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疲れが取れて代謝もUP!体にもお肌にも嬉しい 「滋養野菜」がスゴい

  • 2016.5.13
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25℃を超える“夏日”という言葉をちらほら聞くようになってきましたね。

暑さ増すと、ただでさえ忙しい毎日を送る女性にとって気になるのは疲労感。疲れが溜まってくるとお肌のお手入れにも力が入らず、気が付いたらお疲れ顔に……。

そんな状態になる前にぜひ“滋養野菜”をお酢と一緒に食べてください。

今回は健康管理士の筆者が、体にもお肌にも嬉しい滋養野菜と、その効果を更にアップしてくれるお酢との組み合わせについてご紹介します。

 

■滋養って何?

この時期になると「滋養強壮に!」というフレーズをよく聞くようになりますが、男性向けのイメージが強いかと思います。

しかし実は“滋養”という言葉自体の意味は“体に栄養素を染み込ませる”というもの。もしくは栄養素そのものを指します。

 

■滋養野菜とはどんな野菜?

滋養野菜のトップとして挙げられるのはやはりニンニク。

中医学では“脾胃を温め、気の循環をよくし、疲れを取り、冷えによる消化不良を治す”とされています。

ニンニクに含まれるアリインは酵素の働きによってアリシン、ジアリル、ジサルファイドという物質に変化し抗菌作用や血液循環、保温効果があると言われています。

ニンニクの他にもニンジン、ニラ、セロリや今が旬のアスパラガス、もうすぐ旬を迎えるオクラなども滋養野菜として挙げられます。

これ以外にも、中医栄養学でいう“五味”のうち“甘味”に属する野菜には滋養作用があるとされているので、カボチャ、ナス、たけのこ、玉ねぎ、キャベツ、ほうれん草、れんこん、白菜などもおすすめ。

 

■お酢と滋養野菜の組み合わせは最強!

滋養野菜そのものに栄養素がたくさん含まれていますが、その吸収率を良くしてくれるのがお酢の働き。

吸収率を良くしてくれるだけではなく、お酢自体にも疲労回復、代謝の促進、さらには血糖値の上昇を抑制する効果もあり、エイジングケアにもつながります。

疲れが取れる! 代謝がよくなる! エイジングケアが出来る!

こんなにいいことがあるのに、滋養野菜をお酢と組み合わせて食べないわけにはいかないですね。

 

■食べ方は?

おすすめはピクルスや酢漬け。ピクルスはきゅうりのイメージが強いかと思いますが、ニンジンやアスパラ、セロリ、オクラもピクルスにすることができます。

また玉ねぎをスライスして塩、砂糖を加えたお酢に漬けておけばドレッシングとしても使えますし、そのまま食べても美味しい。季節野菜のトマトを加えてもいいですね。

他には酢豚という選択肢も。玉ねぎ、にんにく、にんじん、セロリ、れんこんを入れて、鶏肉やサバなどの魚を豚肉代わりに使っても美味しく食べられます。

一緒に調理することにこだわらなくても、オクラの胡麻和えとワカメの酢の物といった別の料理での組み合わせでもOK。

 

いかがでしたか? これからの季節は滋養野菜とお酢があなたの活力になってくれること間違いなしです。

“体にいいから”と無理やり食べるのではなく、彩や味を楽しみながら美味しく摂ってくださいね。

【筆者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ inacio pires/ shutterstock

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