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【シェフ三國の自信作】塩は3度に分けて加えるべし!甘みと旨味が圧倒的な「究極のコーンスープ」作ろう

  • 2025.7.29

夏に甘みを増すとうもろこし。焼いても、茹でてもおいしいですが、今回はその旨味を存分に引き出す「コーンポタージュ」に挑戦します。参考にしたのは、YouTubeチャンネル『オテル・ドゥ・ミクニ』で紹介していた「究極のコーンポタージュ」。メインの材料はとうもろこしと牛乳だけ。コンソメやブイヨンを使わずに、素材の力だけで仕上げるレシピなのだとか。本当に“究極“なのか、実際に作って味を確かめてみました。


あの三國シェフのワザが自宅で見られる!YouTube『オテル・ドゥ・ミクニ』

YouTubeチャンネル『オテル・ドゥ・ミクニ』は、フレンチの巨匠・三國清三シェフが、家庭でも作れる本格フランス料理を紹介する人気チャンネル。「あの三國シェフが料理している姿を間近で見られるなんて…」という声もあり、惜しみなく自身の技術やコツを丁寧に解説しています。

今回紹介する「究極のコーンポタージュ」も、とうもろこしと牛乳だけでおいしく作るためのコツがたくさん!
一度覚えておくと一生使えそうです。
さっそく作っていきましょう!

「究極のコーンポタージュ」の材料と作り方



【材料】2人分 ※画像は倍量です
とうもろこし…1本
牛乳…200ml
塩…適量
こしょう…適量

今回は、材料を倍量用意して4人分作っていきます。

【作り方】
1. とうもろこしは皮を剥き、包丁で実をそぎ落とします。

普段、残った芯は捨てるところですが、三國シェフはこの芯を使ってコーンポタージュのだしを取るそう。

鍋に入るよう、芯を輪切りにしていきます。



とうもろこしの芯はかなり固いので、けがをしないよう注意してくださいね。
途中まで刃を入れたら、あとは手で割るようにすると簡単に分けられますよ!

2. 鍋に、輪切りにしたとうもろこしの芯と牛乳を入れて、弱火にかけます。



とうもろこし風味を牛乳にうつすよう、5分間ほどこのまま煮てください。

このあと、1回目の塩、こしょう少々を入れていきます。

三國シェフといえば、「塩を3回に分けて入れる調理法」が有名。
塩を3回に分けて少しずつ加えることで、味の調整をしやすくし、素材の旨味を最大限に引き出すことができるので、今回のようなシンプルな材料で作るレシピにもってこいです。

3. 沸いたら芯を取り除き、とうもろこしの実を入れて再び中火にかけます。

2回目の塩、こしょう少々を入れ、沸いたら火を止めます。
粗熱が取れたら、ミキサーにかけて全体をなめらかに仕上げていきましょう。



4. 使うミキサーによるかもしれませんが、今回はやや粒が残った仕上がりに。
特に濾す必要はなく、ミキサーの撹拌具合もお好みでいいそうです。



再度弱火にかけたら、3回目の塩、こしょうをして完成です!


コンソメやブイヨンがなくてもおいしすぎ!これぞ「究極のコーンポタージュ」

完成した「究極のコーンポタージュ」がこちら。
さっそくいただきます!



「本当にとうもろこしと牛乳だけ?」と驚くほど、しっかりとした旨味を感じる一品でした。
味つけは塩とこしょうだけなのに、まったく物足りなさはなく、とうもろこしの甘みや香ばしさがダイレクトに伝わってきます。

これまでコンソメを入れて作っていたコーンポタージュとはまったく別物で、「素材だけでこんなに味が出るのか」と驚かされました。



少しだけ残ったつぶつぶの食感も良いアクセントになって、最後まで飽きずに楽しめます。

今回は4人分を作りましたが、あっという間に完食!「もうないの?」と家族に催促されたほどです。

とうもろこしの芯からもしっかりと出汁をとっているため、素材の持つ味わいが存分に引き出されています。
「究極のコーンポタージュ」という名前のとおり、ひと口ごとにとうもろこし本来のおいしさを実感できるレシピでした。

旬のとうもろこしが手に入ったら、ぜひ試してみてほしい一品です。

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