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参院選後の衝撃調査「最も期待できる政党」3位:自民党、なら1位&2位は?政治地図が塗り替わる?

  • 2025.8.4

国民民主党が首位、参政党も健闘

国民民主党が首位、参政党も健闘
国民民主党が首位、参政党も健闘

民間シンクタンクの紀尾井町戦略研究所株式会社(KSI)が、2025年7月22日に全国の18歳以上の男女1000人を対象に実施した参院選後の意識調査で、興味深い結果が明らかになりました。「今後最も期待できる政党」として、国民民主党が12.4%でトップに立ち、参政党が10.1%で2位、自民党が9.8%で3位という順位になったのです。

この結果は、従来の政治構図とは異なる有権者の意識変化を示しています。特に注目すべきは、与党である自民党が3位にとどまったことです。一方で、「期待できる政党はない」と回答した人が33.3%と最も多く、政治不信の根深さも浮き彫りになりました。

年代別で異なる政党への期待

年代別の分析では、国民民主党への期待は若い世代ほど高く、20代では2割台に達した一方、70代以上では一桁にとどまりました。逆に自民党への期待は年代が上がるほど増える傾向があり、20~50代は一桁だったのに対し、60代、70代以上では1割台となっています。

参政党については年代による明確な傾向は見られませんでしたが、全世代で一定の支持を獲得していることがわかります。

党首の魅力が選挙結果を左右

今回の調査では、各政党の党首のイメージや演説が参院選の結果に影響したと考える人が79.3%に達しました。「全く影響はなかった」「あまり影響はなかった」と回答した人は13.2%にとどまり、党首の個人的魅力やメッセージ発信力の重要性が改めて確認されました。

各党首の評価では、玉木雄一郎代表(国民民主党)が「非常によかった」「よかった」の合計で最も高い評価を得ており、期待度調査の結果と連動している様子がうかがえます。

物価高対策が最重要課題に

参院選の結果に影響を与えたと思われる政策については、「物価高対策(消費税減税、現金給付など)」が74.5%で圧倒的な1位となりました。続いて「政治とカネの問題」が30.7%、「移民、外国人労働者」が30.1%と続いています。

物価高への対応は、多くの有権者にとって切実な問題となっており、各政党の政策スタンスが支持率に直結していることが明らかになりました。

今回の調査結果は、従来の政治の枠組みを超えた新たな政治状況の到来を予感させるものです。特に国民民主党の躍進は、中道的な政策路線への期待の表れとも考えられ、今後の政界再編の可能性も示唆しています。

(LASISA編集部)

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