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江原啓之「“学歴さえあれば良い”なんて古臭い」「“学歴”だけにこだわるのは時代錯誤」

  • 2025.7.24

スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。

今回の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。

江原啓之

<リスナーからの相談>

私は高校を中退しています。その後、通信制の高校を卒業しましたが、専門学校も中退しています。低学歴がコンプレックスで“中退している”という事実が苦しいです。いつかは専門学校や大学を卒業したいという欲だけはあります。自分の欲深さが嫌になります。けれど、苦しいです。

<江原からの回答>

こんなのシンプルで、簡単です。大学や専門学校に行きたければ行けば良いし、行きたくなければ行かなくて良い。それだけのことです。

ただ、せっかくだから申し上げますが、ここの奥に潜む問題点があるのだと思います。誰もがコンプレックスを持つことはあるかと思いますけれど、そのときに必ず思い出してほしいことがあります。それは「自分を差別する人は、他人(ひと)を差別する」ということ。逆に言えば、「他人(ひと)を差別する人は、自分を差別する」。

相談者さんは、自分自身が低学歴の人を差別しているんですよ。だから、自分で自分のことを差別するの。“学歴”だけにこだわるのも時代錯誤。(学校に通う目的は)自分がやりたいこと、やりたい仕事があって、そのために必要な技術を得るために勉強をしたかどうか……ということでしょう。「学歴さえあれば良い」なんて、ちょっと古臭いですよ。

学歴コンプレックス以外にも、いろいろありますよね。例えば「ウチって小さい家だからコンプレックスなの」なんて言っている人がいたとしたら、その人はそういうお家に住んでいる人を差別しているんですよ。そういう色眼鏡で見てしまうなんて、嫌な話でしょう? だから自分で、そういった差別を止めれば良いんですよ。

私も人間ですから、ときどきチラッとそうした考えを持ってしまうことがあります。そのときに「わぁ、嫌だ! 自分ってそんな差別をしているの?」と考え直すんです。そうやって考え直すことができたら、あとは優しくなれば良いだけ。他人のいろいろな考えや気持ちを受け入れれば良いんです。人には人の事情がありますし、それが心地良いと思ってあえてその状態を選んでいる人もいます。

だから「今の自分はこれで良い」と受け入れる。それで全く問題がありません。

奥迫協子、江原啓之

●江原啓之 今夜の格言

「他人(ひと)を差別する者は、自分を差別します」

<番組概要>

番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り

放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55

出演者:江原啓之、奥迫協子

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