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インスタグラムが販売促進機能を強化、ユーザー行動履歴による関連商品広告の配信が可能になる新メニューを発表

  • 2016.5.13
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米・フェイスブック社は、インスタグラム(Instagram)の新たな広告商品として、「ダイナミック広告」を展開することを発表した。

ダイナミック広告は、ユーザーが閲覧やカートへの追加などで関心を示した商品とその関連商品、購入済み商品の関連商品を自動的に表示する広告。グーグルやクリテオをはじめ、見込み客にリーチ可能な広告メニューでリターゲティング広告としてすでに業界では主流となっている。これまでフェイスブックでのみ提供されていた。

同社は、インスタグラムユーザーの60%が、インスタグラム上で新たな商品と出会ったことがあり、75%は投稿内容に販売意欲を刺激されて、何らかの行動をとったことがあるとする。また、カナダのジュエリー店「Jewlr」は、ウェブサイトで商品を閲覧したりカートに追加はしたものの購入には至らなかった米国内のユーザーをターゲットにキャンペーンを展開し、3倍以上のROAS (広告費用対効果)を達成したという。

11日に掲載したF.M.J.の記事「女性のSNS利用と消費行動に関する調査、トレンド情報の検索と購入のきっかけはグーグルからインスタグラムへ」でもあったように、インターネットユーザーの購買行動に影響力が高まっているインスタグラム。今回のアップデートは、これらを最も効果的なモバイル販売促進プラットフォームに育て上げていくという企業としてのコミットメントを表すものだとしている。

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