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【60代ファッション】ゆるっとスタイルにひと工夫!「ヴィンテージトップス」の夏コーデ2選

  • 2025.8.10

月刊誌『素敵なあの人』の公式ブロガーの日常を綴った素敵ブログ。 今回は、古着好きの上林恵子さんによる古着Tシャツ・ポロシャツの夏コーデをお届けします。


毎日、身体にまとわりつくような暑さが続いていますね。
最近の私はゆったりとしたシルエットの服が好きです。
特に夏は、汗をかいた部分に締めつけがあると蕁麻疹が出やすいため、風が通るようなリラックスした服を自然と選ぶようになりました。
Tシャツやポロシャツなど、カジュアルなコーディネートの日には、レディースの大きめサイズか、あえてメンズのL〜XLを手に取ることも多いです。
身長158cmの私にとっては、身幅よりも丈のバランスに気を配る必要があり、そんなときに思いついたのが、裾にゴムを通す簡単リメイク。
 

古着屋さんで見つけたラッコプリントが可愛いアメリカ製のメンズTシャツ(XLサイズ・着丈75cm)にも、このアレンジを施しています。
 
これは、ファッション専門学校やアパレル時代に身につけた知識がベースになっているんです。
裾の目立たない箇所の縫い目を1cm位ほどき、そこからゴム紐を通すだけで好みのシルエットが簡単に作れます。
私が使用しているのは、子供パジャマ用の6㎜幅の平ゴムで、100円均一のお店で売っている手軽なものです。
 

裾が自分の好きな位置で留まるようにしたくて、ゴム紐の長さは色々と試して決めました。
ゴム紐を伸ばさずに自分のウエストサイズでカットし、繋ぎ目は結ばず1cmほど重ねて糸で縫い留めています。(こうするとゴムがもたつかずきれいに収まります)
 

カーヴィーデニム:カレンソロジー
サンダル:カンペールTWINS
バングル&ネックレス:コンリトゥモ
 

わかりやすいように画像を並べてみましたが、丈でイメージが変わりますよね。

ゴムが入っていてもフロントインができるし、ゴムが入っていることで後ろだけが長くなりすぎることもなく、ほんのり丸みのあるシルエットが楽しめるんです。
 

同じ方法で、メンズの古着のポロシャツもアレンジしています。
 

42サイズ(日本でいうL〜XLくらい)で、これまではブラウジングして丈を調整していましたが、ゴムを入れてからは着るだけでシルエットが決まります。
 

古着のポロシャツ:FRED PERRYメンズ
レースショートパンツ:DREAM sister Jane
ソックス:靴下屋
サンダル:3.1Phillip Lim

後ろ姿もブラウジングしたかのようなシルエットでしょう?
おかげでスタイリングの時間が短縮されました。
 

この方法はTシャツやポロシャツだけでなく、ニットにも応用可能。
裾や袖口が伸びてしまったセーターにゴムを通すだけで、スタイリングしやすくなるんです。
 
小さな工夫ですが、手放す前にぜひお試しください!
 

この記事を書いた人 上林恵子さん

50代半ばに見つかったステージ3bの大腸癌をきっかけに第2の人生をスタート。ファッション・ジュエリー・アート業界に40年携わっていた経験を活かし、ライフ・アカンパニストとして活動中。夫と愛猫と暮らす孫7人のグランマ。

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