毛穴、くすみなど“老化”はスキンケアで立ち向かう。40代必見！【神崎恵さん】上半期ベストコスメ5選

年齢を重ねるごとに増していく、奥行きと美しさの説得力。その豊かな知識を惜しみなく私たちに届けてくれる神崎恵さんが、心から惚れ込んだスキンケアアイテムを、オトナミューズ読者のために厳選。肌への確かな効果はもちろん、使った瞬間に心がときめき、感動がこみ上げるような“コスメ愛”に満ちた彼女ならではの特別なセレクト5品に注目を。

––「肌の未来を託せるスキンケア、主張せずとも透明感やきらめきを宿してくれる洗練のカラー。私たちはつい、加齢という言葉で諦めてしまいそうになるけれど、心地よく立ち向かえる、そんな期待を持たせてくれるアイテムに今季もたくさんワクワクさせられました」

ブラウス¥60,500（リヴィアナ コンティ／イザ）、ピアス¥48,400（エンド カスタム ジュエラーズ × ハイク／ボウルズ）

パーツごとにアイテムを使い分けるほど、美への細やかなこだわりを持つ彼女が何度も試し、たどり着いた、珠玉のセレクションを紹介します。

透明感とハリ、その２つが両立してこそ美しさが完成することを実感

1.POLA

ホワイトショット セラムUV

SPF50+/PA++++［医薬部外品］ 45g ¥7,150（ポーラ）

“ホワイトショット”という美白美容液の名品にUV効果をプラスしたような、まるで日中も美白マスクを纏っているような、頼もしい日焼け止めです。柔らかく肌の上に滑らかに広がる使用感は、美容液そのもの。メイクの邪魔を一切せず、素肌そのものが綺麗になったようなツヤと輝きを宿して高揚感までくれる、そんな仕上がりが素晴らしい。

2.POLA

リンクルショット メディカル セラム デュオ

［医薬部外品］A剤1.5mL×2、B剤13.5mL×2 ¥19,800（ポーラ）

年齢を重ねるごとに刻まれていく深いシワだけでなく、そのまわりに潜む、これから深くなるであろう細かなシワたち。実はそれらが肌に影を落とし、滑らかさやツヤを曇らせてしまうことにずっともどかしさを感じていました。そんな悩みに応えてくれた待望の美容液は、繊細な目元までも優しくケアできる処方。大人世代の心強い味方だと日々実感。

3.DECORTÉ

AQ 毛穴美容液オイル

40mL ¥11,000（コスメデコルテ）

今季のキーワードだった毛穴ケア。多くのブランドが独自のアプローチを打ち出すなか、量子コンピューター技術で1,000億通り以上の処方から、角栓を溶かす最適解を導き出したこのオイルは革新的で新鮮な驚きをくれました。先進技術の結晶でありながら、AQらしい心をも満たす情緒的な使い心地も、“新時代の毛穴ケア”を感じられた1本。

4.SHISEIDO

アルティミューン パワライジング セラム

50mL ¥15,180（SHISEIDO）

皆が夢見ていた、“老化”という大きな壁に化粧品で本気で立ち向かえる……そんな、美容の歴史を塗り替えるようなアイテム。睡眠不足などでゆらぎがちな肌のリズムを整え、しっかり高めてくれるような安心感があります。気づけば、洗顔・化粧水、そして“アルティミューン”。私にとって、スキンケアに欠かせない基本ステップのひとつになりました。

5.HAKU

メラノフォーカス Ⅳ

［医薬部外品］45g ¥11,000（資生堂）

3人の息子たちと太陽の下で遊んできた私の肌を守り続けてくれたHAKUが、ついに10代目のリニューアル。もうそれだけで期待しかありませんでしたが、その期待をはるかに超える、スピード感ある肌効果に感動しました。肌にしっかりと留まり、じんわ〜りと浸透して頑固なシミにアプローチするのを想像できるテクスチャーも、大好きです。

model:MEGUMI KANZAKI photograph:YASUTOMO SAMPEI(model), ASA SATO(still)
styling :AYA KUROSAKI[Linx] hair:YUKA KUDO[un ami] make-up:CONOMI KITAHARA[KiKi inc.]
edit:HIROKA AMANO

otona MUSE 2025年8月号より