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台風接近前の「あの一手」が命運を分ける!?全国調査で判明した意外な盲点とは

  • 2025.8.5

4割弱の人しか毎回対策していない現実

4割弱の人しか毎回対策していない現実
4割弱の人しか毎回対策していない現実

不動産会社の株式会社AlbaLinkが実施した調査によると、台風対策を毎回行っている人は38.6%にとどまることがわかりました。最も多かったのは「ときどき行っている」の48.8%で、台風の強さや進路によって対策の有無を決めている人が多い実態が浮き彫りになりました。

一方で、「ほとんど行っていない」と答えた12.6%の人からは「なるようになる」「台風が来ても困ることがない」といった理由が挙げられており、災害への意識に個人差があることも明らかになっています。

圧倒的1位は「屋外の荷物を片付ける」

実際に行っている台風対策では、「屋外の荷物を片付ける」が59.2%で圧倒的な1位となりました。ベランダのサンダルや物干し竿を室内に移動させたり、植木鉢を安全な場所に避難させたりする対策が最も重視されています。

続いて2位「食品を準備する」(22.6%)、3位「水を準備する」(22.2%)、4位「充電しておく」(21.8%)がランクイン。停電や断水、外出困難な状況に備える人も多く、複数の対策を組み合わせて実施している様子がうかがえます。

注目すべきは、多くの人が「風雨から人や家を守る備え」と「断水や停電などへの備え」の両方を重要視していることです。懐中電灯の準備(12.4%)や雨戸を閉める(12.2%)といった対策も上位に入っており、総合的な災害対策への意識の高さが見て取れます。

後悔から学ぶ「やっておけばよかった」対策

興味深いのは、「やっておけばよかった家の備え」でも「屋外の荷物を片付ける」が29.6%で1位となったことです。実際に被害を経験した人からは「風通しの悪いところに置いてあるから大丈夫だと思っていた傘立てが台風で倒れて割れた」「いつも車の横に置いていた自転車を移動すればよかった。車に倒れて傷がついた」といった体験談が寄せられました。

特に目立つのは「まさか飛ばない・倒れないだろう」という油断から被害を受けたケースです。日常的に外に置いている自転車や鉢植えなどが原因となることが多く、台風の威力を侮っていたことへの後悔の声が多数聞かれました。

また、食品準備の失敗談として「一人暮らしをして初めての台風時、近所のスーパー・コンビニをすべて回りましたが、棚が空で食料が手に入りませんでした。ほぼ丸一日断食をする羽目になりました」という深刻な体験も報告されています。

この調査結果からは、台風対策において早めの行動の重要性が浮き彫りになっています。風雨が強くなってからでは買い出しや荷物の移動は困難になるため、台風の接近が予想された時点での準備が被害を最小限に抑える鍵となりそうです。

(LASISA編集部)

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