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【嵐】相葉雅紀の冠番組 「相葉マナブ」 が、12年間・600回も続いたワケ

  • 2025.7.30

初の冠番組として2013年にスタート

相葉雅紀さん(2025年5月8日、時事通信フォト)
相葉雅紀さん(2025年5月8日、時事通信フォト)

嵐・相葉雅紀さんの冠番組「相葉マナブ」(テレビ朝日系、毎週日曜18時)が、7月20日の放送で記念すべき放送600回を迎えました。同番組は、相葉さんが各地に出向いて日本についてさまざまなことを学んでいくことをテーマとして、2013(平成25)年4月にスタート。放送開始から12年を迎え、「YOUは何しに日本へ?」(テレビ東京系)や「有吉ゼミ」(日本テレビ系)と同時期に始まった長寿番組として親しまれています。

相葉さん自身の人気が高いとはいえ、なぜ「相葉マナブ」はここまで長く放送を続けられるのか? あらためて番組の魅力に迫ってみたいと思います。まず、「相葉マナブ」ですが、相葉さんにとって初の冠番組としてスタートしました。「ニッポンを元気に!!」を合言葉に、相葉さんが各地にあるおいしい料理や食材を数多く紹介。全国にいる生産者や料理人たちと交流を深め、合言葉通りに日本の良いところを存分に見せてきました。

そんな同番組一番の魅力は、何と言っても相葉さんの人柄です。毎回、野菜などを収穫する際に生産者が登場しますが、相葉さんはいつでも楽しそうにトークを展開。採れたての食材を使用した料理の試食でもおいしそうに食べ、率先して場を盛り上げます。

相葉さんが自然体でロケに挑んでいることで、生産者もリラックスしている様子が画面越しにも伝わり、視聴者はほのぼのとした光景を楽しむことができます。日曜の夕方に見るには最適な番組と言え、長く視聴者に愛されているのだと推測できます。

ちなみに、過去に番組プロデューサーがインタビューで明かしていますが、相葉さんは新しく入ってきたスタッフにも積極的に声を掛け、緊張をほぐしているそうです。そういった温かい雰囲気が映像にも反映され、長寿番組になっているのではないでしょうか。

また、共演するタレントと相性がいいのも魅力の一つです。

現在はサポートメンバーとして、お笑いコンビ・ハライチの澤部佑さんとバイきんぐの小峠英二さんがメインで出演。この二人が相葉さんの良さを何倍にも引き上げています。

天然キャラで知られる相葉さんは奇想天外なコメントや行動をするときがあるのですが、ツッコミの名手である澤部さんと小峠さんが笑いに変えて絶妙にフォロー。過去には他の芸人やタレントがサポートしたこともありますが、澤部さんと小峠さんがメインとなってからは、より番組の良さが引き上げられていると考えます。

この二人が相葉さんをサポートしながら軽快にテンポ良く番組を進行するのも、「相葉マナブ」の魅力だと言えます。

さらに、出演者だけでなく、名物企画が面白いのもポイントです。これまで番組では、生産者と交流する「マナブ!旬の産地ごはん」をはじめ、おいしい釜飯を作る「釜-1グランプリNEO」、名店のシェフが生姜(しょうが)焼きレシピを公開する「教えて!美味しいしょうが焼き!」などを放送。自然薯(じねんじょ)を掘り、手作りしょう油を作るなど、子どもが見ていろいろと学べる企画もたくさん用意されています。

食にスポットを当てた番組は数多く放送されていますが、「相葉マナブ」は常に新しいことに挑戦し、幅広い世代の視聴者が見て楽しめる内容となっているのが魅力です。

さて、ここまで駆け足で「相葉マナブ」の魅力を解説しましたが、番組は今後も末永く放送が続くのではないかと考えます。理由としては、番組の軸となる部分が長くブレておらず、相葉さんの前向きで明るいキャラクターが万人受けしているからです。また、番組内では長く進行している企画もあり、毎週見たいと思わせる丁寧な作りをスタッフが行っているのもすばらしいと言えます。

独特な“ゆるさ”があり、多くの視聴者を心地よく楽しませている「相葉マナブ」。今後も放送を重ねて、是非とも大台となる1000回を迎えるまで頑張ってほしいところです。

(ゆるま小林)

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