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「ファミレス史上最強のラーメン爆誕」今年のデニーズ×飯田商店は冷・温で攻める…これはもう外食革命だ

  • 2025.8.2

ラーメン好きならば、誰もが知る名店「飯田商店」。『TRY ラーメン大賞』で4連覇の殿堂入りを果たすほどの実力を誇っている、この名店らしい本格的な味わいが、あのチェーン店で食べられるのだとか。そう、それがデニーズ×人気ラーメン店「飯田商店」店主監修のメニューです。昨年、デニーズ創業50周年企画として初めて実現したこのタッグが、今年はさらに進化して帰って来ました。

冷・温2種の担々麺がお目見え

進化ポイントは様々ですが、真っ先に気が付くのは、メニューの種類でしょう。なんと今年は、冷・温2種の担々麺を展開しているんです。写真左手に映る「オリエンタル冷やし豆乳担々麺〜The answer to Asian noodle〜」は第1弾として、また、右手の「担々麺 Neo 分離の魔力〜際立つスパイス」は第2弾として、それぞれ登場しました。同じ担々麺でも、色合いや香りが全く異なるので、並べてみると面白いですね。話題になっているこの2品を、今回は食べ比べしていきます。

昨年好評を博した冷やし豆乳担々麺をアップデート

デニーズ×飯田商店
オリエンタル冷やし豆乳担々麺〜The answer to Asian noodle〜
価格:単品¥1,496(税込)/ミニごはんまたはパオズ付き¥1,661(税込)/飯田店主おすすめセット¥2,321(税込)
※飯田店主おすすめセット内容:エスニック唐揚げ 超ライム+ミニごはんまたはパオズ

まず、第1弾として登場した「オリエンタル冷やし豆乳担々麺〜The answer to Asian noodle〜」。発売開始自体は5月21日(水)からされていますが、食べたい時期としては、今がまさにぴったりではないでしょうか。ひんやりした担々麺が、火照った体を冷ましてくれそう。

この1杯のベースにあるのは、昨年の初コラボで大好評を博したあの冷やし豆乳担々麺。前回以上に“味・香り・食感”の驚きを味わえるよう、様々な工夫が盛り込まれていました。

カラっと揚げた海老に油淋鶏ソースを絡めているのが、美味しさの秘密。生姜やレモンのような爽やかな香りのムージャン油をまとったフリットが、豊かな風味を際立たせる!

この白玉、揚げる前に乾燥海老を砕いたパウダー&海老オイルでしっかりと風味付けがされているのだとか。

その工夫が表れているのが、主にトッピングです。ナッツの配合を変更している点をはじめ、香り豊かな海老のフリットや、揚げた白玉の食感をアクセントに加えられています!特に印象的だったのは、白玉のほうでしょうか。もちもち食感と香ばしさが、クセになる……♡

まろやかな豆乳仕立てのスープに、味覚を刺激する花椒の香りが差し込む、この絶妙なバランス感がたまりません。

セットで注文すると付いてくるレモン&パクチーを加えると、よりエスニック感が強まります。コク深くも酸味の効いたスープを、一層さっぱりとした味わいへと変化させる、アジアの王道「魔法の味変コンビ」で、最後まで飽きずに楽しむことができそうですね!

タレ・胡麻・ラー油が奇跡の分離!?

デニーズ×飯田商店
担々麺 Neo 分離の魔力〜際立つスパイス
価格:単品¥1,496(税込)/ミニごはんまたはパオズ付き¥1,661(税込)/飯田店主おすすめセット¥2,321(税込)
※飯田店主おすすめセット内容:わたしだけの中華まん〜free style+ミニごはん

続いては、7月9日(水)からスタートしている第2弾「担々麺 Neo 分離の魔力〜際立つスパイス」をいただいていきます。「飯田商店」店主・飯田さんが監修する担々麵で、温かいものが登場するのは初のこと。そんなわけで、一体どんな1杯なんだろう?と期待値が高めでした。商品名にもなっている“分離の魔力〜際立つスパイス”というワードが、気になるところです……。

提供された瞬間に、そういうことか!と理解。このように①胡麻、②醤油・ラー油……と、意図的に分離させているからこそ、“分離の魔力”と言うんですね。魔力って?という疑問はまだ残るかもしれませんが、先を見ていきましょう。

胡麻部分のまろやかさや、ラー油部分のピリ辛さなど、それぞれが分かれているため、良さがダイレクトに伝わってきます!香りや味わいが、際立つようです。そして食べ進めていくうちに、徐々にそれぞれが混ざり合っていく。複雑で豊かな香りが深まっていく。この変化=魔力(魔法)か!と納得してしまうはず。

ただ、辛いものがお好きな人は、あんまり混ぜすぎないほうがいいかも?(混ざりすぎると、胡麻のまったりした感じが強まります)。花椒や辣油でたたせた香りの心地よさ、食べる箇所によって異なる味わいも満足感を高めますね。

なお、トッピングのココナッツチキンは、ミルキーな風味。酸と辛みのバランスにこだわったスープとの相性抜群で、エキゾチックな味わいでした。

パオズで広がるアレンジの幅が楽しすぎ

ここまでは担々麵単体での味わいを2種チェックしてみましたが、セットメニューにも付いてくるこのパオズにも注目したいところ。パオズと一緒に担々麵を楽しむことで、食べ方の幅が一気に広がるんです。

例えば今回は、「オリエンタル冷やし豆乳担々麺〜The answer to Asian noodle〜」の飯田店主おすすめセットを注文してみました。

ライムとナンプラーを使用したソースが、冷やし豆乳担々麺と相性抜群。赤玉ねぎやパプリカ、ミニトマトなど鮮やかな野菜が視覚的に楽しい。なおかつ食感・味のアクセントにもなります。ジューシーな唐揚げ×柑橘の爽やかな香り、この組み合わせ中毒性高いです。※単体の場合は、¥660(税込)。

このセットを選ぶと、「エスニック唐揚げ 超ライム」なんかも付いてきます。

パオズには薄く切れ込みが入っているので、物が挟みやすかった。柔らかめの生地で、ふっくら食感を楽しむことができます。

唐揚げや、冷やし豆乳担々麺のトッピングをパオズにインすれば、自分だけの一品が完成!また、パオズを担々麵のスープに浸して食べるのもおすすめです。食べ方の選択肢が一気に広がるので、ガッツリいきたいときは、ぜひパオズも一緒に注文してみてはいかがでしょう?

ライターのイチオシは……

見比べてみると、麺へのスープの絡み方にも個性が。冷たい担々麵のスープのほうが重ため(どろりと濃厚な感じ)なので、麺によく馴染んでいる。ちなみに、スパイスらしい爽やかな香りについては、温かいほうが豊かに感じられた。

改めて今回は、「オリエンタル冷やし豆乳担々麺〜The answer to Asian noodle〜」と「担々麺 Neo 分離の魔力〜際立つスパイス」を食べ比べてみました。個人的に印象深かったのは、ビジュアルのインパクトも大きかった温かい担々麵。やっぱり分離を活かした味わいの魅せ方は、一度体験してみてほしいなと思います。

しかしながら、トッピングの面では冷やし豆乳担々麺が抜きんでていた!もちもち香ばしい白玉は、リピートしたくなる美味しさです。冷VS温……結局甲乙つけがたい。これは何人かで注文して、2種をシェアするのが一番いい気がしますね。シェアしながら、温冷どちらが好みか、話のネタにしてみてください!

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