非道な教師「おなたのお子さんは価値がない」子どもをばかにされた母親は！？＜娘の担任は洗脳教師＞

小学校6年生のハム子ちゃんは、原先生が担任になってからというもの、学校が憂うつに……。原先生は、自分にとって価値があるかどうかで生徒を選別する先生だったのです。幼馴染の姫子ちゃんが毎朝迎えに来るようになり、登校拒否は解消されたものの、ハム子ちゃんは徐々に疲弊し、ついに倒れて入院してしまいます。さらに、同級生の静太くんも、6年生から登校拒否になっていたのです。

原因を探るうち、原先生が子どもたちを恐怖で支配し、姫子ちゃんを筆頭にいじめを黙認するスクールカーストを作り上げていたことが判明。

ハム子ちゃんの母親と静太くんママは校長先生に相談しますが「証拠がないためすぐには対応できない」とのこと。代わりに、会話を聞いていた保健室の大河先生が協力を申し出てくれました。

そんな矢先、新たな事実が浮上。静太くんが、女子更衣室からビデオカメラを持って出てくる原先生を見たと言うのです。ところが、ハム子ちゃんの母親が盗撮の証拠を押さえたタイミングで原先生に見つかってしまいます。

原先生はしらを切りますが、そこに現れたのが姫子ちゃんママ。娘から聞いた証言をもとに、「盗撮が誤解なら、見せられますよね？」「そのカメラ、本当に学校の備品ですか？」と原先生を追い詰めます。

追い詰められた教師の最低な言葉に、母親は…！？

言い逃れできない状況になったとわかり、話をすり替えようとする原先生。

姫子ちゃんがいじめの加害者である事実を取り上げ、「いじめをして良いのか悪いのか、そんなことも判断できない価値のない人間なんですよ！」と侮辱したのです。

ハム子ちゃんの母親は、同じ親としてその言葉を許せません。

「私たちの宝物を勝手に値踏みするな！」

子どもたちと向き合うこともせず、自分だけ罪を逃れようとする原先生に強い怒りをぶつけるのでした。

▼小さな子どもに責任を押し付け、自らの保身を図ろうとする原先生の姿勢は、教育者としてだけでなく、大人としても許しがたいものです。子どもを信じ、導き、ともに成長していくことが周りの大人に求められる本来の姿のはず。

そのことに気付けない原先生が、教師を名乗る資格などありません。母親たちの意見をしっかりと受け止め、自分のやり方が本当に正しかったのかを今一度考えてもらいたいですね。

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著者：マンガ家・イラストレーター もち田ハム子

ベビーカレンダー編集部