマリナーズが6-3で逃げ切り。レイズを下し7連勝を飾った。

ローリーの一発を現地メディアは各所で報道。米メディア『スポーティングニュース』は、ベンチ氏が有する捕手の最多本塁打記録(2位タイ)に並んだことを受け、「ベンチの数字には深い歴史がある。日曜日、カル・ローリーはベンチの記録に追いついた。まだ8月10日なのにである」と報道。

ベンチ氏は20世紀で唯一、捕手として本塁打王を獲得するなど“MLB史上最高の捕手”とも称される活躍を見せ、1989年に殿堂入り選手となっている。

同メディアは、3試合連発と勢いが止まらないローリーについて、サルバドール・ペレス捕手(ロイヤルズ)が21年に記録した最多本塁打(48本)を更新する可能性は十分にあるとし、「シーズン50本塁打を打つ初の捕手となるだろう」と展望している。

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