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お盆初日に万博に行った客「マジで地獄」最悪の結末も…各パビリオンの対応に大絶賛の声「最高でした…!」

  • 2025.8.14
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

8月13日21時過ぎ、コスモスクエア駅と大阪港駅の間で電車線(サードレール)の不具合が発生し、大阪メトロ・中央線は全線で運転を見合わせました。その後、一部区間で折り返し運転を再開しましたが、全線での運転再開は翌14日午前5時25分でした。

それにより、多くの大阪・関西万博来場者が帰宅できなくなる事態に。そのようなトラブルが起きていた中で、運転が再開されるまで、会場内でどのようにして過ごしていたかが話題になっています。

SNSでは各パビリオンの柔軟な対応を称賛する内容のコメントが多数。また、一刻も早く来場者が帰宅できるよう願っていた人も多いようです。

はたして、世の中の人はこちらの件について、どのような反応を示しているのでしょうか?詳しくご紹介します。

帰宅困難者を心配する声が続出

13日夜に発生した大阪メトロ・中央線の一部区間での運転見合わせの影響で、多くの大阪・関西万博来場者が滞留する事態になりました。

全線で運転が再開したのは14日午前5時25分。SNSでは会場内で一夜を明かさざるを得ない状況になってしまった来場者の体調を心配し、一刻も早く帰宅できるよう願う内容のコメントが続出していました。

  • もうすぐ日が変わりますね…。みなさんが無事帰ることができているのか、とても心配です。
  • 来場者全員が、一刻も早く帰宅できることを願います。
  • 会場で一夜を明かしているみなさんの体調が心配です…。
  • 食事やトイレなどのフォローはしっかりできているのかな…?

実際、当時現場にいた方々からは「もう最悪です」「マジで地獄のよう」などのコメントが続出。なんとかして帰宅する方法を模索していた人もいらっしゃるようです。

  • 現場にいます。もう最悪です。
  • マジで地獄のようです。救急車のサイレンも鳴り響いています。
  • 子どものためにバスや電車を乗り継いでなんとか帰宅しました。大人だけなら滞在しただろうけどね。
  • 自販機も売り切れだし、臨時バスは予約できないし…。話になりません。
  • 暑くて耐えられないよ…。

各パビリオンの対応に称賛の声集まる

大阪メトロ・中央線の一部運転見合わせを受け、万博協会は帰宅困難者のために大阪ヘルスケアパビリオンや団体用の休憩所などを臨時で開放しました。また、一部のパビリオンは来場者を気遣い、水の提供や商品の販売、スマートフォンの充電などをさせてくれたそうです。

そのような柔軟な対応について、SNSでは称賛する内容のコメントが多数寄せられていました。

  • ポルトガル館のスタッフさんありがとう!
  • オランダ館で、何度も水やクッキーをサービスしてもらいました。本当に神対応…!
  • 韓国館のスタッフさん、中に入れてくれた上、水の提供や携帯の充電をさせてくれました。本当に助かりました…!
  • ミッフィーと撮影したい人々で行列ができていました。
  • チェコパビリオンが屋上を開放してくれて、みんなで朝日を撮影できました!スタッフさんの気遣いに助けられたなぁ。
  • ドイツ館のスタッフさんにハリボーをもらいました。

また、大阪・関西万博のライブカメラには、ラジオ体操や組体操などをする人々の様子が映されていたようです。そのためか、結果的にいい思い出になったと振り返っている方も少なくないようです。

  • 一時はどうなることかと思ったけれど、楽しい思い出になりました!
  • 結果的に、オールナイト万博はめちゃくちゃ最高でした…!
  • すごく貴重な体験になったなぁ。

運営に検証・改善を求める声も

一方で、大阪・関西万博の運営に対しては、同じようなトラブルが起きないよう検証・改善を望む内容のコメントが多数寄せられていました。

  • 今回の一件を教訓に、運営は検証・改善に取り組まないといけないね。
  • う〜ん、トラブルが多すぎるな。
  • 運営は今回のようなトラブルを想定して、対策を立てていなかったの?全く起きないトラブルではないと思うのだけれど。
  • 仕方ないで済ませてはいけないよね。

今回の一件から見えてきたもの

各国パビリオンのスタッフによる心温まる対応、来場者同士が助け合う姿、そして予想外の体験を前向きに捉える人々の姿勢は、万博本来の「人類の共生・共存」というテーマを体現するものでもあった、と感じた人もいるようです。

ですが同時に、運営面では事前の準備不足が露呈したという指摘もありました。交通インフラのトラブルは完全に避けることは困難ですが、大規模国際イベントを開催する以上、こうした事態に備えて、帰宅困難者への情報提供体制、代替交通手段の確保、会場内での緊急時対応など、事前にしっかりとした対策が整えられておくべき、といった声も少なくありません。

今回は各パビリオンの善意に支えられた部分が大きく、思い出として楽しんだ人もいる一方、運営側の対応には課題があると感じた人も。

困難な状況でも前向きに取り組む人々の力強さを示すエピソードでもありましたが、大規模イベントにおけるリスク管理の重要性を改めて認識させる出来事でもあったといえるでしょう。