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マシュー・マコノヒー、『タイタニック』のジャック・ドーソン役を逃した理由

  • 2025.8.7
Matthew McConaughey during "Seven Years in Tibet" Los Angeles Premiere

ジェームズ・キャメロン監督による不朽の名作『タイタニック』(1997)。『評決のとき』(1996)で脚光を浴びていたマシュー・マコノヒーも、レオナルド・ディカプリオが演じた主人公ジャック役のオーディションを受けたそうだが、起用されなかった理由が明らかになった。

同作のプロデューサーで、昨年7月に亡くなったジョン・ランドーによる回顧録が発売される運びとなり、マシュー・ベローニのニュースレター「What I'm Hearing」でその抜粋明かされた。これによると、すでに主人公ローズ役に決まっていたケイト・ウィンスレットは「マシューその人と彼の存在感、そして彼の魅力に魅了された」が、彼の南部なまりのアクセントがキャメロン監督には響かなかったそうだ。

キャメロン監督は「素晴らしい。今度は違うやり方でやってみよう」と声をかけたが、マシューは「イヤ、すごく良かった。ありがとう」と言って、やり直しに応じなかったという。ランドーは、「これがマコノヒーの最後だった、とだけ言っておこう」と綴っている。

"Titanic" - Leonardo DiCaprio as Jack and Kate Winslet as Rose, 1997

マシュー自身も、2021年にロブ・ロウのポッドキャスト『Literally! with Rob Lowe』で、『タイタニック』のオーディションを受けていたことを告白している。「ケイト・ウィンスレットと読み合わせをした。オーディションではなかったけれど、撮影されたからスクリーンテストみたいな感じだった。僕らが部屋を出たあと、スタッフのひとりがついてきて、『素晴らしかった』と言ってくれた。ハグするような感じだったから、役をもらえると確信したのに違った」とコメント。

「僕が『タイタニック』を断ったと言う噂が何年もあり、僕の耳にも入ってきたし、記事でも目にしたから、キャメロン監督にも聞いてみた」ところ、「事実ではなかった。僕にオファーはなかった」そうだ。「しばらくの間、『あの時のエージェントを探さなくちゃ。あいつら困ったことになるぞ』と話していたよ」と明るく振り返り、「あの役のオファーを受けたことは絶対ありません」と改めて否定していた。

Text: Tae Terai

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