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吉田朱里×岡田知子が解説!ツールベスコス座談会【メイクブラシ部門】

  • 2025.7.27

美容クリエイター

吉田朱里さん

ヘア&メイクアップアーティスト

岡田知子さん

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メイクブラシを検証!

【ツールベスコス】アイシャドウブラシ部門 第1位

濃い色もムラづきせず、ぼかせば自然なグラデが完成

M・A・C #217S ブレンディング ブラシ
M・A・C #217S ブレンディング ブラシ

¥4400

2位に大差をつけて1位に輝いたM・A・Cはヘアメイク支持率がNo.1。濃い色は肌に溶け込ませ、淡い色には存在感を宿らせる、魔法の発色を叶えるブラシ。

サイズ:長さ16.5cm(毛丈長さ約1.5cm)
素材:合成繊維毛

【ツールベスコス】涙袋ブラシ部門 第1位

尖った毛先で涙袋の繊細な部分も正確に

アンシブラシ ebony 40
アンシブラシ ebony 40

¥1200

天然の山羊毛を使用した肌あたりのいい毛質で1200円という衝撃プライス。目尻の三角ゾーンに色をのせれば「簡単に“韓国風アーモンドアイ”に」と人気。

サイズ:長さ17cm(毛丈長さ約0.8cm)
素材:山羊毛

【ツールベスコス】チークブラシ部門 第1位

たっぷり含んだ粉を少量ずつ塗布できるから、色ムラ知らず

SUQQU フェイス カラー ブラシ
SUQQU フェイス カラー ブラシ

¥16500

「ヘアメイクはみんな好きなのでは?」と岡田さん。プロに溺愛されるポイントは毛質のよさとリキッドやクリームにも対応するオールマイティな使い勝手。

サイズ:長さ15.5cm(毛丈長さ約3.6cm)
素材:人工毛

「アイシャドウもチークもブラシの質と塗り方で見え方が変わる」(岡田知子さん)

「世界的に人気を博している韓国のブラシがもっと流行りそう」(吉田朱里さん)

吉田朱里さん

アイシャドウは、付属のブラシでも十分メイクが完成するから、わざわざ別にツールを買うのは通のこだわりだと思われがち。だけど、メイクが苦手な人とかビギナーほど使ったほうがいいと思いません?


岡田知子さん

まさに! アイメイクってバランスがすごく大事。けれど、付属のブラシだと柄が短くて確認したい色をのせた部分が見えにくく、失敗しがち。


吉田朱里さん

1位のM・A・Cみたいな、一本あればアイメイクが完成する、使い勝手のいいブラシは持っていると『メイク上手』って言われるようになったり、メイク人生が変わりそう


岡田知子さん

アイシャドウでグラデをつくった仕上げにサッとブレンディングするだけでも印象が変わる!


吉田朱里さん

涙袋ブラシは、メイク好きの細部にこだわる気持ちに応えてくれるアイテムが揃うアンシブラシが1位に。


岡田知子さん

高品質の毛を使っているのに手頃なので人気が出るのもわかる


吉田朱里さん

あらゆるブラシがあって、メイク通にもファンが多い印象が!


岡田知子さん

チークブラシは絶対コレだと思った。もし、どれを買うか迷っているなら、コレを買えば間違いないとおすすめしたくなるくらいの実力


吉田朱里さん

私も愛用している。コンパクトだけど、毛質がよくて粉含みがいいからフェイスパウダー用にも。メイク直し用として携帯しています!


岡田知子さん

筆先を使えばハイライトにも。


岡田知子さん「毛質のいいブラシって触っているだけで幸せな気持ちに」

アイシャドウブラシを検証

アイシャドウブラシ/M・A・C #217S ブレンディング ブラシ

検証方法
ブラシを立てて筆先でアイシャドウを塗ったときと、ブレンディングでぼかしたとき、2種類の塗り方を腕の肌で検証した。

【ブラシの先端を使った場合】始点から終点の均一感は1位(上)が圧勝!

【ブラシの先端を使った場合】始点から終点の均一感は1位(上)が圧勝!
100均のブラシは毛の密度が低いため、置いたときに粉が多く付着。そのため、始点が濃くなる傾向に。

【ぼかした場合】ひと塗りめを広げたグラデは歴然の差が

【ぼかした場合】ひと塗りめを広げたグラデは歴然の差が
100均のブラシはブレンディングするほど、「ぼかす」というより、「濁る」という表現がぴったりな結果に。

岡田さんがレクチャー

【check!】最上級使いこなしテク

アイホール全体に入れるシャドウ→寝かせる

アイホール全体に入れるシャドウなど、肌になじませるような発色は筆を寝かせてオン。

ハイライト用にも。存在感を出すなら→立てる

ハイライト用にも。存在感を出すならブラシの先端で、ふんわりなら寝かせて塗る。

ノーズシャドウ→寝かせる

ノーズシャドウなど溶け込ませる薄い影色はブラシを寝かせるように塗ると100%成功。

涙袋ブラシを検証

涙袋ブラシ/アンシブラシ ebony 40

検証方法
ブラシを立てて筆先で涙袋ライン風の線を。肌になじませるハイライト部分を想定した2種類の塗り方を腕の肌で検証した。

【ブラシの先端を使った場合】濃いくっきりラインを求めるなら100均(下)!?

【ブラシの先端を使った場合】濃いくっきりラインを求めるなら100均(下)!?
1位(上)はライン状に引くと外側は淡くなり、中央は濃くオートで陰影がつくため、肌なじみバツグン。

【ぼかした場合】1位(上)は肌にとけこむような発色を実現

【ぼかした場合】1位(上)は肌にとけこむような発色を実現
100均(下)は、パキッとハイライトが際立つ往年のギャル風涙袋になる予感。自然に仕上げるなら1位(上)が◎。

岡田さんがレクチャー

【check!】最上級使いこなしテク

涙袋のアウトライン→立てる、内側のハイライト→寝かせる

涙袋のアウトラインは、色をしっかり出す必要があるため、塗るときはブラシを立てて先端で描く。内側のハイライトは淡くのせたいのでブラシを寝かせて側面で塗布を。

チークブラシを検証

チークブラシ/SUQQU フェイス カラー ブラシ

検証方法
筆でチークを同じ回数なでた後、黒い画用紙に塗布して含んだ粉のリリース具合を検証。肌では同じチークの色の見え方をチェック。

100均は粉を大放出

【粉含みは?】1位(左)は含んだ粉を少量ずつリリース

【粉含みは?】1位(左)は含んだ粉を少量ずつリリース
粉含みに差はないものの100均(右)は粉が一度にバサッと放出される。外側に粉が集中して付着し、ムラに。

色ムラが一目瞭然

【色づきは?】“ムラ予防”にはブラシの質が重要

【色づきは?】“ムラ予防”にはブラシの質が重要
1位(左)は何度塗っても淡いカラーの膜が層になり、奥行き感が。雑に塗っても色ムラにならないのがスゴイ。

岡田さんがレクチャー

【check!】最上級使いこなしテク

片面2/3にチークを取り、頰の一番高い部分から矢印の方向に塗布

片面2/3にチークを取り、頰の一番高い部分から矢印の方向に塗布。何もついていない面で頰を払い、色のエッジをならす。

1回の量はこのぐらい

1回の量の目安「片面だけ!」

撮影/岡本俊 ヘアメイク/岡田知子(TRON) スタイリング/滝沢真奈 モデル/吉田朱里 取材・文/金子優子 構成/渡辺瑛美子

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