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エアコン温度から見える家族の力関係?静かな攻防戦が北海道でも当たり前に

  • 2025.8.1

今年の夏も暑い!
連日30℃を超す暑さをどう乗り切っているのか、マチゆく皆さんに聞いてみました!

10代
「窓を開けて風通しを一方通行になるようにして風が通るようにしてなんとかしています」

30代
「扇風機を窓を開けて使う。クーラーが欲しいです、内心は」

60代
「エアコンを設置する予定は今のところはないが、配偶者の方はつけてほしいと言っている。これから緊急家族会議を開いて…」

北海道でエアコン保有が当たり前に?

2021年にウェザーニュースが行った調査では、北海道のクーラー保有率は約42%でした。
ただ猛暑が続いていることや、電気店などでエアコンが品薄になるほどの人気から、さらにその数字は上がっているとみられます。

エアコンをつけた人の中には「寝室が寝苦しくてつけた」「設定を27~28℃にして夫が帰ってくる前後につけている。それ以外はガマン」と話す人も。

北海道の夏にも欠かせなくなってきたエアコン。
ただ、設定温度をめぐっては家庭内で静かな攻防が起きていたようで…

70代
「夫が寒がるようになった、年齢的なのか体の調子か。私の方が暑い暑いという感じ。夫が見ていない間に下げたり、その辺は上手にやります!そしたら夫はまた自分のいいところに戻す、イタチごっこといえばイタチごっこ」

20代
「父が暑い暑いと言っていて、母がちょっと寒いと言う。最終的には母が決定、寒い方に合わせる感じ。そのとき父はちょっと我慢みたいな感じで。首につけるひんやりするやつを冷凍庫から出してつけている。お母さんはやっぱり強いなと思う」

快適に感じる温度は人それぞれ…静かな戦いに、家庭内での力関係も見えてきます。## 今日ドキッ!のスタジオでは…

Sitakke

HBC今日ドキッ!のスタジオではコメンテーターの鶴岡慎也さんが「まさにドキッとした」と話します。

「僕は暑がりなのでエアコンを23℃くらいにしたいんです。でも妻は結構寒がりで高くしたいので、結局そっちになる。それで首につけるやつをまさにつけられていて、似たような状況だなと思いましたね」

同じくコメンテーターの寺井裕美子さんはスポットクーラーを使っているそう!

「ちょっと音はうるさいですけれど、わりと気温が下がるのでまあまあ快適だな」と話していました。

北海道の最近の暑さにびっくり…

Sitakke

北海道では「暑さは数日乗り切れば涼しくなる」なんて言われてきましたが…
最近の暑さでは親世代を心配するこんな声も聞かれました。

50代
「いまだにうちの親はエアコンつけようと言っても『いらない』と言うんですよね。うちは風通りがいいからとか言うんですけど、本当に大丈夫?と思う」

80代の女性は今年、寝室にエアコンを設置。
横浜に住む息子さんからこんなことを言われたそう。

「息子が横浜でスマホで私の部屋の調節ができる、AIの入ったエアコンなんだって、だから私は何もしなくていいよって」

最近では「スマート家電」といってスマホのアプリなどから操作できる家電が多くなっています。
不在時に室温を調整する使い方が多いと思うんですが、他にも離れた両親の家の温度管理にも使えるんですね。

鶴岡慎也さんは鹿児島にご両親がいるので、このスマート家電の情報に興味津々。

「今どきだなぁと思いました。やっぱり目に見えて「つけているな」とわかれば…安心するんだったら、一つの手段ですよね」

年を重ねると、寒さや暑さへの感覚も鈍ってくることがあります。
実は脱水症状を起こすような状態なのに「暑く感じない」と思っている人も…。

寺井裕美子さんも「私の祖母もすこし認知症が始まっていたんですけど、夏の日でも長袖を着ていて。私が一生懸命窓を開けたりとかしていましたね」と経験談を話していました。

まだまだ暑い夏。
エアコンは積極的に使いましょう。

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年7月3日)の情報に基づきます。

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