「何に見える？」あなたが“罪悪感を抱くシチュエーション”がわかる【心理テスト】

2025.12.3

「罪悪感」は、人間だけが抱く感情だと言われています。自然に罪悪感を抱くシチュエーションは、あなたの持つ固定概念や、コンプレックスを反映しているのではないでしょうか。今回は、あなたが罪悪感を抱くシチュエーションを心理テストで探ってみましょう。診断結果にピンとくるものがあったら、自己理解が深まった証かもしれません。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ブーツ

2.木の幹

3.コンパス

4.ヘビの頭

1.ブーツに見えた人は「小さな贅沢をしたとき」

図形がブーツに見えた人が罪悪感を抱くシチュエーションは、「小さな贅沢をしたとき」かもしれません。普段より高級な外食をしたり、高価なものを買ったときなどに、なぜか罪悪感が生まれてしまうのではないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、慈愛の心に満ちた、平等思考の強いタイプかもしれません。そのため、小さな贅沢をすると、さまざまな状況にある人のことが頭に浮かんで、悪いことをしている気になってしまうのではないでしょうか。

贅沢に罪悪感を抱いてしまうあなたは、他人や社会を気にするがあまり、自分を犠牲にしすぎているかもしれません。あなたの人生はあなたのもの。自分の力で手に入る豊かさをもっと素直に謳歌してもよいのではないでしょうか。

2.木の幹に見えた人は「人を傷つけたとき」

図形が木の幹に見えた人が罪悪感を抱くシチュエーションは、「人を傷つけたとき」かもしれません。意図していなかったり、不可抗力であっても、人を傷つけてしまったときには、人一倍罪悪感が生まれてしまうのではないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、繊細で、共感力が高いタイプかもしれません。そのため、傷ついた相手を見ると、自分のことのように悲ししくなりそうです。ただでさえ人が悲しむところを見たくないのに、自分が人を傷つけたとなると、許せない気持ちになってしまうのでしょう。

人を傷つけることに罪悪感を抱いてしまうあなたは、他人に共感するがあまり、自分をないがしろにしすぎているかもしれません。自分の気持ちに嘘をついてまで、いつもいつも相手のことだけを優先する必要はないのではないでしょうか。

3.コンパスに見えた人は「小さなルールを破ったとき」

図形がコンパスに見えた人が罪悪感を抱くシチュエーションは、「小さなルールを破ったとき」かもしれません。社会のマナーやゴミ出しのルールなどを破ってしまったときには、それが小さなことであっても、人一倍罪悪感が生まれてしまうのではないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、真面目で、正義感が強いタイプかもしれません。普段から、ルールを守れない人に憤りを覚えているのではないでしょうか。そのため、つい出来心でルールを破ってしまったときには、自分に嫌悪感を抱いてしまうのではないでしょうか。

ルールを破ったことに罪悪感を抱いてしまうあなたは、規則や決まりを重視するがあまり、柔軟な考えができなくなっているかもしれません。ルールを守ることはもちろん大切ですが、事の大きさによっては必要以上に自分を責めなくてもよいのではないでしょうか。

4.ヘビの頭に見えた人は「自分を後回しにしたとき」

図形がヘビの頭に見えた人が罪悪感を抱くシチュエーションは、「自分を後回しにしたとき」かもしれません。他人を優先して自分を大切にできなかったときには、なぜか罪悪感が生まれてしまうのではないでしょうか。

この選択肢を選んだ人は、献身的で、他人に尽くしがちなタイプかもしれません。ですが、相手を優先するがあまりいつも自分を後回しにするのも良くないことに気づき始めているのではないでしょうか。変わりたい気持ちが高まっているのかもしれません。

自分を後回しにすることに罪悪感を抱いてしまうあなたは、本当はもっと自分を大切にしたい気持ちがある人かもしれません。変わりたいと思ったときから、変化は始まっています。少しずつ、自分を大切にできる場面が増えるといいですね。

ライター：Koyuki
臨床心理士、公認心理師として、病院や学校で働いています。楽しく自分自身に目を向け、心が軽くなるような心理テストをお届けできればと思います！