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今どきアリ!?古すぎ価値観の職場の特徴ランキング!3位:男女不平等、2位:紙至上主義…1位は?頑張ってる人が割を食う(涙)

  • 2025.7.24

今どきアリ?職場に残る古い価値観

職場で古いと感じる価値観は?
職場で古いと感じる価値観は?

職場で「その考え方、今どきアリ?」と感じたことがありますか。時代錯誤な習慣や考え方が残っている会社で無駄やストレスが発生し、働きにくく感じる人もいるようです。ライズ・スクウェアが運営する「特定技能外国人の採用サポート」が、「職場で古いと感じる価値観」についてアンケート調査を実施し、その結果をランキングで発表しました。調査は2025年6月21日~24日の期間、仕事をしている男女500人(女性323人/男性177人)を対象にインターネット上で行われました。

まず、職場で「その価値観は古い」と思うことがあるかを聞いたところ、「よくある(40.6%)」「たまにある(52.6%)」が合わせて93.2%にのぼりました。「全くない」は2.4%でかなり少ないことがわかります。

では実際に「職場でどのような価値観を古いと感じるか」を聞きました。

1位は「長時間労働が評価される(11.2%)」でした。・「残業している人ほど頑張っている」という雰囲気があり、定時で帰ることに少し気まずさを感じることです(30代 男性)・仕事の効率が悪いだけなのに、残業をしている人が頑張っていると思われる(40代 女性)などの声が。

現代では成果や効率を重視する人も多く、同じ仕事量をより短時間で完了できる人が評価されるべきという価値観が一般的になりつつあります。そのため、労働時間の長さで評価されると古いと感じる人も。工夫や努力の結果、効率良く仕事を終えられるようになったのに、「工夫せず効率が悪いために残業している人」よりも評価が低くなってしまうので、理不尽に感じるのは当然。

効率的に働こうとする社員ほど評価のうえで損をするため、「より効率的に働こう」「成果を出そう」というモチベーションが低下する可能性もあります。

次いで2位は「紙資料を重視する(9.2%)」でした。・重要な通達は必ず紙面で配布されていること(30代 男性)・「コピーをして保管」「スキャンしたのに紙を保管」など、保管用に紙資料を作成。パソコンで共有できるのに、メモをよこせという上司がいる(50代以上 女性)などの声が。

災害やシステム障害の発生時など、「資料を紙で残しておいて良かった」と感じる場面も、あるにはあります。ただ最近では「デジタル化やクラウド共有できる資料は、極力紙資料を使わない」という考えが一般的。紙資料がメインだと、「情報の検索・共有のスピードが落ちる」「手書きでミスが発生する」「保管に場所を取る」などの無駄が発生するからです。実際に「連絡事項が紙での張り出しなので、掲示板を物理的に見に行く必要があって手間」という声もありました。

3位は「男女で仕事の内容が違う(8.6%)」がランクイン。現代の価値観では、性別に関係なく能力や適性で仕事を任せることが当然とされています。

・来客へのお茶出しは女性の仕事。飲み会で偉い人の隣に若い女性社員を座らせる(20代 女性)・女性だけ掃除があって、男性は掃除なし(40代 女性)・女性蔑視。女性が何年経っても役職につかない(50代以上 男性)などの声が。

古い価値観が残る職場では、女性が「お茶出し」「掃除」など本質的でない雑用を押し付けられたり、管理職への昇進が阻まれたりすることも。「食事会で若い女性が役職者の隣に座る」「取引先との打ち合わせに、若い女性社員が連れていかれる」など、セクハラと捉えられかねないケースも散見されました。

女性が昇進しにくいという環境も含め、女性のモチベーションを下げてしまう環境だと言えます。

(LASISA編集部)

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